永作博美、松山ケンイチの“恋発言”にツッコミ「時すでにおスシ!?」制作発表でマグロ解体ショーも2026/04/05 09:00

TBS系で4月7日スタートの連続ドラマ「時すでにおスシ!?」(火曜午後10:00)の制作発表会見が開催され、主演の永作博美をはじめ、共演の松山ケンイチ、ファーストサマーウイカ、中沢元紀、山時聡真、佐野史郎が登壇した。
本作は、子育てを終えた50歳の待山みなと(永作)が、久しぶりに訪れた“自分の時間”に戸惑いながら、3か月で鮨職人になれるという鮨アカデミーに飛び込み第二の人生を歩み始める、“笑いあり、ロマンスあり、おスシあり”の完全オリジナル人生応援ドラマだ。

14年ぶりに民放連続ドラマの主演を務める永作は、みなとというキャラクターについて、「お母さんという役割として家族にすべてを注いできたからこそ、ある時ふと『あれ、私何者だっけ?』と感じる瞬間を迎えることは多いと思います」と共感を寄せる。「ある日突然ではなく、いろんなところに少しずつ入り込んできてはいるんですけど、それを気のせいだと思い込んできたことが、ある時ふっとぽっかり空く瞬間があるんだろうなと」と続け、「この作品を通して、そういった方たちが『明日、私もこれやってみよう』と、小さな一歩を踏み出すきっかけになれたらうれしいですし、私自身も共感するところがたくさんあります」と力を込めた。

司会を務めた山内あゆアナウンサーは、「先に第1話を拝見したんですが、私も今月50歳になるので……」と同世代であることを明かし、「子どもたちも中3・高3になって自由な時間が増えて、友達とも『あれ、最近私たち暇じゃない?』という話をしたばかりだった」と打ち明け、みなとについても「自分の少し先の未来を見ているような気持ちになった」と自身の実感を語る。
これを受け、自身も子育て中の永作は、「『どうしよう』という気持ちはありますが、私はまだ実感としてはないですね」としつつ、「でも、自由な時間ができるのは、それはそれで楽しみでもありますし、自分の時間ができたらどうしようと考えるのは、少しワクワクもしています」と前向きに伝えた。

鮨アカデミーの堅物講師・大江戸海弥を演じる松山は、「非常に不器用なキャラクターだなと思っています。その不器用さを僕自身、楽しみながらやらせていただいています」と役柄を紹介。直前まで放送されていたドラマ「リブート」でのパティシエ役に続き、今作ではすし職人に挑戦。すしの修業は「もう去年からずっと学んでいて」と明かし、「去年はケーキもやれたので、セリフがうまく出てこなくなってきたら引退して、“すしケーキ屋”っていうんですかね、そういう道も自分の中で考えています」と笑いを誘った。
永作との共演は2008年の映画「人のセックスを笑うな」以来18年ぶり。「前回ご一緒させていただいた時は、永作さんが先生で、僕が生徒だったんですよ。それが今回は逆転しているんですよね」と振り返った松山は、「僕の中では、そこから恋が芽生えたらいいなと思っていますけどね」と大胆に宣言。さらに「台本には今のところそういう描写はないんですけど……いや、あるか。いやいや、なくても作っていきますから。ト書きの間に入れ込んでいきます。セリフとセリフの間に」とちゃめっ気たっぷりに語り、会場を沸かせる。この発言に、永作は笑みを浮かべながら「今日はしゃべりの調子がいいみたいで。松山くん、調子が良くて」と穏やかにツッコんだ。

18年ぶりの共演について改めて問われると、永作はキャスティングへの率直な驚きも口にする。「松山くんも私も、正直あまりラブ的な作品に呼ばれるタイプではないのに、2人そろってそうしたロマンスの要素がある作品に呼ばれて。『火曜10時』はそういった要素があると後から知ったんですけど、お受けしてから『なんでこの2人をここに呼ぶのかな』とも感じて、ちょっと面白いなと思いました」と笑いながら振り返る。「何をぶつけても大丈夫だとお互いに感じているので、楽しく、そして深く作品を掘り下げていきたいです」と期待を込め、松山も「この2人の新境地になると思いますので、ぜひご覧いただければと思います」と同調した。

元外資系コンサルという経歴を持ちながら“野望”を抱えて鮨アカデミーに飛び込むクラスメート・柿木胡桃役のファーストサマーウイカは、現場の雰囲気を「手をつけられない生徒たちが集まった、ホームルームの休憩時間のような感じ」と表現。「佐野さんは音楽の話をされていたり、山時くんの寝ている姿を動画で撮ったり、起きた瞬間にケタケタ笑ったりと、文字にするのも大変なくらい、本当にくだらないことで盛り上がっている」と笑いながら語った。
一方、SNS運用については、松山が“隊長”として積極的に動いていることも明かされた。「ずっとSNS運用の企画会議をしてくれているんです。おいしい落花生を持ってきてくださって、みんなで殻を割りながら話していて、団らん中のリビングのような雰囲気になっています」とコメント。
松山といえば「リブート」放送中に、Xで共演の鈴木亮平になりすました投稿が話題を呼んだことも記憶に新しく、今作でも360度カメラを持ち込むなど、本格的な情報発信に意欲を見せる。松山は、「カメラの前以外でも気が抜けない状況になっています」と笑いながら語り、「それこそ山時くんの『わさびみたいな存在に』じゃないですけど、わさびのような存在としてSNS運用ができたら」と展望を述べた。

