吉岡秀隆が千利休役で大河初出演、谷原章介が北条氏政「豊臣兄弟!」天下一統に関わる9人発表2026/07/22 04:00

吉岡秀隆、谷原章介、遠藤雄弥、天野ひろゆき、栗原類、阿久津仁愛、林裕太、堀部圭亮、前野朋哉が、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか)に出演することが決定。吉岡、遠藤、天野、栗原、阿久津、林、前野は大河ドラマ初出演となる。
仲野太賀が主演を務める大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代の真っただ中、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の物語。夢と希望の下克上サクセスストーリーだ。主人公は天下人・豊臣秀吉(池松壮亮)の弟、豊臣秀長。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。脚本は連続テレビ小説「おちょやん」(2020年)などを手がけた八津弘幸氏が担当している。
7月26日放送・第29回から始まる「天下一統編」の新たな登場人物のうち、今回は、戦国の世に大きな影響を及ぼす茶人・千利休、関東の雄として兄弟の最後の壁となる北条氏政をはじめとする戦国武将など、豊臣兄弟の天下一統にさまざまな形でかかわる人々が発表された。
吉岡が演じるのは、千利休(宗易)。堺の商人たちによる自治組織・会合衆の一人で、今井宗久、津田宗及とともに三宗匠と称される茶人。茶の湯を通じて政治にも関与し、本能寺の変の後は秀吉に仕え、兄弟の天下取りを支えることになる人物として描かれる。

吉岡は、「スタッフ、キャストの皆さんが本当にいい顔をしていらっしゃる現場だと感じました。いい顔をしていると言うことはいい現場だと言うことであり、いい現場だからこそいい作品が生まれているんだろうなと感じました」と現場の空気を伝える。「リハーサルをのぞかせていただいた時、初めてお会いした豊臣兄弟のお二人の笑顔を忘れることなく、私なりの宗易さんを演じられればと思います」と役への思いをのぞかせ、「きっと、最後まで仲野さん、池松さん、スタッフの皆さんにおんぶに抱っこされながらだと思いますが」と笑いを誘った。
谷原が務めるのは、北条氏政。小田原北条家の四代目当主で、家督を嫡男の氏直に譲り、「御隠居様」として活動。その手腕で関東一帯を手中に収め、天下一統を目指す秀吉たちの最後の敵として立ちはだかる人物だ。谷原は「新選組!」(2004年)、「風林火山」(07年)、「龍馬伝」(10年)、「軍師官兵衛」(14年)、「麒麟がくる」(20年)に出演している。

谷原は、「神奈川出身なので、北条氏政をオファーいただけたことはとてもうれしかったです。小田原攻めはこの物語の大きな盛り上がりの一つなので気持ちが引き締まる思いでした」と地元とのゆかりを明かす。作品への感想は、「今までの大河で描かれていた秀吉氏とその周辺の物語と比べて格段にのびのびとした空気、そして実力次第で出世できるという雰囲気を感じます」と述べ、現場については「前室やメイク場での皆さんの表情を見て、仲野さん、池松さんがとても良い空気感を作っているんだろうなと感じました」と印象を語った。
役への意気込みは、「氏政は優柔不断で、時代の流れを読みきれなかった武将と描かれることが多いイメージがあります」と前置きし、「『豊臣兄弟!』においては物語の最後の難敵? 最後の戦国武将といっても良い人物だと思います。あまりステレオタイプな悪役、もしくは策略家ではなく、大きな志を持っていたが思いを果たせなかった戦国時代を生きた一人の武将として演じきれたらと思っています」と役柄への向き合い方を伝えた。
遠藤が扮(ふん)するのは、佐久間盛政。織田家家臣で柴田勝家の甥(おい)。秀吉と勝家がぶつかった賤ヶ岳の戦いでは勝家に従い、秀吉・小一郎兄弟と戦う人物として描かれる。遠藤は「篤姫」(08年)に出演している。

遠藤は、「激動の戦国時代を生きることができると、想像するだけでとてもワクワクしました。そして、『豊臣兄弟!』に携わることができて、大変光栄です」と喜びをかみ締める。役柄については、「叔父であり、殿である、柴田勝家に対する忠誠心に、佐久間盛政の人生が集約されているなと感銘を受けました」と思いを述べ、「また、『鬼玄蕃』と呼ばれる猛将ぶりも表現できたらなと思い、熱く佐久間盛政として生きようと思います」と力を込めた。
天野は、酒井忠次として登場。長年にわたり徳川家康を内政や外交・軍事で支え続けてきた、徳川家の筆頭家老で、のちに“徳川四天王”に数えられた一人。天野は「どうする家康」(23年)に出演している。

