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東京オリンピックの競技を解説【レスリング】日本の“お家芸”でメダルラッシュなるか? 川井梨紗子&友香子、姉妹金メダルを目指す!2021/07/17

レスリングク(川井梨紗子) 写真:アフロ

 古代オリンピックから実施され、近代オリンピックでは1990年パリ大会を除き行われ続けてきたレスリング。上半身による攻撃と防御だけで戦うグレコローマンスタイルと、制限がなく全身を使って攻撃と防御ができるフリースタイルがある。1896年アテネ大会の実施種目は男子グレコローマン無差別級のみ。男子フリースタイルは1904年セントルイス大会で採用され、この時から階級制が導入された。女子は2004年アテネ大会で正式競技に。この時は4階級だったが、前回2016年リオデジャネイロ大会から6階級に増えた。今大会はグレコ6階級、フリー男女各6階級の計18階級が実施される。

 試合は直径9mの円形マットの上で行われる。試合時間は3分間×2ピリオドで、間に30秒のインターバルがある。相手の両肩を同時に1秒間マットの上につけるとフォール勝ちになり、そこで試合は終了。また、相手を場外に出すと1点、相手の背後を取ると2点、投げ技で4点といった具合に、相手を不利な状況に追い込むことでポイント(点)を獲得でき、グレコローマンスタイルは8点差、フリースタイルは10点差がつくとその場で終了となる。これはテクニカル・フォールと呼ばれる。相手が警告を三つ受けた場合もその時点で勝ち。警告は消極的な姿勢や反則に対して与えられる。第2ピリオド終了時点までに決着がつかなった場合は、合計点が多い方が勝者になる。同点の場合は、ビッグポイントの多い方、警告の少ない方、最後に得点した方という優先順で勝者を決定する。競技形式は敗者復活戦ありのトーナメント戦。決勝に進んだ選手と対戦して負けた選手は敗者復活戦に回り、勝ち上がった選手が準決勝の敗者と3位決定戦を行う。そのため3位=銅メダリストは各階級2人となる。

 日本にとって、前回まで16大会連続(不参加だった1980年モスクワ大会を除く)でメダルを獲得してきたお家芸であり、今大会もメダル候補が多数そろっていて、17大会連続に伸びるのは確実視されている。中でも注目されているのは、前回リオ大会女子63kg級金メダリストで、今大会は57kg級に出場する川井梨紗子と、その妹で62kg級代表の川井友香子。梨紗子は2017年世界選手権60kg級、2018年59kg級、2019年57級kg級でいずれも優勝。友香子は2018年世界選手権62kg級2位、2019年3位と実績は十分。姉妹金メダルなるか見ものだ。リオ大会69kg級を制し、今大会は68kg級でオリンピック連覇を狙う土性沙羅にも注目。男子もフリー57kg級の高橋侑希、フリー65kg級の乙黒拓斗、その兄でフリー74kg級の乙黒圭祐、グレコ60kg級の文田健一郎らが国際大会で結果を出している。メダルラッシュが見られるかも。

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