「明日はもっと、いい日になる」制作発表。福原遥、林遣都らが子役と手をつないで浴衣で登場！2025/07/06 15:48
フジテレビ系で7月7日スタートの、月9ドラマ「明日はもっと、いい日になる」（月曜午後9：00、初回30分拡大）の制作発表が行われ、主演の福原遥と、共演の林遣都、生田絵梨花、風間俊介、柳葉敏郎が浴衣姿で出席。海辺の児童相談所が舞台の本作にちなんで、福原は二ノ宮陸登と、林は市野叶と、生田は吉田萌果と、そして風間と柳葉が手をつないで登壇すると、会場に招待された一般のドラマファンから温かい拍手と笑いが起こった。
「明日はもっと、いい日になる」は、児童相談所で働く個性的な面々たちが、子どもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を温かく描く完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。主人公は、ある日突然、児童相談所への出向を命じられた所轄の刑事・夏井翼（福原）。刑事の立場を失い、児童相談所で働く意思はゼロの翼が、さまざまな子どもたちとその親と向き合い、共に成長していく姿をハートフルにつづる。
JUJUが歌う主題歌「小さな歌」がかかる中、登場した8人が着席すると、風間は堤礼実アナウンサーがいる進行台にスタンバイ。「本日は司会進行のサポート、そして、ドラマの出演もしております。なので、こちら（メインステージ）にたくさんフラッシュを焚（た）いて写真を撮っていただきたいんですけど、たまにこっち（私）に向けて写真を撮っていただけるとありがたいなと思います」と風間があいさつしつつ、報道陣に向かってアピールした。
堤アナが順番に役どころの紹介をし、それぞれあいさつしていく。まず、主人公の夏井翼を演じる福原から、「すてきなキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さんと毎日撮影していて、結構この作品ロケが多いんですけど、すごく熱くてみんな真っ黒に焦げながら頑張って撮影しております。なので、この作品がたくさんの方に届いたらいいなと思っております。自分が小さい頃から見ていた“月9”に出られるなんて、まさかとびっくりしましたが、その頃楽しませていただいた思いを胸に、この作品を盛り上げていけたらいいなと思っております」と笑顔を見せた。
翼とバディを組む蔵田総介役の林は「第1話が完成して、一足先に見させていただいて、いろいろな方々の思いが詰まった、優しくて温かくて、力強い作品になっていると思います。たくさんの人に届くといいなと思っています。福原さんが真面目で誠実でみんなに愛される方で、福原さんを中心に現場の雰囲気はとてもいいんじゃないかなと思っています。みんなが福原さんと一緒に力を合わせていい作品を作ろうと、士気の高さが作品に出ていると思うので、楽しみにしていただけたら」と、現場のチームワークの良さを明かした。
生田は、翼の先輩として良き相談相手になる蒔田向日葵役を担い、「この作品は、カメラが回っているところでもいないところでも、子どもたちの笑顔や真剣なまなざしに心を動かされている日々です。児童相談所が舞台ということで、切なくなる瞬間もたくさんあるんですけど、このチームの中に流れている温かさをしっかり作品の中に込めてお届けしていけるように、私も一員として頑張りたいと思っております」とコメントした。
翼が配属された班のリーダー・蜂村太一役を務める風間が「『明日はもっと、いい日になる』というタイトルには、ある願いが込められております。温かい物語ですけれども、もっともっと社会に子どもたちの笑顔が増えていったらいいなという願いを込めたドラマとなっています。ドラマには人の心を動かし、社会を変える力があると思います。このドラマを見てくださった方、そして社会に生きる全ての人が、『明日はもっといい日になるといい』という願いが込められたドラマをよろしくお願いします」と強調した。
保護した子どもたちの面倒を見る保育士として、みんなから「じょーさん」と呼ばれている南野丞役で出演する柳葉は、撮影中に「現場の空気や、子どもたちと一緒にいる時間が最高」と感じているそうで、「うちの子どもたちが大きくなっちゃったから懐かしくて、この子たちを見てると、こっちがキュンとなっちゃう。令和が抱えている問題に、1人昭和の空気を漂わせながら取り組んでいます！」と話し、目を細めた。
続けて、翼たちが関わる子どもたちを紹介していく。野口風雅役の二ノ宮が「風雅はやんちゃで元気な男の子です。『明日はもっと、いい日になる』を見てくれるみんなが、少しでも元気を出してくれればうれしいと思います」とあいさつすると、坂西青葉役の市野も「優しくてかわいい子なので、そういう青葉を演じられるように頑張りたいです」と緊張気味に発言し、岩本花蓮役の吉田は「好きなことは工作をすることで、チャームポイントはハスキーボイスです！」と、元気にアピールした。
