山田涼介、大河ドラマ初出演で豊臣秀次に「豊臣兄弟!」秀長の新家臣団や浅井三姉妹役も発表2026/07/20 04:00

山田涼介(Hey! Say! JUMP)が、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか)に出演することが決定した。あわせて、秀長の新たな家臣を演じる住田隆、松岡広大、萩原護、平埜生成、浅井三姉妹役の田牧そら、西川愛莉、秀長の娘・末役の池端杏慈の出演も発表された。なお、山田、田牧、西川、池端、松岡は大河ドラマ初出演となる。
仲野太賀が主演を務める大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代の真っただ中、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の物語。夢と希望の下克上サクセスストーリーだ。主人公は天下人・豊臣秀吉(池松壮亮)の弟、豊臣秀長。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。脚本は連続テレビ小説「おちょやん」(2020年)などを手がけた八津弘幸氏が担当している。
今回は、7月26日放送・第29回から始まる「天下一統編」に登場する新たな登場人物のうち、豊臣兄弟の運命を大きく左右する豊臣秀次、そして秀長の新たな家臣、数奇な運命をたどる姫たちが発表された。

山田が扮(ふん)するのは、豊臣秀次(三好信吉)。もともと長尾吉房(弥兵衛/上川周作)の子で、幼名・万丸。小一郎たちが宮部継潤を調略した際に養子に出され、さらに三好康長(妹尾正文)の養子に。やがて秀吉のもとで一門衆として天下一統の一翼を担うことを期待される人物として描かれる。
出演オファーを受けた際の思いについて山田は、「とても驚きました」と率直に明かし、「同時に、時代劇の経験が多くない自分に声を掛けてくださり、とてもありがたかったです。大河ドラマにはいつか出演させていただきたい、一員になりたいと思っていましたので、とても光栄であり身が引き締まる思いでした」と回想。
作品への感想を尋ねると、「キャラクター一人一人の立ち方が魅力的で、仲野太賀さん、池松壮亮さんをはじめとする俳優陣のお芝居にひき付けられました」と話し、「豊臣兄弟が生きた時代背景の描き方もすてきで、熱量を感じる大河ドラマだと思い、毎週待ち遠しく拝見していました」と続けた。
また、現場に入っての感想については、「初めての大河ドラマの現場でしたので、正直、撮影前は緊張していました」と語り、「撮影をさせていただき、1シーン1シーンの理解度の高さを強く感じました」とスタッフの仕事ぶりに触れる。
仲野については、「撮影初日に仲野さんにごあいさつをさせていただいた時に、『ご一緒できてうれしいです。分からないことがあったらなんでも聞いてください』と言っていただきました」とエピソードを紹介し、「1年間続く大河ドラマの真ん中に立つ人の器の大きさを感じた瞬間でした」と述懐。さらに、池松に関しては、「各シーンの理解度の深さが素晴らしいと思いました。それぞれのキャラクターの立ち方を俯瞰(ふかん)で捉えていて、現場の状況を全体を見ているバランサーな方だと感じました」と評した。
自身が担う秀次の印象は、「残酷な最期を迎えた武将という印象でした」としながら、「現場では、秀次は戦国Z世代と言われています。やりたいことに対しては、誰に対しても躊躇(ちゅうちょ)することなく手を挙げ、意見を言う。失敗しても悪びれない、響きにくい。戦国時代に現在と通じるこんなキャラクターがいた、というのは面白いと思うので見てくださる方が、なんだこいつ? と思ってくださるようなキャラクター作りをしていこうかな、と思っています」と役作りへの姿勢を示し、「『豊臣兄弟!』に新しい風を吹かせられるような存在にしていきたいと考えています」と力を込めた。

田牧が演じるのは、浅井三姉妹の次女・初。浅井長政(中島歩)と市(宮﨑あおい)の娘で、市の死後は姉・茶々(井上和)と妹・江と共に、秀吉の庇護下に。のちに、浅井家の主筋にあたる京極家の当主である高次へ嫁ぐ人物として描かれる。
田牧は、「大河ドラマに出演することは、以前から目標の一つだったので、お話をいただけたことが本当にうれしかったです」と喜びをにじませ、役への向き合い方については、「浅井三姉妹には、自由な選択が難しい時代の中で、それぞれが懸命に強く生き抜いた女性たち、という印象を持っていました」と説明。「その中でも初は、姉妹の間をつなぎ、そっと支える存在のように感じています。彼女の優しさや芯の強さを、丁寧に表現していけたらと思っています」と意気込みをのぞかせた。