天野は、「前回『どうする家康』では、私の故郷・岡崎城の城代、山田新右衛門役を務めさせていただきました」と前作を回顧し、「そして今回は、徳川四天王の一人・酒井忠次役を務めさせていただくこととなり、故郷の英雄である家康公を支える役を仰せつかり、大変光栄であると同時に、身の引き締まる思いです」と喜びを語る。「実は、私の母の旧姓は酒井なんです」と意外な縁について語り、「酒井忠次の孫・酒井忠勝が治めることとなった庄内は、わが相方・ウド鈴木の出身地である山形県鶴岡市を含む地域でもあります。こうした不思議なつながりにも、ご縁の深さを感じています」とした。
役作りに関しては、「酒井忠次は徳川家来衆のまとめ役であり、相談役でもあったようです」と役柄を紹介し、「私も芸能界最弱軍団天野会のリーダーでもあります。役に限らずみんなのプライベートの相談にも乗りたいと思っています」とユニークな抱負を披露。「また、えびすくいの踊りを頼まれたら、いつでも踊れるように準備しておきます」と、ちゃめっ気を見せた。
栗原が担うのは、榊原康政。徳川家の重臣で、智将として知られ、秀吉と家康が直接対決した小牧・長久手の戦いで羽柴軍を翻弄(ほんろう)する。のちに“徳川四天王”に数えられた一人だ。

「『人違いじゃないよね?』というのが今作のオファーをいただいた際、最初に感じたことです」と率直に打ち明ける栗原。「日本人の顔立ちではない自分が、まさか大河ドラマに出演できると思っていなかったのですが、マネジャーから『間違いないです』と連絡が来て安心はしつつ、同時にとてつもないプレッシャーを感じました」と当時を振り返り、「撮影が続いている今でも内心ヒヤヒヤしながら過ごしています」と胸の内をのぞかせた。
役への意気込みを尋ねると、「主に、自分の仲間に対しての忠誠心、敬意を大切に」と語り、「初めての時代劇で不安な部分は多くありますが、この人生に一度しかない経験、時間を大切に考え、誠意を込めて榊原康政を生きるように心がけます」と決意を込めた。
阿久津が演じるのは、井伊直政。武勇に優れ、「井伊の赤備え」と呼ばれる軍を率い、小牧・長久手の戦いでは羽柴軍を苦しめる。のちに“徳川四天王”に数えられた一人だ。

本作へのオファーに阿久津は、「お話をいただいたときは、とてもうれしかったです。徳川四天王の一人として『豊臣兄弟!』に参加できることを、本当に光栄に思っています」と喜びを表す。「衣装合わせで実際に兜(かぶと)を目にしたときは、とても気持ちが高まり、作品に参加する実感が改めて湧きました」とエピソードを添え、「初めての大河ドラマ出演なので、楽しみな気持ちと同時に不安もありますが、精いっぱい頑張りたいと思います」と正直な心境をつづる。
そして、「初めて経験することばかりで、緊張もありますが、とても楽しく撮影に臨んでいます」と語り、「徳川四天王の中では最年少ということもあり、好奇心旺盛で真っすぐな直政を表現できるよう、大切に演じていきたいです。現場でたくさんのことを吸収し、学びながら、自分自身も成長していけたらと思っています」と飛躍を誓った。
林が扮(ふん)するのは、長宗我部信親。土佐の戦国大名・長宗我部元親の嫡男で、秀長が総大将を務めた四国攻めでは、父と共に羽柴軍と戦う人物として描かれる。

「幼い頃から両親と一緒に見ていた大河ドラマの出演、本当に本当にうれしかったです」と感激を伝える林は、「四国を治めた偉大な父に嘱望された若武者の役をいただけたということ、身の引き締まる思いです。歴史に敬意を払いながら、『豊臣兄弟!』の世界に飛び込んでいきたいです」と意気込む。
続けて、「父、元親は普段の穏やかな一面とは変わり、戦では武将としての才を発揮し、鬼気迫る迫力で四国の統一を進めていきます」と役柄を紹介し、「そんな父の姿に、将来を期待された嫡男として、憧れ、尊敬を向ける若者を演じていきたいです。若さと憧れ、その勢いを役にのせて、お芝居していけたらと思います」と展望を述べた。
堀部が演じるのは、谷忠澄。長宗我部元親の家臣で、外交術に長け、秀長が総大将を務めた四国攻めでは、前線の阿波一宮城を守り奮闘する人物として描かれる。堀部は「新選組!」(04年)、「平清盛」(12年)、「花燃ゆ」(15年)に出演している。

