福本莉子主演「勿忘草の咲く町で~安曇野診療記~」に土村芳、田辺桃子、本田博太郎、富田靖子ら2026/05/26 05:00

NHK BSで6月28日からスタートする、福本莉子主演のプレミアムドラマ「勿忘草の咲く町で~安曇野診療記~」(日曜午後10:00、NHK BSP4Kでは、7月26日日曜午後10:00スタート)に、土村芳、田辺桃子、白河れい、おかやまはじめ、広岡由里子、沢栁優大、瀬戸利樹、村岡希美、中山翔貴、糸瀬七葉、野波麻帆、山下容莉枝、本田博太郎、富田靖子がレギュラー出演することが分かった。
本作は「神様のカルテ」シリーズなどの人気作で知られる夏川草介氏の同名小説が原作。安曇野にある小さな総合病院を舞台に、看護師と医師が患者の人生に向き合い、寄り添う姿を描いたヒューマンドラマだ。
この度、コトリンゴがサウンドトラックを手がけることが発表になったほか、北アルプスと安曇野をイメージした清涼感あふれるキービジュアルも公開された。
土村が演じるのは、信州松本の国立大学の看護学部を卒業し、ナースとして安曇野にある小さな総合病院・梓川病院の内科病棟で働く月岡美琴(福本)が頼りにしている主任看護師・大滝菜緒。豪快で気配り上手、厳しい現場に潤いを与えるムードメーカーという役どころを担う。

土村は、「大滝は、看護主任として美琴たち若い看護師を温かく見守りながら、病棟全体を優しくつないでいるような存在だと感じています。美琴の医療現場に対する悩みの聞き役でもあり、看護師としての思いや葛藤を代弁するような場面も多く、医師とのコミュニケーションを大切にしながら、現場の空気を整えている人物です。忙しく緊張感のある医療現場の中でも、ふとした冗談で周囲を和ませるような人間味も魅力だと思っています。作品の持つ温かさや、人と人とのつながりを大切にしながら、丁寧に演じていきたいです」とコメントを寄せた。
本田が務める、梓川病院の院長・遠藤拓海は、事なかれ主義の院長とやゆされることもあるが、地域医療と病院経営の両立を重視し、現場との調和も図ろうと努める実務的な指導者。

遠藤役を担う本田は、本作について「現代のリアルな問題が含まれている医療ドラマ、プラス、奥深い人間ドラマ」と話し、「人間臭く表現できたらと思っています。重くならず、今、起こっている問題の解決を安曇野の大自然を感じながら、味わい深く院長として、居られたらと思っています。こんな時こそ、ユーモアが必要なのだ」と笑顔でコメント。

朗らかさと料理で娘を支える美琴の母・月岡里美役は、富田。温かく家庭を支え、娘を気遣う包容力あふれる母親役で本作に登場する富田は、「どう生ききるか……。このことを明確にしなくてはならない時がきているように思います。延命治療、終末期医療、知らなければ決めることも出来ません。でもその決断はとても難しく、心が耐えられないことも多いと思います。そんな大変な医療の現場で働く娘を誇りに思いつつ、『やっぱり心配……』と思ってしまうお母さんを演じます。美琴には、『早く結婚を!』と楽しみにしているようです(笑)。ぜひご覧ください」とアピールした。

田辺は、美琴と同期の看護師・沢野京子役で出演する。美琴からは”サワ”と呼ばれている仲良し同期で、ギャル系テイスト志向のため、風紀にも厳しい師長から目を付けられている。

何事にも厳しい看護師長・和田浜子役に決定したのは野波。美琴たちを管理する看護師長。和田は、厳格かつ冷徹な指導でその場を凍りつかせるため“ブリザード”というあだ名で恐れられている。

白河は、泣き虫の新人看護師・半崎美奈役に抜てきされた。美琴や京子が面倒を見る新人看護師の半崎は、根は真面目だが、経験が浅いためよくミスをしてしまい、高齢者ばかりの病棟看護にもなかなか慣れずにいる。

このたび、サウンドトラックを手がけるコトリンゴからコメントが届いた。映像完成前の段階から作品世界に向き合い、丁寧に楽曲制作に臨んだという。「まだ映像が完成していない段階だったため、原作を読んだ時の読後感や台本から受け取った空気感を頼りに、イメージを膨らませながら制作していきました」と振り返る。
制作の過程では、自身の体験も重ね合わせながら、医療の現場が持つ空気を音に落とし込んでいった。「その中で、自分自身が医療現場でお世話になった時の記憶も自然と重なり、病院という場所にある緊張感だけではなく、人を支えようとする静かな優しさや希望を音に込めたいと思いました。日々多くの命や感情と向き合う先生方やナースの皆さま、そしてこれから経験を重ねていく若い医療従事者の方々へのエールの気持ちも込めています」と明かす。
さらに、作品を通して伝えたい思いについても言及。「時に相手の気持ちを考えすぎてしまい、思いやることの難しさを感じる場面もあると思います。それでも、シンプルに誰かに寄り添おうとする気持ちが、きっと人を救う力になるのではないか、そんな思いを音に重ねました」とコメントし、作品に寄せた思いを語っている。
あらすじ
信州松本の国立大学の看護学部を卒業した月岡美琴(福本)は、安曇野にある小さな総合病院の内科病棟のナースとして忙しい日々を送っている。そこへ同じ大学を卒業した新人研修医がやってくる。彼の名は桂正太郎(菅生新樹)。
出会って最初の会話は「花瓶の水を換えたいんですが……」と、正太郎からの医師としては珍しい質問だった。聞けば彼は東京の生花店の生まれで、とにかく花が好きらしい。花になど詳しくない美琴とかみ合わない会話をする正太郎。その不思議な言動に、美琴は戸惑いを覚える。
ところが、少々変わり者と言われている消化器内科指導医の三島(吹越満)や“死神”という謎の異名を持つ循環器内科指導医の谷崎(内藤剛志)の前でも冷静に振る舞い、臆せずものを言う正太郎の姿に美琴は徐々に興味を抱くようになっていく。しかし、そこは未曽有の高齢化に直面する地方の小病院。延命か看取り(みとり)か、医療のあり方を巡って正太郎と指導医たちの哲学が毎日のようにぶつかり合うなか、さまざまな困難が美琴と正太郎の前に立ちはだかっていく……。
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