クラス最年少・森蒼斗役の山時は、「甘やかされています。僕は結構すぐ笑ってしまってNGを出してしまうんですけど、皆さんが優しく見守ってくださるんですよね」と、末っ子ポジションを満喫している様子。「寡黙なんですけど、すごくかわいくて、誰よりも大江戸先生を尊敬している役。皆さんにも応援していただけるキャラクターなんじゃないかなと思います」と役どころを紹介。
冒頭のあいさつでは「わさびは本当は食べられないんですけど、わさびみたいな存在であれたらいいなと思っています」と語り、松山から「どういう意味ですか?」とツッコまれる一幕も。「皆さんにピリッと刺激を与えられる存在になれたらという意味です。わさびって、いいものを食べると『あ、食べられるかも』と思う瞬間があると思うんです。深く知ることで良さが伝わるような、そんな役になれたらと思って言いました」と真摯(しんし)に解説し、好感を集めた。
また、松山肝いりのSNS運用については「編集は今、全部僕がやっています。松山さんに『聡真くんが一番できるから』と言っていただいて」と担当を任されていることを明かす。「僕は考える役割なので、運用は基本的に各自でやっていただければ」という松山の言葉に笑みを見せつつ、「編集も楽しくやらせていただいていますし、この現場の雰囲気も皆さんに届けられたら。これからSNS運用も頑張っていきたいです」と意気込んだ。

最年長のクラスメート・立石船男役を演じる佐野は、「とにかくかっこいい役なんですよ。ダンディーで、年を重ねてもチャレンジ精神を忘れない、バイタリティーあふれる人物なんですが、物語が進むにつれて、あまりにも調子が良すぎて少し怪しく見えてくるんです。『これ本当にこういう人なんですか?』と監督やプロデューサーに聞いたりして」と意味深な発言を連発。
その真相については「答えはまだ分からないですけど、とてもダンディーな人物であることは間違いないようですね」と含みを持たせつつ、「あとはサイコの要素が入ればパーフェクト」とも言及した。さらに、みなとの息子・渚の役どころを引き合いに出しながら、「昔だったら野際陽子さんと俺ですよね」と1992年放送の同系ドラマ「ずっとあなたが好きだった」を彷彿とさせる発言でニヤリとさせた。
また、永作とは1997年放送の同系ドラマ「青い鳥」以来、29年ぶりの共演となる。「スタジオは変わらないのに、こちらはどんどん年を重ねてきて、若い頃は息子役だったのが、いつしか夫役になり、そして今はおじいさん役になっている。時の流れを感じます」と振り返る。その上で「それでも変わらない、TBSらしい王道のドラマなんだと改めて実感しています」と感慨を込めた。

みなとの一人息子・待山渚を演じる中沢は、「渚は鮨アカデミーに足を運ぶ機会は多くありませんが、自分の夢をかなえるために巣立ち、懸命に頑張っています。渚にも注目していただけたらうれしいです」と役どころに触れる。
さらに「実家から上京して数年たつのですが、第1話では渚が巣立つところから始まります。親子の会話のテンポ感や、『お母さんってこういう話し方をしていたな』という感覚が、永作さんのお芝居から自然と伝わってきて、懐かしさを覚えました」と永作に“母親み”を感じた瞬間を振り返る。「息子はやってほしいことだけを伝えて、自分に都合の悪いことは聞かないようにする、そういう細かい部分にも『ああ、こういうことあったな』と感じるところがあって。いろいろと相談させていただきながら演じています」と渚への実感をにじませた。
会見のクライマックスでは、大阪から7時間かけて赤坂に届いた長崎・五島列島産、65kgの本マグロが登場。ドラマの大ヒットを祈願し、永作が巨大なマグロへの入刀式を行った。「マグロの身を開くことは“幸運を切り開く”とされ、お祝い事には欠かせない縁起担ぎ」との解説のもと、永作は慣れない手つきながらも力強く包丁を入れ、会場の「ヨイショ!」の掛け声とともに見事に初刀を決めた。

その後は職人による豪快な解体ショーが繰り広げられ、出演者たちも目を輝かせながら見守る中、大トロの断面が現れると、永作が「これが食べたいです。今はここが食べたいです!」と声を上げる場面もあった。
終始笑いの絶えないトークに豪快なマグロ解体ショーも加わり、にぎやかな熱気に包まれた会見。締めくくりに改めてメッセージを求められた永作は、「今、これを見てくださる皆さんが小さな一歩を踏み出せるよう、背中を押すドラマになっています。身近にある何げないことを大切にしながら、一生懸命作っていますので、ぜひご覧いただけたらうれしいです」と呼びかける。
さらに「今回は“おすし”が題材なので、その技術の素晴らしさや美しさ、そして食に対する敬意や、作り手である職人の思いも感じていただけたらうれしいです。それが、これからの食への向き合い方にもつながっていくと思います」と続け、「感謝の気持ちを込めて、これからも届けていきますので、ぜひご覧ください」と真っすぐに語りかけ、会見は幕を閉じた。

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