堀部は、「戦国時代の大河ドラマですが、激しい合戦シーンではないものの、四国一統を目指す土佐長宗我部と、四国攻め総大将秀長の間で外交交渉という重責を担う役」と役どころを紹介し、「この命懸けの交渉は、別の意味でも『合戦』であり、大いに緊張感をもって臨みたいと思います」と気を引き締める。続けて、「台本を読んで、忠澄の言葉の中に、元親への大きな信頼と愛情を感じました」と役柄への手応えを語り、「その言葉に込められた思いを、しっかりとお届けできればと思います」と決意をにじませた。
前野が扮(ふん)するのは、近衛龍山(前久)。五摂家の一つ・近衛家の前当主で、関白を務めるが、政争に巻き込まれ、たびたび京を追われた。本能寺の変後に出家する人物として描かれる。前野は「八重の桜」(13年)、「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(25年)に出演している。

「大好きであり尊敬している太賀殿と池松殿を筆頭に『豊臣兄弟!』を作り、届けて来たチームに参加できること心より光栄に存じます」と出演オファーに感謝する前野。
加えて、「『風、薫る』撮影の際など、お隣のスタジオだったので『豊臣兄弟!』の現場にはちょくちょく遊びに行っておりました」と思い出を披露し、「会う度にどんどん出世していく2人の姿を見て、『また出世したね!』なんて笑いながら話していましたが、まさか元関白の近衛龍山氏を自分が演ることになるとは、思いもよりませんでした」と振り返る。「池松殿は今世界で誰よりも秀吉公です。対峙(たいじ)するのは正直ビビりますが、同じ激動の戦国時代を生きた近衛龍山として、全身全霊ぶつかろうと思っております」と力強く締めくくった。
本作を手がける高橋優香子プロデューサーは、「兄弟が天下人へと上りつめていく『豊臣兄弟!』後半戦。力強く、魅力あるキャストの皆様が集まってくださいました」と今回の発表の背景を語る。
千利休役の吉岡については、「豊臣を描く上で欠かせない天下の名茶人、千利休役は吉岡秀隆さんです。武士とは異なる視座を持つ利休が、豊臣兄弟にどういった影響を与えていくのか……今作ならではの利休を、吉岡さんが巧みに演じます」と紹介。北条氏政役の谷原に関しては、「秀長の人生の最終幕に訪れる小田原城攻めにて豊臣兄弟の前に立ちはだかる北条氏政は、谷原章介さんが演じます。由緒正しき関東の雄と、下剋上を成し遂げた豊臣兄弟の最後の対決をお楽しみに」と見どころを挙げた。
徳川四天王の顔ぶれでは、「天野ひろゆきさん、栗原類さん、阿久津仁愛さんを新たに迎え、個性あふれる武将たちが家康を支えます」と紹介。「また、佐久間盛政役の遠藤雄弥さんは賤ヶ岳合戦で、谷忠澄役の堀部圭亮さんと長宗我部信親役の林裕太さんは四国攻めで、そして近衛龍山役の前野朋哉さんは秀吉が関白になる局面でそれぞれ、兄弟にとっての大きな節目を盛り上げてくださいます」と今後の見どころに触れ、「視聴者の皆さまにお楽しみいただけるよう、キャスト・スタッフ一同引き続き奮闘してまいります」と呼びかけた。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2026年夏】TVドラマガイド
いよいよスタートした2026年の7月・8月・9月放送の夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
内田有紀×寺西拓人「ラストノート」、蒼井優「Tシャツが乾くまで」、松村北斗「告白-25年目の秘密-」、山田涼介「一次元の挿し木」、さらに、人気作の続編「VIVANT」「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」「リラの花咲くけものみち2」など、ドラマ情報が満載☆
そのほか、BS&WOWOWの新ドラマも含め、出演者、主題歌や追加キャスト、最新のあらすじ、記者会見リポート情報を随時更新!
【2026年春】TVドラマガイド
2026年の4月・5月・6月に放送された春ドラマを曜日ごとの一覧で見やすく紹介!
朝ドラ「風、薫る」、岡田将生&染谷将太「田鎖ブラザーズ」、波瑠×麻生久美子「月夜行路」や日曜劇場「GIFT」のほか、「あきない世傳 金と銀3」などのBS&WOWOWドラマの情報も含めて総まとめ☆
作品の出演者、主題歌や出演キャスト、記者会見リポートなどの情報満載でお届けします。
















