「リーガルビート」鈴鹿央士、吃音がある新米弁護士役に挑んで「毎日役作りをしている感覚」2026/07/24 12:00

テレ東系で、鈴鹿央士さんが主演を務めるドラマ9「リーガルビート ―逆転の法廷―」(金曜午後9:00、初回は15分拡大)が7月24日にスタート。吃音がある新米弁護士・泰地空(鈴鹿)が、得意のラップを武器に、法律事務所の面々と一丸となって依頼人の“心の声”を引き出し、難案件をスカッと解決していく。完全オリジナル脚本の痛快逆転リーガルドラマだ。
吃音がある弁護士で、ラップが趣味の泰地という難しい役どころに向き合う鈴鹿さん。彼に感じる魅力や監修スタッフと共に挑む役作りの裏側、稲垣吾郎さん、小雪さんら共演キャスト陣との撮影秘話を聞いた。第1話の見どころや鈴鹿さんの“パワーの源”の話題なども。
――まず、ゴールデン帯単独初主演おめでとうございます。今回演じる泰地というキャラクター設定を知った時、どのようなイメージを持ちましたか?
「ありがとうございます。泰地は吃音があるけれど弁護士を目指してやってきて。純粋に“どういう人物なのだろう”と興味が湧いたのと同時に、その真っすぐさ、情熱に心を動かされました。ただ、泰地を演じるとなると、ラップはやったことがないし、どうしようかなと……」
――確かに、鈴鹿さんにラップのイメージがなかったので新鮮です。ラップもそうですが、言葉を大切に描いている作品という印象を受けました。
「そうですね。今の時代、人の口から発される声、インターネット上の文字など、良くも悪くも言葉の力を感じる瞬間がありますが、そこにフォーカスしていて面白い作品だなと。今、撮影を進めていく中で、皆さんに楽しんでもらえるドラマにできていると、おそらく現場にいる全員が自信を持っています」

――撮影を経て、鈴鹿さんはどのような部分に本作ならではの魅力を感じていますか?
「泰地が奮闘する姿もそうですが、毎話いろいろなドラマが詰め込まれていて……。泰地は依頼人に寄り添い、彼らが飲み込んでしまった言葉や上げられない声を引き出すことができる。世の中には、声の大きさ故にそれが“真実”に見えてしまう事象もありますが、泰地はきちんと真実をすくい上げることができるんです。泰地が依頼人と最後まで向き合う姿は、ドラマの見どころの一つだと思っています」
――第1話から、泰地は実際に現代で起こっている問題と向き合っていきます。
「そうですね。第1話では、ビジネスケアラーや不当解雇など、今この社会で問題になっていること、これから先、僕らが準備して向き合わなくてはいけないことが描かれます。ただ、決して押し付けたりせず、一つの形として“こういう寄り添い方もあるよね”と思っていただける作品で。全話を通して優しい物語になっていますし、金曜の夜9時に、皆さんに肩の力を抜いて見ていただけると思います」

――泰地の役作りにおいては、どのようなことに取り組まれていますか?
「吃音、ラップ監修の方々と日々ご相談をさせていただいています。吃音であれば、症状がどのくらい出るかは緊張具合などで変わってきますし、監修の方も“人それぞれ違う”とおっしゃっていて。なので、決して自分のイメージだけで演じることはせず、監修の方々から都度アドバイスをいただきながらやっています。クランクイン前には吃音当事者の集まりに参加し、皆さんにお話をお聞きするなど、今も毎日役作りをしている感覚です」
――それでは、ラップの手応えはいかがでしょうか。
「ラップも難し過ぎて……まだ感覚をつかめていない気がしています。でも泰地の場合、思ったことをそのまま話すよりも、音楽に乗せてラップで届けると、より相手に伝えられる感覚があるんです。なので、最初の頃は恥ずかしさもあったのですが、今は堂々とラップができるようになりました。日々、スチャダラパーさんやMOROHAさん、監修のマチーデフさんに薦めていただいたKID FRESINOさんなどを聞いて、参考にしています」

――泰地が働く雪村法律事務所の面々には、勝率100%の偏屈弁護士・星秀幸役の稲垣さん、法廷に立たない謎多き所長・雪村明日実役の小雪さんと、大先輩が顔をそろえています。撮影の雰囲気はいかがですか?
「初めて法律事務所で3人集まるシーンを撮った時に、稲垣さんと小雪さんが『18年ぶりだね。その時も弁護士で、夫婦役だったよね』とお話をされていたんです。そこから、『よーい、スタート!』で撮影が始まった時のテンポ感がすごすぎて……。お互い探り探りではない、長年の付き合いを感じるテンポ感で、いい意味で圧倒されました。3人のシーンは真面目な場面が多いですが、ユーモアを加えられるところは足していて、そこも楽しんでいただきたいです」
――和やかな雰囲気であることがうかがえますが、鈴鹿さんはお二人とどのようなことをお話しされているのでしょうか。
「稲垣さんのお家の猫ちゃんや小雪さんのお子さんのお話をはじめ、撮影している場所の近くにおいしいご飯屋さんはあるのか……などのお話をしています(笑)。お二人ともすごくラフにお話ししてくださるんです」
――劇中の泰地と星はバディ関係になりますが、実際にご本人とも仲を深めていらっしゃるのですね。
「稲垣さんはよく僕の衣装をイジってくださいます(笑)。黄色いシャツをスーツの下に着ていたことがあったのですが、スーツ用ではなかったので、すそが少し長くて……。ちょっと動くとペロっと出てきてしまって、それを稲垣さんがずっと『出ているよ』と教えてくださったり。昨日はトロピカルな衣装で撮影していたのですが、それも『遊びに来たの? 私服ですか?』とイジってくださいました(笑)。衣装のリュックを選ぶ時にも、稲垣さんがずっと付き合ってくださって。いい関係性を築かせていただいています」

