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松島聡&白洲迅が「パパと親父のウチご飯」でW主演「底抜けにいいヤツ!」と白洲が松島を絶賛2025/09/05 05:00

松島聡&白洲迅が「パパと親父のウチご飯」でW主演「底抜けにいいヤツ!」と白洲が松島を絶賛

 テレビ朝日系オシドラサタデー枠では、10月4日より、松島聡timelesz)と白洲迅がダブル主演する「パパと親父のウチご飯」(土曜午後11:00)を放送する。

 原作は、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称:チェリまほ)の作者・豊田悠氏が、2014年から2020年にかけて月刊コミックバンチ(新潮社刊)で連載していた同名漫画。「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018」のグルメ漫画部門で2位にランクインするなど、幅広い読者に親しまれている人気作で、単行本13巻+スピンオフで累計150万部を突破している。

 突然元カノから娘を預けられた、短気でけんかっ早いが情が厚いヤンキー系柔道整復師・千石哲を演じるのは松島。家庭環境の影響もありグレていた高校時代に、接骨院を経営していた師匠のおせっかいでアルバイトとして働くことになり、師匠の死後、そのまま店を継ぐという経緯を持つ。引き取った娘・愛梨は当初、母親を恋しがってわがままを言い、食事の好き嫌いも多くうまくいかないことも多かったが、幼稚園で晴海(白洲)と再会し、シングルファーザー同士助け合って生活するために、ルームシェアをすることとなる。

 そして、白洲が演じる妻と離婚し息子を引き取った晴海昌弘は漫画編集者。一人息子・清一郎の父親で優しすぎる性格の持ち主。仕事熱心で作家と真摯(しんし)に向き合うが、仕事が忙しすぎて家庭に構えなかった結果、妻の涼子が不倫して離婚したという過去が。清一郎の親権は自分が主張して引き取るも、過去のトラウマから包丁を使うことができない。

 シングルファーザーとして子育てに奮闘することになった2人は、慣れない生活を助け合うべく、ルームシェアを選択。父、父、娘、息子の4人で始まった共同生活は、波乱&困惑の連続。一筋縄ではいかない子どもたちとの生活やご飯作りなど、日々奔走しながらも成長を重ねていく父と子どもたちの、新しい家族の形を描くハートフルな物語として描かれる。

 松島にとって、本作は連続ドラマ初主演作。timeleszのメンバーは「喜んでくれましたし、『子役の子と絡んでるのがすごく想像がつく』って言われました(笑)」という反応を見せたエピソードを明かしつつ、「“主演”ということに関しては本当にうれしかったのと同時に、どこかで『まだ早いのかな』とかいろいろ考えたりもしました」と率直な気持ちを語る。それでも、「役者というお仕事への思い、欲というのがすごくあふれてきていて、いろんな作品に触れていきたい、と思っていた時期だったので、そのタイミングでこんなすてきなお話をいただけたことをありがたく感じました」と、挑戦への前向きな気持ちが勝ったと明かす。

 また、「コタローは1人暮らし」(21年/テレビ朝日系)以来、再びオシドラサタデー枠に戻ってこられたことも喜びの一つ。「ホームドラマというジャンルだからこそ、今の時代に伝えたいことを、千石哲という役を通して届けていけたら」と、枠への思い入れも語った。

 その「コタローは1人暮らし」の続編「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」(23年)で松島は、今回ダブル主演を務める白洲との共演を経験している。「自分は役者としてまだまだだったので、その時も分からないことはたくさん聞いて、いろいろ教えてもらっていました。今回もたくさん聞いていきたいですし、甘えられるところは甘えさせてもらって(笑)、お互いがお互いの良さを引き出し合いながら作品を盛り上げて、いい化学反応が起きたらいいなと思っています」と共演エピソードを回想しつつ、白洲への絶大な信頼を寄せる。

 今回、初主演に加えて初の父親役にも挑戦する松島。「僕の父親役は『イメージが湧かない』っていろんな人に言われて…(笑)。timeleszの中でも末っ子のほうなので、『まさか松島が親父になるなんて!』っていう…」とメンバーの反応に笑いつつ、「僕自身もまだあまりイメージは浮かんでいないんです」とも。「原作を読んだ時も、どこか千石に共感できる部分や、自分とつながった部分もたくさんあったので、何とかそういう部分をヒントにしながら役に落とし込めたらなと思っています」と役への共感を口にし「初主演にして父親役、愛梨役の棚橋乃望ちゃんと清一郎役の櫻くんをわが子のように愛しながら3か月撮影を楽しめたらなと思います」と意気込みを語る。

 物語を通して、松島は自身の育児観にも変化があったという。「僕の中でやっぱりこの作品を読むまで“育児=母親”っていう、勝手な、良くない固定概念があったんですけど、でも思い返すと自分も父親が男手ひとつで育ててくれましたし、父親であれ母親であれ、育児に奮闘していろんな悩みを超えていくっていうのは一緒だと思うんです」と自身の認識をあらたにしたと言う松島。

 だからこそ、「ただ、この原作が書かれた時っていうのはまだ時代がそこまで追いついてなくて、理解に苦しむ瞬間も多かったと思うので、今の時代だからこそこの作品がどういうふうに世の中の人に伝わり、愛してもらえるかということも考えて作品と向き合いたいですし、そうすればより一層この作品の魅力を皆さんに届けられるかなと思っています」と、いかに視聴者に物語のテーマを伝えるかを考えているそうだ。

