不朽の名作「家栽の人」船越英一郎主演で復活。「人間の原風景みたいなものを感じていただければ」2020/04/20

船越英一郎がテレビ朝日系で放送されるドラマスペシャル「家栽の人」(近日放送、日時未定)で主演を務めることが分かった。
同作は「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で1987~96年まで連載された毛利甚八氏・作、魚戸おさむ氏・画による同名漫画が原作。前崎家庭裁判所の判事・桑田義雄(船越)が、家事審判では関係のこじれてしまった家族や夫婦に対して“かつての自分たちを思い出すことの大切さを語り、少年審判では“どうすれば少年が立ち直るのか”を真摯(しんし)に考え、諭していく人間ドラマとなっている。
船越はオファーを受けた時のことを「実は僕、原作連載時からのファンだったんです。“いつかこの作品をやりたい…”。そんなかすかな思いが、自分の中に“種”のようにずっとあったのですが、今回、その種をようやく芽吹かせてもらった気がしています」と振り返る。

また、不朽の名作と語り継がれる「家栽の人」は、「連載終了から24年経っても古さなど微塵も感じさせない、普遍的な名作だと思います。これを読んで法曹界を目指した人も多いと聞きますし、“人の道”“少年の心の機微”、それに大人がどう向き合うべきなのかが描かれ、まさに名言、金言のるつぼ!」とその魅力を分析。
自身が演じることとなる主人公・桑田の人物像を聞かれると「彼の中には少年の部分が大きく残っていて、だからこそ犯罪に手を染めた少年たちの心の深いところまで降りていくことができるのだと思います。また、判事である前に“悩める人間”でもあると思いますね。自分自身、もがきながら少年たちと向き合い、裁いたからといってそこで終わりにするのではなく、裁いた先に“光”が見いだせるまで食い下がる」と熱く語った。
最後に、船越は「本作は推理しながら見ていただくサスペンス…というより、見ていただいた方々の心の中に“優しさ”という種を植えるような、ヒューマンサスペンス。暗いニュースが多い今だからこそ、人間の原風景みたいなものをじんわりと感じていただけるドラマになればと思います」と視聴者にメッセージを送っている。

また今回、船越のほかにも、足立梨花、堀井新太、山中崇、佐藤仁美、森下能幸、角野卓造、望月歩、新山千春、西岡德馬の出演が発表されている。
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