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列島を震撼させるクマ被害「タモリステーション」でその歴史と対策を徹底検証2025/11/07 06:00

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列島を震撼させるクマ被害「タモリステーション」でその歴史と対策を徹底検証

 テレビ朝日系の「タモリステーション」(午後8:00)は、タモリがMCを務め、スポーツや気候変動、インバウンド、コンビニエンスストア、闇バイト強盗、南海トラフ地震など多彩なテーマを深掘りし、毎回視聴者から高い評価を得ている番組。

 今夜11月7日に放送する最新作は、“列島を襲う令和のクマ 緊急総力特集!”をおくる。「~ヒトと共生はできるのか? 徹底検証~」と題した約2時間で、クマ×人間の歴史から令和のクマの異変、ハンターたちの課題までを徹底検証。

 ここのところ、ほぼ毎日のように報道をにぎわせているクマ問題。今年はクマによる人身被害が過去最多ペースで推移しており、都内でも目撃情報などが200件寄せられている。番組では、もはや誰にとっても他人事ではない“クマ被害か”にスポットを当て、クマの生態、歴史、対策について緊急&徹底検証。スタジオには、俳優・木村佳乃のほか、酪農学園大学農食環境学群・環境共生学類教授・佐藤喜和氏、北海道猟友会・札幌支部「ヒグマ防除隊」隊長の玉木康雄氏が登場。クマと人間は共生できるのかを探っていく。

 クマは山中に生息しているという考え方はもう古いのかもしれない。なぜなら、近ごろは人間の生活圏に侵入する“アーバンベア”が急増しているからだ。番組では各地で激撮されたクマ出没映像を一気に振り返り、人間を恐れない狂暴な“アーバンベア”はなぜ増加したのか、地球温暖化やドングリの不作をはじめとするさまざまな背景に迫る。

列島を震撼させるクマ被害「タモリステーション」でその歴史と対策を徹底検証

 また、そもそも日本人とクマはこれまでどのような関係を築いてきたのかにも遡る。1923年(大正12年)には、8人が死傷した“石狩沼田幌新事件”が起きた。その時、クマに襲われながら奇跡的に生き延びた男性の肉声テープを公開。続いて、1970年に3人が死亡した“福岡大学ワンダーフォーゲル同好会ヒグマ事件”では、クマにつきまとわれた学生が亡くなる寸前まで記し続けたメモを見せてもらうことに。それらの記録からは凄惨(せいさん)な現場の様子やクマの執拗(しつよう)な生態が浮かび上がるとともに、近年、クマの生息域が広がり、人里との境界線があいまい化している事態が浮き彫りとなる。ほかにも、一昨年のOSO18事件まで、過去の痛ましいクマ被害を検証していく。

 さらに今回は、タモリが北海道・のぼりべつクマ牧場に赴く。ここでクマの生態に関するさまざまな実験&検証を行うの大きな見どころの一つだ。

 まずは、クマの嗅覚のすごさを検証。タモリが隠したエサを匂いだけで見つけ出すことができるのか実験すると、嗅覚だけでなく、記憶力も優れていることが明らかに。また、万が一、クマに出会ってしまったときどう行動するべきかを検証するための実験も展開。“後ろを向いて逃げたらどうなるか?”“死んだふりをしたらどうなるか?”などをヒトのにおいをつけた人形を使って実験してみたところ、タモリが「怖いね…スピードがすごい!」と戦慄(せんりつ)する展開に。人形を見つけたクマは、いったいどんな行動に出たのか!?

列島を震撼させるクマ被害「タモリステーション」でその歴史と対策を徹底検証

 また、タモリは知床も訪れ、クマ対策最前線も取材。世界でも有数のヒグマ高密度生息地である知床では、クマの個体を識別し行動や特徴を管理しているほか、電気柵やクマがあさることのできないゴミ箱を設置している。それらの対策からはクマと人の共生のヒントが浮かび上がってくる。

 そしてなんと、現地取材中にクマの出没連絡があり、タモリも現場に向かう。さらにロケ終了後の移動中、スタッフが乗ったロケ車両がクマに遭遇する場面も…。

 そして、スタジオには3頭のクマのはく製が登場。それを目の当たりにした木村は「爪が鋭い…これでガリっとやられたらひとたまりもないです。もし立ち上がったら怖いですね…」と、その迫力に驚く。さらには、実際にクマに襲われながら命を守った人々や、クマに襲われた患者の外傷を長年治療してきた医師にも取材。生死を分けた行動や、クマの襲撃から命を守る防御姿勢などは必見だ。そして、人員不足が指摘されているハンターの問題も調査。“緊急銃猟”など新たな制度もスタートしてるが、実際に現場に出るハンターには大きな苦悩が…。

列島を震撼させるクマ被害「タモリステーション」でその歴史と対策を徹底検証

 今回、北海道でクマについて学んだMCのタモリは、「牧場にいるクマは野生とは違うと思いますが、間近で見ると迫力がありました。しかも学習能力が高いことに驚きました」とクマの恐るべき能力に驚いたと言い、「いまや都市部に住んでいるからといって、決して安心ではありません。ぜひこの番組を見て、一人一人がクマ対策について考えてほしいですね。そして、やはり国レベルでの対策を急ぐ時期が来ていると思います」と呼びかける。

 この先、私たちはクマとどう付き合っていけばよいのか。クマ被害についてあらゆる面から検証する番組を通し、考えていこう。

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