松村邦洋「豊臣兄弟!」第17回解説――主題歌なしの異例演出と浅井長政の壮絶な最期2026/05/07 11:30

5月3日にNHK総合ほかで、大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか)の第17回「小谷落城」が放送された。YouTubeチャンネル「松村邦洋のタメにならないチャンネル」では、松村邦洋が恒例のものまねを交えながら、一つの時代の終焉(しゅうえん)と武将たちの悲喜こもごもを独自の視点で解説している。
今回は、オープニングテーマを排し、本編を長尺で見せるという異例の演出で始まった。松村は「オープニングを外してまでも、きっちり見せたかったのでしょう。気合を感じました」と分析。物語の序盤、織田信長(小栗旬)にとって最大の脅威であった武田信玄(高嶋政伸)が、餅を喉に詰まらせて亡くなるという劇的な最期が描かれた。松村は、直前に信玄が「皆、喉に詰まらせぬようにな」と周囲に声を掛けていた点に触れ、「自分が詰まって死ぬという『ふり』が利いている。脚本が見事」と絶賛した。
信玄の死によって信長の勢いは加速し、足利義昭(尾上右近)は追放された。松村は、信長の命により思い出深い二条御所などの破壊を命じられる明智光秀(要潤)の姿に注目。「思い出の品を自ら壊さねばならない。光秀は精神的にボロボロだと思う」と、旧主と新主の間で揺れ動く光秀の葛藤に寄り添った。
そして物語は、浅井長政(中島歩)がこもる小谷城の落城というクライマックスへと向かう。松村が特に感銘を受けたと語るのが、死を覚悟した長政が、藤吉郎(のちの豊臣秀吉/池松壮亮)や小一郎(のちの豊臣秀長/仲野太賀)に提案した「最後の相撲」の場面だ。松村は「本来は敵同士だが、柴田勝家(山口馬木也)も含め、4人の間に今までの大河ドラマにない温かい友情が描かれていた」と指摘。全力でぶつかり合う男たちの姿を、過酷な乱世における究極の絆として高く評価した。
さらに長政が、茶々、初、江の3人の娘たちのために、家紋にちなんだ六角形のお守りを自ら削り出して託す場面についても言及。松村は「長政が最後まで家族を思い、丁寧に彫り物をしていた。その思いが後の徳川の世まで受け継がれていくと思うと感慨深い」としみじみ語った。
動画の終盤、松村は「中島歩さんの長政は、武士の意地を感じさせる重厚な最期だった」と高く称賛。お市(宮﨑あおい)と娘たちを逃がし、潔く散っていった長政の引き際を振り返り、物語の大きな分岐点となった「神回」として解説を締めくくった。
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