「私が女優になる日＿」season3が本格始動！秋元康からのエール＆ファイナリスト9人の初々しいコメントをお届け!!2023/03/27

　飯沼愛や幸澤沙良を輩出したTBSスター育成プロジェクト「『私が女優になる日＿』season3」が本格始動。3月26日に今シーズンのファイナリストが生放送でお披露目された。全国から前年を1500人上回る約7000人の応募があった中、先日行われた対面審査（3次審査）には35人が参加し、同番組のプロジェクトメンバーとしてファイナリスト9人が決定した。

　審査当日ファイナリストと告げられた彼女たちの顔は、晴れやかなものかと思いきや、緊張の面持ちで引き締まった表情。発表後、スタジオに同行していた保護者のもとへ行くとホッとしたのか涙する参加者も見受けられた。その後に行われたインタビューでは、総合プロデューサーを務める秋元康からのコメントと、ファイナリストが決まった参加者たちの思いを聞くことができた。

――今年で3回目となる本プロジェクトですが審査をされてみていかがでしたか？

秋元　「今回は、以前の放送を見て応募してくださった方も多かったと思うので、その分、夢が近づいたと感じた方がいらっしゃったと思います。今までだったら『私には無理だ』とか、『私には縁がない』と諦めてしまったような内気な子たちも参加してくださったのではないかなと」

――今回の審査は難航しましたか？

秋元　「僕たち選考する側は特別な目利きではないので、誰がダイヤモンドなのかは分かりません。僕よりも先に審査してくれた皆さんも、今日の3次審査に臨んだメンバーも、ダイヤモンドの原石は誰なんだろうとたくさん悩み考えながら審査したと思います。今までの経験による勘やいろいろなものを総動員して選んだ審査だったと思います」

――秋元さんから見て、今回のファイナリストの印象いかがですか？

秋元　「非常に面白いです。アイドルのオーディションはフォーマットが決まっていて目指す方向が分かりやすいのですが、一方で女優はどんな魅力がある人がなれるのかが分かりにくいので、そこが大きく違うと感じています。そういう意味で、それぞれがどうアピールしていいかまだ分からず戸惑う様子が、新鮮に映りました」

――今回の審査で重視したポイントはありますか？

秋元　「それぞれの審査員の方が自分の経験や勘に頼っていたので、いい意味で意見がぶつからなかったと思います。結果を総合してみると、参加者全員の点数が大変僅差でした。それだけバラエティーに富んだメンバーが残ったと思います」

――では、最後にファイナリストの皆さんにエールをお願いします。

秋元　「とにかくまだここはスタートです。僕らが正解を持っているわけではないので、皆さんが、自分が女優としてやっていくことが正解なんだと信じて頑張ってください！」

ファイナリスト9人の初々しいコメントを紹介！（※50音順）

安藤帆花（あんどうほのか）

「名古屋出身、18歳です。杉咲花さんのような、役として、人間として見てもらえる女優さんになりたいです。今回演技の練習をしてみて、自分がセリフを言っていない時の表情や普段どこを見て話しているんだろうと考えることができたので、より自然な演技ができるように頑張っていきたいなと思います」

岸本小雪（きしもとこゆき）

「17歳、沖縄県から来ました。楽しみながらも身を粉にしてグランプリ獲得できるように頑張ります。憧れの女優さんは山田杏奈さんや松たか子さんなど、日常をそのまま映像として表現できる女優さんです。受かるための演技や歌の練習はもちろん、駅や学校で目の前にあるゴミを拾うようにして小さな徳を積んできたことが、今回の結果につながったのかもしれないなと思っています」

栗原一菜（くりはらかずな）

「愛知県出身、16歳です。スタジオに来る前は自分ならいけると自信を持っていたのですが、審査では緊張しすぎて全部出しきれず通過できた自信はありませんでした。通過できてとにかくとてもうれしいです。自分にしかできない演技ができる唯一無二の女優になりたいです」

坂本彩（さかもとあや）

「15歳、宮崎県出身です。広瀬すずさんのような自然体な演技ができる魅力のある女優さんになりたいです。オーディションでの自信は正直少なかったのですが、こうやってたくさんのカメラの前に皆さんと一緒に立つことができてとてもうれしいです。すてきな女優さんになれるように頑張ります！」

樋口琴美（ひぐちことみ）

「北海道出身の17歳です。（審査を通過して）素直に言うと不安しかないのですが、こうやって選ばれたからには責任があると思うので、精いっぱい応えられるように頑張っていこうと思います。過ごしていく日常の中で少しでも自分の演技で心を動かし、感動を与えれらる女優さんになれるよう頑張ります」

間鍋春希（まなべはるき）

「19歳、東京都出身です。まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、これかも頑張っていい女優さんになれたらいいなと思っています。中谷美紀さんに憧れているので、中谷さんのように美しくすてきな演技ができるような女優になるのが目標です！」

宮地果緒（みやじかお）

「19歳、愛知県から来ました。まさか通過できると思っていなかったので、すごくうれしいです。ここに選ばれて立っている以上、選ばれなかった方々の思いも含め、この企画に携わってくださった方々の思いがたくさん詰まっていると思うので、そのプレッシャーも楽しみながら頑張りたいです。『この人が出演しているほかの作品も見たい！』と思ってもらえるような女優さんになりたいと思います」

大和奈央（やまとなお）

「徳島県出身、16歳です。浜辺美波さんのような、見ている人を圧倒できる演技ができる女優になりたいです。普段は消極的で静かだと言われることが多いのですが、これからは自分の中に秘めているものを発揮できるように努力をしたいです。持ち前の粘り強さで最後まで諦めずに頑張ります！」

和多田萌衣（わただもえ）

「18歳、滋賀県から来ました。審査では緊張しすぎてセリフを飛ばしたり間違えたりしてしまったので、まずはセリフをちゃんと覚えるところから始めて、表情や目線も考えられるようになりたいです。憧れの女優・小松菜奈さんのように、どんな役でも違和感なくこなせるようになるために精いっぱい頑張っていきたいと思います！」