菊池風磨がアクションのないヒーローに!? 企画者・加藤浩次のオファーに「なんで僕(笑)」2025/12/02 04:00

菊池風磨(timelesz)が、2026年1月7日に日本テレビ系水曜プラチナイト枠でスタートする新ドラマ「こちら予備自衛英雄補?!」(水曜深夜0:24=中京テレビ制作)で主演を務めることが分かった。
タイトルが言いづらいのが逆に親しみやすさを感じさせる本作は、加藤浩次が原作・脚本・監督を手がける前代未聞のヒーロー×密室コメディー。防衛省から秘密裏に呼び出された7人は、それぞれが“クセだらけの能力”を秘めていた。彼らが集められた真の目的とは? そして、どん底7人がコンプレックスで地球を救う!? 「ヒーローモノなのにアクションがない?」「密室会話劇?」「集められた予備自衛英雄補の7人とは?」などといった、ヒーロードラマの常識を覆す、まったく新しいクセだらけのヒーローストーリーが幕を開ける。

菊池は、本作のオファーが届いた時のことを「この話をいただいたのが1年半前ぐらいだったと思うんですけど、とにかくうれしかったのを覚えています。加藤さんが監督をやられるということだけで即決しました」と振り返り、「ただ、バラエティー番組で何度か共演はさせていただいていましたが、それ以上の接点がなかったので、『なんで僕なんだろう?』という不思議さとうれしさがありました」と告白。その後も「主演が決まってからバラエティーで加藤さんにお会いした時に『あれ、菊池くんじゃなきゃダメだから!』と直接言ってくださって、うれしかったんですけど、なんで僕なんだろう? と…いまだに謎です(笑)」と、選ばれた真意にはたどり着けていない様子だ。
そんな菊池が演じるのは、小さい頃から“ある理由”によって周りの人間と溶け込めず、コンプレックスを抱えたどん底のフリーター・ナガレ(流偉月)。その印象について、「最初に本を読んだ時は、過去のトラウマや少しネガティブな要素があって、それによって心を閉ざしているような部分とか、でも、根は明るくて、本当は人のことが大好きで、人間らしい部分、かわいらしい部分というのが僕自身も応援したくなるような魅力的な役柄だと思いました」と語った。
そして菊池は、本作を「とにかく何回も見てほしいです」とアピールし、その根拠を「1話~最後までいろんな角度から見てみると、『あ、こんなことあったんだ』という隠し要素があったり、ほかのキャストの方々も本当に面白いので、一人ずつ追っかけながら見てください」と語っている。

本作で初めてドラマ監督を務める加藤は、長年温めてきたというこの企画を「ヒーローものなのに、“アクションがない”、“密室劇”というのをやりたいなと思ったのが一番のポイントです」と紹介し、「いろんなヒーローものの作品がありますけれども、“今まで見たことがないヒーロー作品”ということで企画を立ち上げて、それがどんどん広がっていって、今回の作品になりました」と明かしている。
また、加藤は「菊池くんは男前なのにコメディーができるからですね」と菊池へのオファーの意図を口にすると、「リズム感もいいですし、バラエティー番組に出ているからコメディーが上手」とその印象を表現。そして、「それでスタッフ一同満場一致で、菊池くんにダメ元でオファーしたらOKくれて…timeleszでドン! となる前でよかったですよ(笑)! 先にオファーしてOKもらえたらめちゃくちゃラッキー(笑)!」と話を持ちかけたタイミングに触れながら、快諾してもらえたことに胸をなで下ろしている。
さらに加藤は、初の連続ドラマの監督ということで、「緊張しますし、出演者として出ている側の時と全然違いますね」とその心境を吐露。「すごくいろいろなことを準備して、撮影に臨んでくれているってことが分かって、本当にスタッフのありがたみが分かりました」と制作チームの働きぶりに感服したようで、「だから出演者として出る時は絶対文句言いません! 今までいろいろ言ってきたんですけど…これからはスタッフの大事さが分かったので、二つ返事で何でもやります(笑)」と自身の振る舞いについても考え改めたことを打ち明けた。
なお、そのほかの出演キャスト情報など、ドラマの詳細は今後発表される予定だ。

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