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「この初恋はフィクションです」ドラマ初出演&初主演・飯沼愛の初ドラマインタビュー! 「応援してよかったと思ってもらえる女優になりたい」2021/10/08

 TBSで10月11日からスタートするよるおびドラマ「この初恋はフィクションです」が、月曜~木曜の深夜0:40から15分枠で放送されます。今作の企画・原案は、多くの話題作を手掛ける秋元康さん。また、脚本は「おっさんずラブ」シリーズ(テレビ朝日系)、「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)などを手掛けた徳尾浩司さんが務めるオリジナルの青春群像ラブストーリー。さらに民放初の試みとして、YouTubeで全話配信されます。

 主人公・倉科泉を演じるのは、土曜深夜に放送中の「私が女優になる日_」で全国9000人の中から選ばれた10人による演技バトルで1位に輝いた飯沼愛さん。ドラマ初出演にして、初主演を務めます。

 さらに、泉が通う桜彩館高校のクラスメートで、爽やかで好青年、クラスのムードメーカーであり、泉にひそかに恋をする野島啓介を坂東龍汰さんが、癒やし系でみんなのマスコット的な存在であり、野島といつも一緒にいる田野来玖を窪塚愛流さんが演じます。そんな彼らが過ごす桜彩館高校に、祖父江広樹という“とんでもないイケメン”が転校してくるとうわさが立ちます。しかし、なぜか一向に登校してこない祖父江。謎だらけの転校生を演じるキャストは未発表で、SNSでは予想合戦が白熱しそうな予感です。

 今回は「私が女優になる日_」の演技バトルを見事勝ち抜き、主演の座を射止めた飯沼さんを直撃。初めてだらけの撮影でのエピソードや、現場の様子を教えてくれました。

初出演作品は学園ストーリー! 主人公・泉との共通点は?

――まずは、連続ドラマ初出演&初主演、おめでとうございます!

「ありがとうございます!」

――今作への出演が決まって、物語の内容を聞いた感想はいかがでしたか?

「自分が演じる作品というのを前提として台本を読んでたんですが、純粋に物語を楽しんでしまいました(笑)。学園モノで今の自分に近いものが多かったからかもしれません」

――泉の役柄についてはどのように捉えていらっしゃいますか?

「泉は控えめな性格で、学校では模範的な生徒で常に冷静な部分があるのですが、意外と大食いだったり怖がりな一面があったりするんです。そこがおちゃめでかわいらしいなと思いながら演じています」

――ご自身との共通点はありますか?

「私もよく食べる方なので、大食いなところは似ているかなと思います…! 撮影で食べるシーンが続くとスタッフさんが『大丈夫? 苦しくない?』って気に掛けてくださるんですが、私は余った分も後でちゃんといただいてしまうタイプです(笑)」

――とても意外です! きっと食事を用意されているスタッフさんも喜んでいますね。今作の監督を務める宮崎陽平さんとはどんなお話をされましたか?

「今回の企画が新しい挑戦で、監督自身も胸キュン作品を演出されるのは初めてだそうで、『一緒にいい作品を作り上げていこうね』と言ってくださいました。その言葉を大切に日々頑張って取り組んでいます」

――撮影中、監督からアドバイスをもらったりするのでしょうか?

「シーン毎にいろいろなアドバイスをいただいています。クランクインして間もない頃に『自信を持って!』って言ってくださったことをよく覚えていますね。あと、『映像でお芝居する時は自分が思っているより200%、300%の力でお芝居するといいよ』と教えていただきました。自分では表現できているつもりでも、いざ映像で見ると感情が伝わりづらかったりするんです」

――そうなんですね! 「私が女優になる日_」の演技バトルでも映像を通して自分のお芝居を見る機会があったかと思いますが、実際のドラマ撮影との違いはありましたか?

「かなり違いました。演技バトルは一発勝負だったこともあり、その緊張がものすごくあったのですが、実際のドラマ撮影では何回もお芝居できる代わりに、気にしなくてはいけない部分がたくさんあるので、そういう面でも違いを感じています」

初めての作品は“戦友”と共に…

――演技バトルで熱い闘いを見せてくれた武山瑠香さん、三浦涼菜さん、赤穂華さんともご一緒されていますが、撮影現場でお互い声を掛け合うことはありますか?