――そんなお二人や豪華なキャストの方々に囲まれて、主演という立場を務めるプレッシャーや心情の変化はありますか?
「プレッシャーは毎作品ありますし、どういう立場であっても“いい作品にしたい”という思いで臨んでいるので、特に変わらないかもしれません。しかも僕、あまり座長っぽさがなくて、“付いて来い!”みたいなタイプでもないので……(笑)。稲垣さんや小雪さんがいる時はお二人が引っ張ってくださって、すごくやりやすいですし、このまま皆さんが気持ち良くお芝居できる現場が続けばいいなと思っています」
――力強いキャスト陣の方々が脇を固めていらっしゃいますもんね。
「本当に、この作品はキャストの方々がすごく豪華で、ゲストもいろいろな方が来てくださって……。台本を開くたびに“この方のお名前があるのすごいな、ありがたいな”と思うんです。それこそ稲垣さんや小雪さんをはじめ、いろいろな現場を経験されてきた方々なので、皆さんの姿を見ながら、吸収できるところはどんどん学んでいきたいです」
――今後、物語が進むにつれて、泰地の成長をどのように表現していきたいですか?
「第1話での泰地は、熱を持って真っすぐ弁護士として活躍したい、誰かの声を拾いたいという思いでやっていますが、初めて依頼人の方と会い、法廷に立つ中で、どうしても自分の思い描いている通りにはいかなくて。でも、星さんや雪村さん、友達や周りの人に支えられて、人の人生を背負う責任感も徐々に増していく。新たな現場を経験して気付くことはたくさんあるはずで、お芝居も足し算しながらやっていきたいです」
――泰地ならではの新たな弁護士像が描けそうですね。
「泰地だからこそ寄り添えるといいますか、全く同じ境遇ではなくても、共感できる部分が多いんじゃないかなと。第1話でいうと、自分は働きたいけれど、介護のために希望の会社で働けない鈴原さん(相武紗季)という女性が登場するのですが、泰地も吃音で就活を失敗しているからこそ、自分のやりたい仕事ができないつらさが分かる。1人の人間としても、弁護士としても、立派に成長したいです」

――鈴原と向き合うシーンは、台本を読んでいるだけでも心が締め付けられました。
「僕も鈴原さんと話しているシーンは、心が細かく繊細に揺れて、“こういう感情ってあるんだな”と思いました。話を聞いてつらいとか、解決してうれしいとか、そういうことだけじゃなくて……。依頼人に寄り添い、その人のことを考え、その人の人生のために動く責任の大きさを体感して、素晴らしいお仕事だなという、尊さのような感情も感じました」
――最後に、泰地にとってのパワーの一つがラップであるように、鈴鹿さんにとってのパワーの源を一つ教えてください。
「お風呂につかることです。健康にもいいですし、26歳になって、やっとバスボムの魅力に気付きまして!(笑)。イベントの時に、ファンの方がバスボムをくださったのがきっかけです。特に、中に何か入っているバスボムが好きで……何が出るかなとワクワクしませんか? “今日はバスボムにしよう”と思う日にご褒美的に使っていて、最近は『クレヨンしんちゃん』のバスボムで癒やされました!」

【プロフィール】
鈴鹿央士(すずか おうじ)
2000年1月11日生まれ。岡山県出身。O型。近年の出演作はドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系/24年)、「リボーン 〜最後のヒーロー〜」(テレビ朝日系/26年)など。主演ドラマ「喧嘩独学」が、Netflixで現在配信中。主演映画「藁にもすがる獣たち」が、9月25日に全国公開。
【番組情報】
ドラマ9「リーガルビート ―逆転の法廷―」
テレ東系
7月24日スタート
金曜 午後9:00~9:54 ※初回は15分拡大
【プレゼント】

鈴鹿央士さんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!
TVガイドWeb公式X(@TVGweb)をフォローし、下記投稿をリポスト。
https://x.com/TVGweb/status/2080495765223526498?s=20
【締め切り】2026年8月21日(金)正午
【注意事項】
※ご当選者様の住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
※当選で獲得された権利・賞品を第三者へ譲渡、または換金することはできません。
※賞品をオークションに出品する等の転売行為は禁止致します。また転売を目的としたご応募もご遠慮ください。これらの行為(転売を試みる行為を含みます)が発覚した場合、当選を取り消させていただくことがございます。賞品の転売により何らかのトラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いませんので、予めご了承ください。
※抽選、抽選結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので予めご了承ください。
取材・文/片岡聡恵
キーワード
関連リンク
この記事をシェアする