三女の江役として登場するのが西川。茶々、初の2人の姉と共に秀吉の庇護のもと育ち、姉たちと同様、波乱の生涯を送ることになる人物だ。
西川は、「歴史ある作品に参加させていただけることに驚きましたし、江という役が『自分に務まるだろうか』という緊張もありましたが、たくさんの方が繋いできたこの物語に参加させていただけることが何よりもうれしかったです」と声を弾ませる。
役柄については、「今回お話をいただくまでは、江という人物についてあまり多くのことは知らなかったのですが、役をいただいて江と向き合う中で、幼い頃からさまざまな経験を重ねて成長していく人物なのだと感じました」と役への理解を深め、「江ならではの素直さや純粋さを大切にしながら、その中にある芯の強さも感じていただけるよう、一つ一つのシーンを丁寧に、そして精いっぱい演じたいと思います」と決意を口にした。

秀長と慶(吉岡里帆)の間に生まれた一人娘・末役には池端が抜てき。奔放な性格だが、心優しい少女という設定だ。
池端は、「オーディションで決まった時、うれしさももちろんありましたが、それ以上に驚きがありました」と打ち明け、「大河ドラマはこのお仕事を始めた時からの一つの目標でもあったので、『ついにこの場所に立てるんだ』という実感がわいてきた時は、本当にうれしくてたまりませんでした」と喜びをかみ締める。
役柄については、「天真らんまんで、活発な女性」と解説し、「多くの人の願いや思いを受けて生まれてきた人物だからこそ、その存在自体に大きな意味があると感じています。末の純粋さや力強さを大切にしながら、周りの人たちの思いも感じられるような人物として演じられたらと思います」とキャラクターへの愛情を表現した。

桑山重晴役として登場するのは住田隆。もとは秀吉に仕えていたが、賤ヶ岳の戦いの頃、秀長に家臣として仕え、筆頭家老となる人物で、紀伊和歌山城代を務め、内政・軍事で秀長を支えた。住田は、大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)、大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」(11年)、大河ドラマ「平清盛」(12年)、大河ドラマ「花燃ゆ」(15年/ともに同系)に出演している。
住田は、「今まで4回ほど大河ドラマには出演させていただきましたが、今回の役柄は豊臣秀長に家臣として仕え、筆頭家老にまでなった人物。その名も『桑山重晴』……『えっ、ゴメン、誰?』本当にすみません。これが一番最初に受けた感想です」と正直な胸の内を告白。
役作りについては、「監督からは『ひょうひょうとやってください』と言われ、ちょっと驚きました」と苦笑を交え、「今回の『豊臣兄弟!』の現場は若い人たちが多く、とてもエネルギッシュでその場にいるだけで元気をもらえます」と現場の様子を伝える。加えて、「このエネルギッシュな若者たちの中で、ジジイがどれだけ貢献できるか分かりませんが、まさに重晴のようにひょうひょうと若者家臣たちとはまたひと味違う家臣・桑山重晴が表現できたらいいなと思っています」と抱負を述べた。

吉川平助役には松岡。四国攻めでは秀長から紀伊湊の代官を任され、舟を集めるなど活躍する。もとは商人であったことから、その経験を生かして大きな戦力となる人物だ。
松岡は「10代の頃から大河ドラマのオーディションを受けていて、いつか必ずやと切望していました」と胸中を吐露し、「またとても個人的な話になりますが、30歳までに大河ドラマに出演することが目標でしたので、このご縁に深く感謝しています。諦めず続けていて良かったなとお声掛けいただいた時に感じました」と胸を熱くする。
役への意気込みについては、「吉川平助は元々は長浜の有力商人であったとされ、秀長の農民という出自とはまた違った形で民に寄りそう存在になるかと思いますし、生活をする人々の声に耳を傾けていたと想像します」と人物像を思い描く。
そして、「下克上という言葉が本作の大きなテーマだと思っていまして、秀長や秀吉のように野心にあふれ行動するといつの間にか大切にしていたものを傷つけてしまったり、見えていたものが見えなくなってしまったり、知らないふりをしたりと、どこかにほころびが生じてくることが往々にしてあるなと感じます」とし、「遠く上を見据える兄弟と、目の前の人、物、ことをじっと見つめる平助という心象風景が浮かびますし、兄弟に対して平助はどのように関わっていくのか、違和感を覚え、なにか進言するのかと想像が膨らむばかりです」と想像を広げた。
続けて、「人や物を“つなぐ”元商人という側面を生かしながら、平助を作り上げていきたいと思います」と展望を述べ、「吉川平助はこれまで演じられたことがないお役とのことなので、素晴らしいスタッフ・キャストの皆さまのお力ぞえのもと、多くの方に平助を知っていただき愛される人物になるよう、心血注いで演じていく所存です」と決意を新たにした。