「あります! 演技バトルの時はそれぞれが自分のことに集中していたこともあってあんまり話せなくて…。でも、今回は一緒にいい作品を作ろう! 話題になるように頑張ろうね! という話をしながら切磋琢磨しています!」

――共に闘ってきた仲間がいるのは心強いですね。男性キャストには、坂東龍汰さんと窪塚愛流さんがいらっしゃいますが、お二人の印象はいかがですか?

「坂東さんは私たちより少し年上でお芝居の経験がたくさんある方で、撮影現場ではお芝居のアドバイスをいただいています。毎回とても熱く語ってくれるんです! 本当にお芝居が好きなんだというのが伝わってきますし、とても頼りにしてます。坂東さんから今作を通してたくさんのことを学べたらいいなと」

――ちょっとお兄ちゃんみたいな感じですね! 坂東さんが熱く語っている様子、なぜだかちょっと想像がつきました(笑)。

「たぶんご想像通りだと思います!」

――窪塚さんとはどんな会話をされますか?

「窪塚さんはちょっと不思議な方で…すごく人の目を見る方なんです。ふとした瞬間に目が合ったりして、最初は何を考えているんだろうって思っていました。同い年ということもあって、次第に距離感が近くなって、今は現場でとても仲良くお話しています! 窪塚さんの現場での行動がツボに入ることが多いです(笑)」

――今作では、祖父江くんを演じる俳優さんの予想合戦も盛り上がるんじゃないかなと思っています。飯沼さんは現場でお会いしましたか?

「はい、会いました。ギリギリまでスタッフさんが隠していたのですが、何かの資料にお名前が書いてあるのを発見して、ひょんなことから知ってしまいました…(笑)」

――あら! 飯沼さんもご存知の方だったのでしょうか。よかったら知ってしまった時のお気持ちもお聞かせください。

「はい、知ってる方でした! 知った時は、あれ? この方…!?って驚きでいっぱいでした」

――設定では知らないはずのことを知ってしまったら、お芝居も大変そうなイメージです…。

「ちょっとだけ…。今は知ってしまったことを頑張って忘れようと努力してます!」

撮影が始まる直前までは実感がなかったんです。でも…

――いざクランクインの日を迎えた時の気持ちはどうでしたか?

「正直、撮影が始まる直前までは実感がなかったんです。でも、クランクインして最初のシーンの撮影で、ただ歩くだけのシーンなのにだんだん緊張して、表情が固まってしまった感覚がありました」

――始まってから急に緊張することってありますよね(笑)。その後、緊張は解けましたか?

「回数を重ねるごとに少しずつ慣れてきたかなと思っています…!」

――今作で目標だったドラマ出演をかなえることができたと思うのですが、実際に体当たりで挑戦してみていかがですか?

「スタッフの皆さんが本当に優しくて、毎日ありがたいなと思いながら現場で過ごしています。挑戦する前には想像できていなかったことばかりで、毎日、普段使わない業界用語などに触れたり、新しいことを吸収できているのを実感したりすることができて本当に楽しいです!」

――刺激的な毎日ですよね。最近の撮影で特に面白かったエピソードがあれば教えてください。

「生徒6人くらいで喜びを分かち合うシーンがあったのですが、カットがかかるまでアドリブでお芝居をする機会があったんです。最初は元気よく、それぞれが試行錯誤しながら頑張っていたのですが、何回もそのシーンを撮ってると、疲れてきて新しいセリフも思いつかなくなってしまって…。頭も回らなくて、最終的に全員から『いぇーい!』しか出てこなくなってしまったんです」

――力尽きちゃったんですね(笑)。

「おそらく…。その時は疲れていたこともあって、ひたすら笑いが止まりませんでした!(笑)」

応援してよかったと思ってもらえる女優になりたいと強く思っています

――「私が女優になる日_」の企画が始まって以来、目まぐるしい1年になっていますよね。

「そうなんです。最近は1日が濃厚すぎてあっという間で。まだ気分は7月の中旬なんですけど、気付いたら8月の下旬になっていました…(取材は8月下旬)」

――それだけ充実した毎日を送れているんですね! 

