「コスラバ2」奥野壮＆豊田裕大、役作りのための“同棲”秘話明かす「寝顔を見て…」2025/12/10
奥野壮＆豊田裕大がダブル主演を務めるドラマ「コスメティック・プレイラバー Season2」（木曜深夜1：15、関東ローカル）が、フジテレビで1月15日にスタート。それに先駆け、試写会イベントが開催され、奥野＆豊田、曽野舜太（M!LK）が登壇した。
シリーズ累計150万部を突破した楢島さち氏の同名BL漫画を、奥野＆豊田のダブル主演で実写ドラマ化し、日本のみならずアジア各国で大きな話題を呼んだ「コスメティック・プレイラバー」。続編となるSeason2では、超真面目かつピュアな先輩美容部員・間宮棗（奥野）と、生意気でクールな後輩美容部員だが、棗との運命的な出会いで仕事に誠実に向き合うようになり、愛する棗へ真っすぐな思いをぶつける“スパダリ”の佐橋斗真（豊田）の2人が、仕事でステップアップしていく中で直面する壁や、今後の人生について考えていく展開に。
前作に続き、棗と斗真の先輩であるメークアップアーティスト・南条敦を曽野、斗真の兄・天真を押田岳、棗と斗真を陰ながら応援する営業マンの田之内を中村優一が続投。今作から新たに、美容部員として伸び悩む新人・星名理久に中川翼、棗と斗真が働くロミーフェリークのミューズ・弓原リサに岡本夏美、ロミーフェリークのトップアーティスト・エマに加藤ローサ、そして斗真の父・紘己に山中崇が参戦し、2人の仕事や恋を鮮やかに彩る。
まず、登壇した奥野と豊田はそれぞれ今日のファッションのこだわりを解説。奥野は「棗をイメージしてかわいらしい雰囲気が出せたらなと思って、このベージュのセットアップと髪の毛にしてみました」と、豊田は「デニムがあったので、佐橋っぽくカッコ良くなるように着てみようかなっていうのと、マネジャーさん方の中に眼鏡をしている方がいて、その眼鏡が似合うかなと思って。（眼鏡は）マネジャーさんの私物です（笑）」とこだわりポイントを語った。
続けて、Season1の中からファンが事前に投票したベストエピソードTOP3を発表。第3位は第6話「愛しさが募る新生活」、第2位は第7話「花火と約束」、第1位は第5話「ザラつく心の処方箋」という結果に。奥野は第7話を振り返り、「最後のキスシーンはカットがかかるまでが長くて（笑）。カットがかかった後に2人で『長いわ！』とツッコみました（笑）」と裏話を。「第7話はすてきなシーンが詰まっている」と言う奥野に、豊田が「棗さんが涙を流すシーンがあるのですが、映像で見た時に、斗真の目が心の底からキラキラ輝いているというか、大切なものを見る目になっていたんです。あれは奥野くんのお芝居のおかげだなと…」と感謝を述べると、奥野は間髪入れずに「僕が引き出しました！」とキュートなドヤ顔を披露していた。
そして、今回Season2を迎えるにあたり、なんと役作りのため2人が“1週間同棲した”という驚きのエピソードが。これについて、奥野は「Season2が決まる前から、『もしSeason2ができるなら一緒に住んでみたい』と裕大くんの方から提案があって、『もちろんです』と言っていたのが実現しました」と告白。「裕大くんが提案したんだからあなたの家でしょう」（奥野）とのことで、劇中の設定と同様に豊田の家で同棲生活が行われたという。
1週間の暮らしを経て、「当時裕大くんが他の作品に入っていて、かなり生活リズムが崩れていたといいますか。夜中から撮影に入ったりするような作品をやっていたので、生活リズムがもう全然合わなくて。そんな中ですごく疲れているはずなのに、撮影終わりに『今から家帰るけど、本読みしたい』みたいなことを言ってくれて、こっちのことを考えてくれている時間がすごくいいなって思って」と胸キュンエピソードを明かした奥野。
これに対し、豊田は「それこそ当時は昼夜が逆転していて、朝帰った時にはもう奥野くんが寝ていて。でも、その寝顔を見た時に、“佐橋もこういうことがあるんだろうな”と体験をできたことで、違和感なくもう一度佐橋に入れたんじゃないかなって。できるだけ一緒にいたので距離が近くなりましたし、2人で作り上げる中で摩擦がなかったよね」と同棲生活を通して得たものを語り、奥野も「Season1の時よりももっと自分の思っていること、監督に伝えたいこと、裕大くんに伝えたいことを、より明確に言葉にできたんじゃないかなと思います」と同意していた。