本作が「七夕」にスタートするということで、事前に願い事を書いたボードを発表するコーナーへ。
「皆さまの明日がもっといい日になりますように」と書いた福原は、「さすが座長！」と褒められ、はにかむ。次に「もっと早く起きれますように」と書いた林は、福原が込めた願いを見て「バディとして非常に恥ずかしいんですけど…」と下を向く。ここのところ、ドラマの撮影で、5時～5時半出発の日が続いていていたため、ドラマ撮影のない本日も、5時20分に起きて「やばい！」と慌てたが、実は7時半待ち合わせだったらしく、「間違えて、2時間早く起きてしまいましたが、久しぶりに仕事前にゆっくりコーヒーを飲んだり、ニュースを見たり、ちょっとだらだらしたりという有意義な時間を過ごして、早起きはいいなと思って…」と、おっちょこちょいな一面を明かした。
「はるちゃんのギャップが見られますように」と書いた生田のボードを見た風間は、「ドラマ撮影中、遥ちゃんを見るたびに結構低めの声でね『あー、かわいい』っていつも言っていますもんね」と切り出すと、「本気のやつが漏れちゃうんですよ」と認めた生田。福原は、「かわいくてほんわかしたイメージ」通りだと説明し、現場では「いつもニコニコしてて目が合うとウインクしてくれて…」と、かわいいエピソードを暴露。すると「していない」という福原に風間が「一回ウインクもらってもいいですか」とむちゃ振り。「なんでですか？」と言いつつ、福原は期待に応えてウインクを見せた。それを見た柳葉と風間も、2人そろってウインクのサービス。
暑い日の撮影で、福原がタイミングよくアイスの差し入れをしてくれたことに感動したと話す風間の願いは「現場の差し入れにアイスがたくさん入りますように」。このおねだりに福原は「たくさん差し入れます！」と快諾していた。柳葉は、笑っているような字で「笑顔」と記した理由は、「笑顔が続きますように、新しい笑顔が生まれますように、笑顔になれますように！ いろいろな『ように』があるんですけど、俺はこの現場楽しくてさー」としみじみ語り出す。「毎回、ごめんな。じょーさん。羽を伸ばし過ぎかもしれないけど、みんなの元気をもらいながら日々過ごさせてもらっているんで。この笑顔だけは何にも変えられない宝物のような気がすると、改めて最近思っているんでね。みんな笑顔でいような」と、子どもたちに感謝した。
そんな柳葉を笑顔にしている子役の3人の願いは「エレキギターが上手になれますように」（二ノ宮）、「世界一周旅行に行けますように」（市野）、「けんこうにすごせますように」（吉田）で、みんな大人びた答えに「渋いなぁ」と驚く場面も。
タイトルにちなんで「明日はもっと、いい日になりそう」と思う時について質問されると、福原は「おいしいご飯が大好き。特に焼肉がすごく好きなので、お肉をお腹いっぱい食べて爆睡するのがとにかく幸せ。一番好きな部位はレバーです」と応え、林は「現場が巻いて早く帰って休息とって、また明日の準備時間に充てられるとなると、明日いい日になるなと思います」とニコリ。
「風間さんは人を褒めるプロ」と暴露した生田。しかし、風間がいつも誰かしらのことを褒めている様子に、現場では「褒めている自分が好きなのでは!?」といううわさが飛び交っているらしい。ところが生田は、「風間さんが誰かを褒めているのを見ているのも、自分が褒められるのも心地よくてうれしくて、明日もっといい日にするぞと思えております」と、モチベーションになっていることを告白した。
そんな風間は、「ドラマの放送日前日はドキドキする」と話し、今日も「明日、みんなに見てもらえると思うと喜びを感じます」と、優等生の回答をすると、最後に柳葉が「俺は、1日が終わってさ、カミさんと晩酌するときかな」と、模範回答を見せた。福原と生田が「きゃ～！」と照れて口を抑えるほど、照れることなくそう応えた柳葉に風間も「めちゃくちゃかっこいい」と先輩を称賛した。
子役の3人が、撮影で楽しかったことやつらかったことを話したあと、福原が、「改めて児童相談所はどういうことをしているのか、皆さんに知っていただける作品になりますように。いろいろな家庭の形、愛の形がありますが、この作品が皆さまの背中を押せるような、そして、前を向けるような作品になればいいなと思っております。もちろん、切ないシーンもありますが、キャストの皆さんも個性豊かで、クスッと笑える場面もたくさんあるので楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージを寄せると、後ろのスクリーンに花火が打ち上がった。
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