「脳ベルSHOW」10周年で初の公開収録! MC岡田圭右&相方・ますだおかだ増田が大暴れ!?2025/10/03 18:00

脳活性化クイズバラエティー「クイズ!脳ベルSHOW」(BSフジ)が放送10周年記念のSP企画として初の公開収録を実施。さらにMC・岡田圭右の相方・増田がパネラーとして初登場した。その10周年SPの公開収録後、岡田&増田と川野良子アナウンサーを直撃! 10周年を迎えた番組への熱い思いを語ってもらった。

──10周年おめでとうございます。番組がここまで続いた秘訣(ひけつ)は何だと思われますか?
岡田 「長寿番組なんて、やろうと思ってもなかなかできないですからねぇ。たまたま続いているような感じですけど…ただこの番組は、毎回バラエティーに富んだゲストの方々に来ていただくことが肝ですから。そんなゲストの皆さんに助けられながら続けてこられたんだと思います」
川野 「そうですね。これまでいろんな方々に来ていただきましたが、毎回必ず岡田さんが面白く“料理”してくださいますよね。そこもきっと根強いファンの方に支えられている一因なのかなという気がします」
岡田 「ありがとうございます。この番組って、クイズを通してゲストの方のパーソナルな部分をいかに引き出すかが大事なんですよ。昔は俳優さんがバラエティーで素の部分を出す機会はなかなかなかった。でもこの番組では『あの人、実はこんなに面白い、おちゃめな部分があるんだ』と役者さんの素の部分を見られて、ファンの方が喜ぶという。これが『脳ベルSHOW』の一番良いところだと思います」

──今回初の公開収録でしたが、いかがでしたか?
岡田 「本当に優しく、温かいお客さんで良かったですね。(公開収録を)やる前は、この番組の裏側はあんまり見せてはいけないと思っていたんですよ(笑)。恐ろしいくらいシンキングタイムが長かったり、スタジオが静まり返ったり、ゲストの方がウトウトしていたり…そういう部分を見られたらヤバイと思っていて。でもそんな心配もなく、お客さんに助けられて、テンポよく楽しく収録できました。またやりたいなと思いましたね」
──この10周年のタイミングで、岡田さんの相方・増田さんが初出演。増田さんは岡田さんのMCっぷりをご覧になっていかがでしたか?
増田 「いや、ほんまは僕も客席側に行きたかったんですけど…」
岡田 「なんでやねん!?」
増田 「後ろからじっくり見させていただきたかったんですよ。あんまりね、僕がパネラーとして出るのもどうかなと思っていたんですけれども…」
岡田 「…いや、そやから、俺のMCっぷりはどうやったんや!?」
増田 「そうそう、大学の頃の学園祭を思い出しましたね。大学時代、僕ら学園祭実行委員をやっていまして。大学の先生や職員さん、掃除のおばちゃんらに出ていただいて、そこに僕が入って、岡田が司会をやるという。図式としては(この番組と)全く同じやったんです。その時、先生や職員さん、おばちゃんをいじってる時の岡田のノリが僕は好きでした。だから、僕の好きな岡田の部分を一つの番組にしてくださってるスタッフさんに感謝しながら、クイズに参加させてもらっていました」
──実際に参加されて、ほかのクイズ番組との違いを感じましたか?
増田 「と言っても、僕はそんなにクイズ番組に出てないし。得意ではないのでね。まぁ、ますだおかだの賢い方は岡田さんなんで」
岡田 「まあまあ、それは言わんでええよ(笑)」

増田 「だからほかのクイズ番組との比較はできないけど、今回参加させてもらって、すごく温かい空気に包まれている番組やなって思いました。若い人から…まぁ若い人はいませんけど(笑)、いろんな世代の方々が支え合って楽しい空間を作っているみたいな。これって、今の日本社会にとってすごく大事なことじゃないのかなって」
岡田 「日本社会って、ええこと言うね。さすが増田はBSフジの『プライムニュース』とか見ているからね」
増田 「『プライムニュース』は毎日見ていますよ。番組の途中で、岡田さんの『クイズ脳ベルSHOW』の番宣が入りますけど、それは見ないようにして…」
岡田 「見てくれよ! 見ない方が逆に難しいやろ(笑)」
──岡田さんは増田さんと一緒に番組をやられていかがでしたか?
岡田 「こういうスタイルで増田と一緒に番組をやる機会もなかなかないので、今日は面白かったです。『北の国から』に始まり、増田のパーソナル部分を出せる問題がたくさん出ましたよね」
増田 「そうそう、『北の国から』のクイズでは、僕ちょっとやらかしまして。あれはショックでしたね…」
岡田 「いや、その話題をいじりだすとちょっと長引くので止めよう。読者の皆さんは、オンエアでチェックしてください」
──この10年間を振り返って、特に印象深かった出来事はありますか?
岡田 「いろいろありましたからねぇ…川野さん、どうですか?」
川野 「もういろんなことがあったので、どれもこれも…でもやっぱり生放送特番の『BSフジ11時間テレビ』とか」
岡田 「まぁ、そやね」

川野 「それから『脳ベルヒットスタジオSP』としてホールでやったこともありました。あとプロレスの…」
岡田 「レジェンドの人たちを集めて、ゲームとかやりましたね」
川野 「通常のクイズでも語り尽くせないエピソードはたくさんありますけど、それ以外にいろいろな展開があったことも印象深い出来事ですね」
岡田 「この10年の間に、案外いろいろとやってるんですよね。ありがたいことに」
──今後やってみたい企画はありますか?
岡田 「今日のお客さんが温かったので、一般の方が参加する企画をやってもええかなと思いました。例えばタレントさんとそのファンの方がペアになってクイズをするとか」
川野 「お客さまを入れてクイズをやるのも一つの夢でしたが、それは今日かないました。さらにもう一つ先を行くのであれば、お客さまが回答者の一員となって参加していただくのもアリですよね。実際『クイズに出たい』ってリクエストもありますから」
岡田 「そういうのも実現するといいですよね」
川野 「やっぱり『脳ベルSHOW』のクイズって、難しすぎないところがいいと思うんです。かなり難問が出されるクイズ番組もたくさんありますが、『脳ベルSHOW』のクイズは、分かりそうで分からない、思い出せそうで思い出せないような問題がたくさんあるから、そこが皆さんの心に引っかかって、根強いファンの方がいらっしゃるんだと思います。となると、自分もクイズをやってみたいという方も絶対にいらっしゃるので、今後そういう形で身近になっていくと、また違う面白さが出てくるのかなという気がします」
岡田 「いや、ほんまにそう。ちょうど良いあんばいのクイズなんですよ。これはクイズ作家さんが素晴らしい! 多彩なゲスト+良いあんばいのクイズは『脳ベルSHOW』の2大要素ですよ。ここ、ちゃんと書いといてくださいね」

【番組情報】
「クイズ!脳ベルSHOW」
BSフジ・BSフジ4K
月曜 午後10:00~10:55

取材・文/水野幸則
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