「ほん怖」クラブリーダー・稲垣吾郎がこの夏ヒヤッとしたエピソードを告白!?2025/08/16 06:00

フジテレビ系では本日・8月16日に、土曜プレミアム「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2025」(午後9:00)を放送する。
今や日本の夏の風物詩になっている「ほんとにあった怖い話」(通称:「ほん怖」)は、実際に人々が体験した怖い話をリアルに描く、オムニバス形式のリアルホラーエンターテインメント。放送開始から25年にわたり、220本の珠玉の実録心霊ドラマを届けてきた本作だが、今年は番組史上初となる“最恐選挙”を開催。視聴者の投票をもとに選ばれた歴代名作6本を、デジタルリマスター化して一夜限りの特別編として放送する。さらに、出口夏希主演の完全新作1本をプラスした豪華7本立てで構成。番組おなじみのほん怖クラブリーダーは、今年も稲垣吾郎が担当する。
デジタルリマスター化した作品の1本目は、小栗旬主演の「黄泉の森」(2004年)。佳典(小栗)は、恋人の歩美(加藤夏希)を誘って自殺の名所として名高いとある森に踏み入る。だが、その異様な雰囲気におじけづいた佳典は、すぐに帰ろうと言い出す。すると突然、枯れ葉を踏みしめるような音が聞こえてきた。その足音は、確実に2人のいる場所に近づいている。歩美が恐る恐る音のする方向に懐中電灯を向けると、闇の奥に白い服を着た女性の姿が。佳典と歩美は、慌ててその場から逃げ出すが…。
2本目は、上野樹里主演の「行きずりの紊乱者」(同年)。運転免許を取得したばかりの絵理(上野)は、友人の景子(大村彩子)とドライブに出かける。深夜2時、そろそろ帰宅することにした2人は、とある峠に差しかかった。すると、反対車線に自転車に乗った老婆のような姿が。しかも、その人物は絵理たちに向けて手を振っている。車を止め、近づいてくるその人物に声をかける絵理。しかし、そこにいたのは、老婆ではなく、小学生くらいの男の子だった。少年は、事故に遭って入院した父親のところに行くから駅まで行きたい、と絵理たちに告げる。2人は、戸惑いながらもその男の子を乗せて駅へと向かう。
そして、12年に岡田将生主演で放送された「右肩の女」が3本目にラインナップ。ある日、利也(岡田)は恋人・真美(蓮佛美沙子)から右肩に霊がついていると言われる。真美がおはらいまでしてくれたが状況は悪化するばかり。そしてついには利也の命を脅かすほどの出来事が起こり…。
4本目に選ばれたのは、佐藤健主演の「顔の道」(09年)。翔太郎(佐藤)は、恋人・夏海(高橋真唯)と、共通の趣味でもある釣りに行く。その帰り道、山中を走っていると傍らに古ぼけた電話ボックスがあることに気が付いた。その電話ボックスには、若い女性が1人で受話器を手にするわけでもなく、背を向け、ただぼんやりと立ちつくしている。明らかにこの世ならざる気配をまとっており、翔太郎は思わずその女に見入ってしまう。そして、車が電話ボックスを通過し、翔太郎が振り返ると電話ボックスにすでに女の姿はなく…。
綾瀬はるか主演の「怨みの代償」(09年)は5本目に選ばれた。百貨店で働くまゆみ(綾瀬)は、個人売り上げが好調で上司からも信頼され、順調に仕事をこなしていた。その一方でまゆみは、同じ店で働く同期のスタッフ・可奈のことが気になっていた。可奈は売り上げのためには手段を選ばないところがあり、職場での評判があまりよくなく、しかも個人売り上げもイマイチ。そんななか、ある日を境に可奈はまゆみに対して嫌がらせをするようになり、どんどんエスカレートしていく。
ラストの1本は、石原さとみの「S銅山の女」(14年)。取引先から車で帰社していた夏美(石原)は、山道で迷い、荒れ果てた廃虚にたどり着いてしまう。そこはS銅山と呼ばれる閉山した鉱山で、この一帯では心霊スポットとして有名だった。夏美がそこを訪れて以来、社内で不思議な現象が次々と起こり始める。上司も部下も体調不良を訴え、入院する者まで出てくる羽目に。再びS銅山を訪れ怪奇現象に終止符を打とうとする夏美に、想像を絶する恐怖が襲いかかる。
そして、出口主演の完全新作「或る訳ありの部屋」も届ける。真衣(出口)は、勤める飲食店の支店からヘルプを頼まれる。1か月間の長期で遠方ということもあって、会社が支店近くにマンションを用意してくれていた。しかしその部屋は昼間でも暗い雰囲気で、部屋の壁には何か貼ってあったものを剥がしたかのような跡があり不穏な空気が漂っていた。ある日の夜、真衣は寝ていると急な金縛りに襲われ、地鳴りのような音を聞く。懸命に体を動かそうとするが、まったく動かない。なんとか薄目を開けてみると、そこには狂気に満ちた笑みを浮かべる女が立っていて…。

スタジオ収録後、稲垣は「今年もすごく怖かったですね。クラブリーダーをしっかり務められたか心配になってしまうぐらい自分自身も怖がってしまって…。でも、クラブメンバーの子どもたちと一緒に怖さを乗り切りました。今年のメンバーは男の子たちがフワフワしている子が多くて、女の子たちが本当にしっかりしていました(笑)。もちろん僕も男の子側で一緒にフワフワしていたのですが、女の子が話をしっかりまとめてくれたので、もう来年からリーダーを任せたいくらいです」と、感想を述べた。
“最恐選挙”という番組初の取り組みに関しては、「皆さん、改めて投票していただきありがとうございます。えりすぐりの作品をお届けする取り組みができて本当に素晴らしい。歴代作品のクオリティーの高さはもちろん、視聴者の皆さんやスタッフの熱意も感じましたね。『ほん怖』って本当にあった話ということもあって、よく分からない不思議な話や腑(ふ)に落ちない結末のエピソードもあるんです。創作されたエピソードとは違ってそれが逆にリアル。今回お届けする作品を見ながら改めてそう思いました」と打ち明けた。
稲垣にとっての「夏の風物詩」を聞いてみると、「ショートパンツにサンダルを履くと“夏が来たな”と思いますね。僕がショートパンツはくって意外でしょ(笑)。テレビでは足を一切出さないんですけど、プライベートでは意外と軽装なんです。軽快なファッションで出かけることが増えると夏を感じます」と意外な夏のファッションを告白。
最近の“ヒヤっ”としたエピソードについては、「ネコを3匹飼っているのですが、最近ネコたちのお気に入りのキャットタワーが急に倒れちゃったんです。倒れた時しっかり避けてくれたみたいで、大事には至らなかったんですけど、それ以降はタワーに乗ってくれなくなっちゃって。自宅にキャットタワーがある方は、常に倒れないよう対策してくださいね。最近一番ヒヤっとした体験でした」と明かした。
最後に、「今回は、今をときめく俳優の皆さんの若かりし頃を見られる歴代名作6本もありますし、出口夏希さん出演の完全新作のエピソードもあります。豪華な7本立てになりますので、往年の名作と新作両方を楽しみにしていてください!」と、メッセージを寄せた。
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