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東京オリンピックの競技を解説【自転車競技/マウンテンバイク】過酷なサバイバルレース! 日本の第一人者・山本幸平が4大会連続出場2021/07/16

マウンテンバイク 写真:REX/アフロ

 マウンテンバイクは、山道や悪路にも耐えられるよう幅が広いハンドルや太いタイヤ、サスペンションなどを備えた自転車で、オフロードコースを走る競技。1970年代後半のアメリカで、通常の自転車に太いタイヤをつけて急勾配の山を下る遊びが生まれ、それが競技化したものといわれている。1990年代までにアウトドアスポーツとして世界に広まり、1996年アトランタ大会でマウンテンバイク・男女クロスカントリーが、オリンピックで正式採用された。自然の中に作られたコースで繰り広げられるレースはダイナミックであり、急勾配のアップダウンや狭い道を、選手たちがどうクリアしていくかが見どころだ。

 今大会は全長2.5km、高低差85mのオフロードコースで男女とも38人が一斉スタートし、メダルを争う。決勝のみの一発勝負だ。周回数は競技時間が1時間20~40分となるようにレース途中で設定される。また、1周目トップの選手のラップタイムが基準となり、トップとの差が基準タイムの80%に達した選手は脱落していく過酷なサバイバルレースでもある。パンクや落車などによって大きく順位が変動し、思わぬ波乱が起こることも。最後まで目が離せない。

 男子の前回2016年リオデジャネイロ大会では、ニノ・シューター(スイス)が出場3大会目で悲願の初優勝を達成。シューターはその後も圧倒的な強さを維持し、2020年世界選手権で6年連続9回目の優勝を狙ったが、序盤のミスで順位を落とし、9位でフィニッシュ。ヨルダン・サルー(フランス)が新たなチャンピオンに輝いた。サルーがオリンピックでもトップでゴールを走り抜けるのか、今季世界ランク2位と健在ぶりを示しているシューターが王座を守るのか、それとも今季世界ランク1位のマティアス・フルッキガー(スイス)らが抜け出すのか。デッドヒートが展開されそうだ。

 女子は、2020年世界選手権で全周回トップタイムという圧倒的な走りで2連覇を達成したポーリーヌ・フェラン=プレヴォ(フランス)が一歩リード。それを2020年世界選手権U23を制したロアナ・ルコント(フランス)、2018年世界選手権優勝のケイト・コートニー(アメリカ)、オリンピックのテストイベントで優勝したヨランダ・ネフ(スイス)らが追う展開になりそう。

 日本男子は、全日本選手権優勝12度を誇る第一人者・山本幸平が4大会連続出場。前回2016年リオデジャネイロ大会の順位は過去最高の21位。今回はそれを上回ることが最低限の目標になる。女子は全日本選手権を3連覇中の今井美穂が初出場する。

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