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仲野太賀が芳根京子とそろって「コントが始まる」クランクアップ。「15年間の俳優生活は、無駄ではないと思えた」2021/06/16

仲野太賀が芳根京子とそろって「コントが始まる」クランクアップ。「15年間の俳優生活は、無駄ではないと思えた」

 6月19日に最終回を迎える、日本テレビ系連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10:00)で、美濃輪潤平を演じた仲野太賀と、潤平の10年来の彼女・岸倉奈津美役を務めた根京子が、共にクランクアップを迎えた。

 菅田将暉が主演を務める本作は、「あのころ」に思い描いていた「大人の自分」とはまるでかけ離れた「大失敗」な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その「失敗」をしたからこそ出会う人や出来事によって、思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う、その生きざまを描いた、金子茂樹氏脚本による青春群像劇。高岩春斗(菅田)、朝吹瞬太(神木隆之介)、潤平は、売れないお笑い芸人のトリオ・マクベスを組んでおり、そんな芸人の3人がネタ作りにいつも集うファミリーレストランのウエートレス・中浜里穂子を有村架純、その妹・つむぎを古川琴音が演じてきた。ドラマは、タイトルの通り、毎話ドラマのトップシーンがマクベスのコントから始まり、この冒頭のコントが残りの物語の重要な伏線としてつながるという、異例の構成も見どころとなっている。

仲野太賀が芳根京子とそろって「コントが始まる」クランクアップ。「15年間の俳優生活は、無駄ではないと思えた」

 仲野は「まだ終わった実感がありません。あっという間でしたね。1クールのドラマってこんなに早かったかなと思うくらい、体感があっという間でした。とにかく幸せな3カ月を過ごさせていただきました。本当に皆さんのおかげで、こうして最後まで走り切ることができてホントに幸せだなと思っています。1話の放送が終わったタイミングで、俳優を始めた頃からの俳優仲間から連絡がきまして、『こんなドラマに出たいなと語り合ってたようなドラマにお前は出てる』と、それが『心からうれしい』と言ってくれました。また、泣きながら電話をしてくる仲間もいまして、いろんな人の思いとか気持ちが重なるドラマになるんだなという確信が、1話の頃からありました」と周囲からの反響の大きさを明かす。

 そして「僕自身も、俳優をやっていてうまくいかないなとか、悔しいなとか、もどかしい気持ちを持っていた時期もあったんですけど、ホントに、それこそ里穂子のセリフを借りるとするならば『僕がやってきた15年間の俳優生活は、無駄ではない』そんなふうに思えるドラマでした。マクベスとしてもそうですし、俳優として、こんなにも楽しい現場はなかなかありません。本当に幸せな気持ちでいっぱいであります。本当に皆さんとご一緒できて幸せでした。ありがとございました」と作品への愛を語った。

仲野太賀が芳根京子とそろって「コントが始まる」クランクアップ。「15年間の俳優生活は、無駄ではないと思えた」

 芳根も「この現場に来るのが本当に楽しみで、何度も心を救われていました。この作品に参加させていただいたこと、そして、潤平とすてきな関係を築けたことと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。また皆さんとお会いできるように頑張ります」とあいさつした。

 マクベスの解散ライブも開催日は6月19日。失敗を経験しながらも、もがき、悩み、そして笑いながら生きてきた彼らの生きざま。春斗が最後に導き出す自問自答の答えとは? 最終回のラストまでしっかり見届けたい。


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