「電波少年」が新たにスタート!総合演出はもちろん土屋敏男2020/11/05

1990年代に一世を風靡(ふうび)した日本テレビ系の伝説的バラエティー「電波少年」が、2021年1月からWOWOWで「電波少年W ~あなたのテレビの記憶を集めた~い!~」(日時未定。無料放送・無料配信)として新たにスタート。総合演出は、番組生みの親である土屋敏男氏が務める。
土屋氏は「去年の9月。WOWOWの方々から、うちで『電波少年』的な番組をやりませんか?とお誘いをいただきました。口では、いいですね〜なんて言ったんですが胸の内は、できる訳がないなあ。あんなに放送する局に負荷のかかる番組はないからなあと思っていました」と当初は半信半疑だったという。
しかし、その後「WOWOWの次の時代の方向は、コミュニティーになりました」と聞いて、頭の中でいろいろなものが瞬時に結びついたのを感じたそうで、「番組がコミュニティーを作るのではなく、コミュニティーが番組を作る! そしてその過程こそが番組になる! では何に向かったコミュニティーなのか? 例えば莫大なデータを集めるのはどうだろう? 例えば、戦後多くの日本人を笑わせ泣かせ勇気づけてきた(はずの)『テレビの記憶』はどうだろうか? 日本中の人の『自分のテレビの記憶』を集めて、それを大きな記憶の小宇宙にする。その小宇宙は日々成長し日々精緻になっていくだろう。WOWOWならば日本中のテレビ局と等距離にあるからそれができる! いやいやWOWOWにしかできない! そしてそんな番組は今までにない! 今までにない番組こそ『電波少年』である!」と決意。
また、「懐かしの『電波少年』風に言うと、あなたのテレビの記憶を集めた〜い! あのテレビの番組のあのシーンをもう一度見たい! こんなテレビのシーンの記憶があるのだが本当にあったんだろうか? そんな記憶やうろ覚えの記憶を『電波少年 W』のコミュニティーに投稿してください。たくさんの人がそれを見てそうそう!と思ったり、その記憶が私にもある!と言う反応が集められます。そのランキング上位のものを『電波少年W』は各テレビ局にお願いして探します」と宣言する。
 さらに、「すぐに分かるものもあるし、なかなか見つからないものもあるでしょう。でも『電波少年W』は決して諦めません。それが『電波少年』スピリットだからです。そうして各局のライブラリーから少しずつテレビの記憶である映像が掘り出されます。掘り出される過程でこの『電波少年W』はご報告として、その映像の一端をお見せすることになると思います
が、恒久的にはその映像は各局のサイトに置かれるといいなと思っています。そうして何年後かにネット上に『日本のテレビ全史』が構築されて、世界中の人が日本のテレビ局が作った70年間の英知の集積にどこからでも触れることができる。そして、それは国が作ったものでも、お金持ちが作ったものでも、WOWOWが作ったものでもなくて『みんな』が作ったもの。そんな大きな妄想からスタートする『電波少年W』 に、 皆さんに本当に心から参加していただきたいと思っています。参加したくなるようなコミュニティーを作るべく日々更新をしていきます」と熱いメッセージを寄せる。
最後に、土屋氏は「え? 昔みたいなヤンチャなことはやらないのか? それは『電波少年』ですからね。やっちゃうんじゃないでしょうか?」と一層期待が高まるような予告もしている。
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