「短く感じましたね」（奥野）、「一緒にいられる時間が短かった」（豊田）という2人に、司会が「じゃあ、今度は1か月っていうのはどうですか？」と提案すると、なにやら頭を抱える2人だったが、「…やります、やります！」（奥野）、「やる…と思います！」（豊田）とのこと。今回は奥野の要望で「2週間は長い」と1週間限定になったそうだが、Season3が決まった暁には1か月の同棲が実現する可能性も…？
さらに、イベント中盤からは南条役の曽野も参戦。登場すると、サプライズで奥野＆豊田、観客から「M!LK、紅白初出場おめでとう！」とお祝いの言葉をかけられ、曽野は「ええ、何これ!?」と驚きながらも大喜び。司会から「ひと言、紅白に向けての意気込みを…」と振られると、「これは今日、何のイベントでしたっけ!?」と戸惑いつつ、2人からの「そのしゅん（曽野）のイベント！」という温かな言葉（？）を受け、「僕たちM!LK、今年11周年で紅白歌合戦に出させていただくことが決定したんですけど、まだ夢心地といいますか、ステージに立つまでずっと夢じゃないかなって疑っている節があって…。1月からコスラバも始まるので、それに合わせて“イイじゃん”な波を一緒に作っていけたらなと思います。紅白歌合戦、頑張ってきます！」と力強く宣言した。
Season2の撮影を振り返り、曽野は「裕大くんは結構一緒のシーンが多かったんですけど…控え室にいる時に人生を語り合ったよな？」と問いかけを。すると、豊田は「語り合ったっけ!?」と覚えていない様子で…。しかし、「『俺、興味があることはすごく没頭して、図書館でいろいろやっちゃうんだよ』って言ってたのはすごく覚えてる。当時そのしゅんが資格の勉強をしていて、『この資格どれぐらいで取れる？』って聞いたら、『俺、本気出したらすぐ取れるな』って言っていて、めちゃくちゃ尊敬しました。頭がいい、努力家なイメージ」と曽野への敬意を表していた。
一方で、奥野は曽野について、「Season1の時は弟みたいな明るい子だなっていう印象だったんですけど、Season2の時はちょっと大人っぽくなって、なんか色気も出てきちゃって。そのしゅんがお芝居してる時に、モニターを見ながら『セクシーになったな』ってみんなで言っていました。大人の魅力が近年増し増しでね。色気“イイじゃん”です（笑）」と印象の変化を称賛。これに対し、曽野も「僕自身も不思議で、色気がついた覚えはないんですけど、勝手に振りまいていたみたいで（笑）。今年1年、M!LKとしても個人としても人前に立つ機会が多くなったので、そのおかげなのかな」とうれしそうに笑う。
ただ、彼氏役の豊田としては複雑な心境もあったようで、奥野は「そのしゅんのことを褒めていたら、こっち（豊田）が…」とニヤリ。豊田が「俺は別にこの人（曽野）から色気とか感じなかったけど」とつぶやくと、曽野は「嫉妬してるん!?」とはやし立てる。奥野が「みんなで『（そのしゅん）カッコいいな～』とか言っていたら、横でふてくされた顔していて（笑）」と明かすと、豊田は「確かに居心地は良くなかった」と弁解し、曽野は「ほんまに三角関係や！」と楽しそうにしていた。
続けて、司会から「お互いにクリスマスプレゼントをあげるとしたら何をあげますか？」という質問が。これに対して、曽野は「僕は2人に“夢の国”のペアチケットを渡したいです。Season1の時に、2人がご飯を食べに行って、オフショットを撮って…とほぼデートみたいなことをしていて。それを見て『いいな～』って気持ちになって、もうファン目線といいますか…。リアルでも仲が良くてすてきやなと思ったので、それを夢の国でもやってほしい」と、2人の夢の国デートを熱望。
豊田は「2人にマッサージ券を渡したいです、本当に多忙なので。それこそさっき奥野くんのスケジュールを聞いたら大変そうで、言わずもがなそのしゅんも大変そうなので、休んでくれる時間をプレゼントできたら」と2人を気遣う中、奥野からは「ミャクミャクの縫いぐるみ」というユニークな回答が飛び出した。
最後は、豊田から「Season1から盛り上げていただいて、皆さんのおかげでSeason2ができるのだとかみ締めながら撮影に入りました。そこから完成して、また皆さんのところにお届けできるのも楽しみですし、より多くの方に届くことを願っています。これからもコスラバを盛り上げていただけると幸いです」とあいさつ。奥野も「Season1と同じスタッフ、キャスト、そして新たに加わるキャストでパワーアップしたSeason2を皆さんにお届けできると思っております。初回の1月15日をまず楽しみに、みんなで一緒に盛り上げていけたら」と観客に思いを伝え、イベントを締めくくった。
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