「はい、ありがたいことに…!」

――番組が始まってから人に見られる機会が増えていると思います。「私が女優になる日_」に参加されている皆さんがどんどん奇麗になって、女優の顔になっていくのを番組を通して感じました。飯沼さんご自身は、番組出演以降、何か意識し始めたことはありますか?

「私は、とにかく痩せようと思いました…」

――え!? すでにもう細いのに!

「いやいや…(と、謙遜しながら)他のメンバーが本当に奇麗なので、私も頑張ろうと刺激を受けました。肌荒れしないように気をつけるなどの外見部分もそうですし、もともとネガティブな性格なので、番組が始まってからはなるべくポジティブに考えるように意識し始めました」

――ポジティブになってきた感覚はありますか?

「どうなんでしょう。とにかく“やるしかない!”という気持ちでいっぱいで…」

――“やるしかない!”ですか、なるほど。これから女優を目指す人や、明日が私の晴れ舞台という人もたくさんいると思います。そんな方々に、ドラマ撮影を経験したてで新鮮な感想をお持ちの飯沼さんから何かアドバイスできることはありますか?

「私はまだまだアドバイスできるような立場ではないのですが…難しいですね…。(それでも一生懸命考えながら)私は、監督の『よーい、はい!』の声を聞いた途端、自分が縮こまってしまう感覚があって、それってあんまりよくないのかなって思っていました。撮影を重ねるごとに、自分を解放する大切さにも気付き始めたのですが、最初は細かいことを気にするよりも、とにかく楽しんだもん勝ちだと信じながら頑張っています。誰にでも最初の第一歩はあると思うので、もしこれからお芝居を始める方がいたら『一緒に頑張りましょう!』とお伝えしたいです!」

――お芝居だけでなく、新しいスタートを切った方々に響く言葉だと思います。この半年以上、視聴者をはじめご家族やスタッフの方々に応援される日々を過ごされてきたかと思いますが、そんな皆さんにあらためて伝えたいメッセージがあれば教えてください。

「本当に感謝の言葉しか出てこないです。多くの方が応援してくださっている分、期待に応えたいという気持ちが強いですし、応援してよかったと思ってもらえる女優になりたいと強く思っています。これからも頑張っていくので引き続き見守っていただけたらうれしいです!」

――これからのご活躍期待しています! 本日はありがとうございました!

「ありがとうございました!」

 飯沼さんは、TVガイドwebでの取材が初めてのドラマインタビューだったとのことで、緊張しているかと思いきや、終始しっかりとした受け答えで、時々丁寧に言葉を選びながらたくさんの質問に答えてくれました。そんな気さくでピュアな飯沼さんとの会話に乗せられて、記者がその時抱えていた悩みをポロッとお話すると、インタビュー後にあらためて「頑張ってくださいね!」と声を掛けてくれる気配り上手さん。写真撮影では、爽やかな笑顔から切なげな顔まで幅広い表情を見せ、カメラマンの「転校生だと思ってこちらを向いてください」という指示にもキュートな対応。皆さんも自分が祖父江くんになった気分で写真を楽しんでみてください。それにしても祖父江くん、どんな方が演じられるのでしょう…。

【プロフィール】

飯沼愛(いいぬま あい)
香川県出身。18歳。田辺エージェンシー×秋元康×TBSがタッグを組み開催された女優発掘・育成プロジェクト「私が女優になる日_」に参加。TBSドラマへの出演権を懸け、全国9000人の中から選ばれた10人での熱い演技バトルを制し、主演の座を射止める。演技未経験ながら初回の演技バトルから高評価を受け、多くの審査員からポイントを獲得する。初回バトルから劇作家・根本宗子に「末恐ろしい」と言わしめ、秋元も「演技にかけるストイックさが素晴らしい」と絶賛。本作でドラマ初出演にして初主演でヒロインを演じる。

【番組情報】

「この初恋はフィクションです」
TBSほか 
月曜〜木曜 深夜0:40〜0:55

【プレゼント】

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【締切】2021年11月4日(木)正午

取材・文/TBS担当 A・M  撮影/尾崎篤志



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