 最後に松島は「とにかく心が温まるハートフルな作品です。実際に僕のようにリアルパパではなくても、共感していただける部分もたくさんあると思いますし、僕が演じる千石、迅くんが演じる晴海、そして乃望ちゃんが演じる愛梨、櫻くんが演じる清一郎――この4人以外にもたくさん魅力的なキャラクターが登場します。人と人とのつながりだったり、そのつながりで生まれる温かいお話だったり、見ていてきっと皆さんもキュンとしたり、ちょっと泣けたり、笑えたり、そんな瞬間がたくさん詰まっていると思うので、ぜひ最後まで見ていただけたらなと思います」と、視聴者へのメッセージを届けた。

 松島と再共演を喜ぶ白洲は「松島聡くんと一緒にやらせてもらえるって聞いて、なんとしてでもやりたいって思いました」と、オファーを受けた時に「すごくうれしかったんです」と素直な気持ちを明かす。その背景には、「『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』で一緒にお仕事をして、もうその時から“底抜けにいいヤツ!”っていう印象が僕の中ですごくありまして」という印象があったにほかならないそうで、「彼とだったらこの『パパと親父のウチご飯』をものすごくいいものにしていけるんじゃないかと…」と、強い信頼を寄せている様子がうかがえる。

 さらに、「今日、子役の2人とも会って、それが確信に変わりましたし、いろいろな実感が湧いて、すごくいい日になりました。一緒に協力していい作品を作っていけたらと思っています」と、予感が的中したことに喜びを隠さない。

 原作を読んでの感想は「すごく大好きな作品になりました。千石は突然パパになるし、晴海も1人で子育てをすることになり、全然やったことのない家事に挑戦せざるを得ない状況になるのですが、そこからがひたすら3人の成長物語。そうやって成長していく彼らがすごくいとおしくなる作品だなと思いました」という共感あふれる思いを持ったのだそう。

 実は白洲自身も1児の父。「プライベートなことではありますが、僕自身も子どもが生まれたということもあって、そのタイムリーさもあって、よりこの役をやりたいなと感じた部分もあります」という理由も本作のオファーを受けたことにつながっているそう。だからこそ「小さな子どもって、もちろん当たり前のことですが、まだ上手に言葉で伝えることができないですよね。でも絶対にいろんなことを思っているんです。この作品は、子どもたちがきっとこう思っているんじゃないかという気持ちを分かりやすく言語化してくれている印象を受けました」という気付きがあり、「日常に転がっているような出来事に対して、大人が気付いてあげることができなかったことでも、子どもたちが実はこういうふうに思っているかもしれない、といろいろ考えさせてもらえる作品だと感じたんです。世のお父さん、お母さんはもちろんですが、多くの方に共感していただけるところが多いんじゃないかな、と思います」とのメッセージを送る。

 意外にも、白洲にとっても父親役は今回が初挑戦。「初めて挑む父親役で、子どもたちとどういう親子関係を築いていけるのか、ドキドキワクワクしているような感じです。常に現場にあんなかわいい子たちがいるなんて楽しみですけど、ニヤけ顔になってしまいそうで、ちょっと心配ですね」と笑い、「見どころは全部松島くんが言ってくださったので、そこにプラスα、毎回登場する料理にも注目していただけたらと思います」と見どころポイントをアピール。「料理がそんなに得意ではない千石と晴海が、少しずつ成長しながら作っていくおいしそうな料理──このドラマを見ながら、『あ、おなかすいたな』『誰か大切な人とおいしい料理が食べたいな』とか、そんなふうに思ってもらえたらうれしいです」と、心温まるメッセージを添えた。

松島聡&白洲迅が「パパと親父のウチご飯」でW主演「底抜けにいいヤツ!」と白洲が松島を絶賛

 そんな2人を主演に迎えてのドラマ化にあたり、原作者の豊田氏は「『パパと親父のウチご飯』は、漫画家になりたての頃、“こんなドラマがあったら面白いのにな~”と友だちとファミレスで話したことがきっかけで生まれた漫画でしたので、ドラマ化が決まってとてもうれしかったです」と、念願のドラマ化を喜ぶ。

 主演の2人の印象を聞くと、まず松島に対して「普段とても穏やかで朗らかなイメージでしたので、最初元ヤンの千石とは真逆だなという印象だったのですが、
実際に千石の服装を着られているのを拝見して、今までにない硬派なギャップに驚きました。千石に対しても、ドラマが始まる前から、どういう人間でどういう人生だったのか、真摯に向き合ってくださって本当にうれしかったです」との印象と期待を持っていると語る。

 白洲へは「お名前が挙がった時から『すごく晴海っぽいな…!』という印象でしたが、実際に動くと、姿もですが穏やかな声に包容力があって、子どもとのシーンが目に浮かぶようでした。
晴海は穏やかなんですが、作中とても内面が変化するキャラクターなので、白洲さんがどう表現してくださるのかとても楽しみです」と期待を寄せた。

 そして、制作チームには「企画開始時、プロデューサーさんからお手紙をいただいたのですが、原作のテーマをとても丁寧にすくい取ってくださってうれしかったです。連載当時はまだ“多様性”と言う概念も浸透しておらず、『父親とは、母親とは、家族とはかくあるべし』という世間の圧が、今よりもっと強かった時代に、新人だった自分なりに漫画の中で問い続けたテーマにしっかりと向き合ってくださる方に作品を任せられること、とても心強く光栄に思います」との信頼を寄せ、「ぜひ一緒に土曜夜、千石家と晴海家の奮闘を見守りましょう!」と視聴者へのメッセージを投げかけた。

 温かくてキュンとする新感覚ホームドラマは、毎週登場するおいしそうな料理が食欲も刺激すること間違いなし。秋の夜長にぴったりの作品でほっこりしたい。



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