「タモリステーション」最新作! タモリが警鐘を鳴らす「闇バイト強盗」の実態とは?2025/01/20

テレビ朝日系で1月25日に放送する「タモリステーション」(午後8:54)では、急増する「闇バイト強盗」をテーマにした最新作をおくる。
タモリがMCを務める「タモリステーション」は、スポーツ、災害、気候変動、インバウンド、CMソング、コンビニエンスストアなど多彩なテーマを深掘りし、視聴者から高い評価を得ている番組。今回は、特殊詐欺から強盗へと発展し、ますます凶悪化する「闇バイト」の実態を検証する。なぜ若者は闇バイトに関わるのか、また被害を未然に防ぐ方法は何か。実際の事件をひもときながら、番組独自の視点でこの問題を徹底的に分析する。
スタジオには俳優の木村佳乃、犯罪を描いた小説「勁草」の作者であり直木賞作家の黒川博行氏、元埼玉県警捜査一課の刑事で防犯アドバイザーとして活動する佐々木成三氏、そして闇バイト関連事件を取材し続けるテレビ朝日警視庁キャップの金井誠一郎氏がゲストとして登場する。また、木村は番組進行も務め、タモリとともに闇バイト問題の最前線に迫る。
さらに、番組では2023年1月に狛江市で発生した「闇バイト強盗殺人事件」の実行犯である永田陸人被告へのANN単独取材を実施。その中で、永田被告はギャンブルによる借金返済のために闇バイトに応募したと語る。また、彼は22年12月に広島市で発生した強盗致傷事件でも実行役を担い、家主の息子に重傷を負わせている。指示役から「殺してはいけない」と指示されていたにもかかわらず、被害者の抵抗に直面し、「ポケットに入っていたモンキーレンチをフルスイングした」と証言している。狛江市の事件では実行役のリーダーとして90歳の女性を死亡させたことが明らかになっており、闇バイトの実態が持つ恐ろしさを浮き彫りにしている。被告は取材に対し、犯行について「死ぬほど後悔している」と語る一方で、「闇バイト強盗はなくならない」とも断言して…。

また、SNSを通じて若者を勧誘する「闇のリクルーター」への取材映像を検証。リクルーターたちは実行役を「捨て駒」として利用しており、「応募してくるのは人生どうでもよくなったヤツ」と悪びれることなく語る。さらに、彼らが若者をだまし、逃げられなくする巧妙な手口についても詳しく紹介する。一方で、加害者となる若者がリクルーターの指示に従ってしまう心理的背景についても解説。再現ドラマでは、怪しいバイト求人に応募したことで八つもの事件に加担した実行犯の転落の様子を描き出す。
このほか、フィリピンを拠点に日本で指示を出しているとされる「ルフィグループ」や、さらにその上部組織とされる「JPドラゴン」の存在も取り上げる。これらの首謀者たちの関与や組織の構造、さらには新たな犯罪組織の台頭についても分析する。視聴者には、どのような家が狙われやすいのか、侵入された際の対処法、そして闇バイト被害への具体的な対策も紹介する。
収録を終えたタモリは「闇バイト事件がこんなにも複雑な構造になっていたとは驚きました。SNSで実行役を集めて強盗させるというシステムは10年前には考えられないことでしたから、心底、恐ろしい世の中になったと感じます」と震撼。加えて「どんな役でも闇バイトに加担した時点でれっきとした犯罪。闇バイトに加担したら人生は台無しになってしまう。若い世代には声を大にしてその事実を伝えたいですね」と述べ、警鐘を鳴らした。
私たち一人一人が加害者にも被害者にもなりうる現代において、どのように対応すればよいのか。タモリらと共に考えていく。

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