さらに、小堀正次役として萩原が名を連ねる。近江の浅井家旧臣の出身で、秀長に仕える人物。秀長が治める紀伊や大和の検地を行うなど、行政官として手腕を振るう。萩原は、大河ドラマ「青天を衝け」(21年/NHK総合ほか)に出演している。
萩原は、「大切に紡がれてきた本作に参加させていただけることがとても幸せで、光栄に思いました」と喜びを口にし、「正次は家臣団の中では若手。私も俳優として若手ですので、若手らしく生き生きと、先輩方に飛び込む気持ちで、秀長家臣団の一員として楽しみながら演じていきたいと思っています」と意欲をのぞかせた。

羽田正親には平埜。秀長の家臣として頭角を現し、家老に列する人物。築城術に長け、秀長が大和郡山城に入った際には普請に携わり、藤堂高虎と共に内政・軍事で活躍した。平埜は大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17年)に出演している。
平埜は、「役者は、どれだけ『あの作品に出たい!』と願っても、“役”とのご縁を待つしかありません」としみじみと振り返り、「このたび『豊臣兄弟!』出演のご縁をいただきました。放送開始時から魅了されてきた作品であり、まさに『出たい!』と願ってきたドラマです」と喜びを表す。
役への思いについては、「秀長は『天下一の名補佐役』と言われています。羽田正親は、そんな名補佐役の補佐役です」とし、「少ない史料と想像力を駆使しながら、熱く演じていきたいです!」と意欲を見せた。
本作を手がける高橋優香子プロデューサーは、「本能寺の変で織田信長が亡くなり、ここからいよいよ豊臣兄弟が天下人への道を切り開いていきます」と今回の発表の背景を説明。山田に関しては、「歴史上、さまざまな逸話やイメージを持たれる秀次ですが、今作では果たして……。類まれなるスター性と確かな演技力を兼ね備えた山田さん演じる秀次に、どうぞご期待ください」と期待を寄せる。
秀長家臣団の顔ぶれは、「ひょうひょうとした年長者の桑山重晴役には住田隆さん。知的でクールな羽田正親役に平埜生成さん。チャキチャキ商人気質な吉川平助役に松岡広大さん。忠実で素朴な小堀正次役には萩原護さん。愛すべき彼らのチームワークをお楽しみいただけますと幸いです」と紹介した。
姫たちの起用に関しては、「秀長の娘・末と、浅井三姉妹の初と江も本役となって登場します。池端杏慈さん、田牧そらさん、西川愛莉さんのかれんでみずみずしいお芝居にぜひご注目ください」と呼びかけた。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2026年夏】TVドラマガイド
いよいよスタートした2026年の7月・8月・9月放送の夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
内田有紀×寺西拓人「ラストノート」、蒼井優「Tシャツが乾くまで」、松村北斗「告白-25年目の秘密-」、山田涼介「一次元の挿し木」、さらに、人気作の続編「VIVANT」「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」「リラの花咲くけものみち2」など、ドラマ情報が満載☆
そのほか、BS&WOWOWの新ドラマも含め、出演者、主題歌や追加キャスト、最新のあらすじ、記者会見リポート情報を随時更新!
【2026年春】TVドラマガイド
2026年の4月・5月・6月に放送された春ドラマを曜日ごとの一覧で見やすく紹介!
朝ドラ「風、薫る」、岡田将生&染谷将太「田鎖ブラザーズ」、波瑠×麻生久美子「月夜行路」や日曜劇場「GIFT」のほか、「あきない世傳 金と銀3」などのBS&WOWOWドラマの情報も含めて総まとめ☆
作品の出演者、主題歌や出演キャスト、記者会見リポートなどの情報満載でお届けします。
















