「仮面ライダーゼッツ」制作発表で今井竜太郎が変身ポーズを初披露! 新キャストや主題歌も解禁2025/08/08 07:30

9月7日よりテレビ朝日系でスタートする「仮面ライダーゼッツ」(日曜午前9:00)の制作発表会見が、8月7日に「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER FES」が開催中の六本木ヒルズアリーナにて開催。7月25日に発表された主演・今井竜太郎を筆頭に、制作発表会見で出演が解禁された、堀口真帆、三嶋健太、小貫莉奈、八木美樹、古川雄輝が登壇した。
今井が演じるのは、仮面ライダーゼッツに変身する主人公・万津莫。また、実年齢16歳の堀口は、劇中で好感度ナンバーワンのCM女王で莫も大ファンのタレント・ねむ役を担う。三嶋は警視庁公安部怪事件課所属の警部補・富士見鉄也役で、小貫は富士見と同じ課に所属する警部補・南雲なすか役。八木は莫の妹で芸能マネジャーをしている万津美浪を演じ、古川はナイトメアの裏で暗躍する謎の男・ノクスに扮(ふん)する。
家族連れや大人のライダーファンが大勢集った会場に「仮面ライダーゼッツ」のオープニング映像が流れ、その後、キャストがステージに登場。まず最初に、6人の出演者から客席のファンへとあいさつが届けられた。

今井は、自身が演じる莫を「強い意思を持っていて、どんな悪にも立ち向かえる強い男です」と紹介。続いて堀口は、ねむの決めゼリフ「おやすみございます!」を明るく元気に言い、「ねむはみんなの夢に出てきちゃうぐらい人気の国民的タレントです。今日は皆さんにねむの『おやすみございます』を覚えていってほしいので、私が『おやすみ』と言ったら『ございます』と言ってください!」とファンと一緒にコールアンドレスポンスをして会場を盛り上げる。

トレンチコート姿で登壇した三嶋は「僕は世の中に起こる不可解な事件“ブラックケース”を追いかけています。『仮面ライダーゼッツ』は、ここにいるメンバーだけじゃなく、たくさんの人たちと一緒に本気でいい作品にしようと思って作っています。これから1年間どうぞよろしくお願いします」とチームの結束力をアピール。そして、炎天下の野外ステージに声援をおくるファンに向け「水分をしっかり取ってください。取るタイミングが難しいと思うんですけど、主演の竜太郎くんがしゃべるタイミングでどうぞ。(今井がツッコもうとするタイミングで)はい、今です(笑)」と“主役いじり”をして笑いを誘う。

スーツを身にまとった小貫は、「なすかは優秀なキャリア組のエリートです。隣にいる富士見課長(三嶋)と行動をともにすることが多いんですけれど、三嶋さんは課長でありながら警部補。なすかも警部補という同じ階級なので、2人の関係性も注目していただきたいです」と公安部チームの関係に言及。

しっかり者の美浪を演じる八木は、「私は莫の妹役ですが、お姉ちゃんなんじゃないかと思うほどしっかりしていて。朝、お兄ちゃんが起きられない時は目覚ましの役割を担っています。そんな兄弟のわちゃわちゃ感と、お仕事に行ってる時の美浪ちゃんのギャップを楽しんでいただけたらなと思います」と、兄・莫とのやりとりに注目を求めた。

最後は古川。「今も撮影は続いているんですけど、本当に素晴らしい作品が出来上がっています。キャストの皆さんはもちろん、長年仮面ライダーに携わっているスタッフの皆さま、アクション部、スーツアクターの皆さまも、『仮面ライダー』に愛情と情熱を注いでいます。これから1年間、放送が続きますので、皆さまと一緒に盛り上げていきたいと思っています」と、ミステリアスな雰囲気を醸し出す役柄とは裏腹の熱いコメントを発した。

今日の会見では、キャスト発表に続き、さまざまな情報が解禁された。キャストあいさつの後には、莫に司令を与えるゼロの声を川平慈英が務めることが明かされ、川平からのコメントムービーが映し出された。
川平は、「『仮面ライダー』はオンエア当時から見ていました。1971年。大興奮していました。虜(とりこ)でした」と、仮面ライダー1号の大ファンであることを明かす。今回の『仮面ライダーゼッツ』の映像を見て「ここまで来たのか仮面ライダー、とむちゃくちゃハイクオリティーだなと思いました。ですから、ハイエナジー・ハイテンション・にぎやかしの多い自分に対してのチャレンジとなるお仕事だなと思いました。なるべく(普段の)川平慈英を消して、ミステリアスな“静の川平慈英”をキープできるようにしたいです」と、「ムムッ」などの“川平慈英節”を封印すると宣言。そして、「では、今井くんに僕からミッションを課します。会場にいる皆さん、そして配信をご覧になっている皆さんにクールな変身ポーズを教えてあげてください」と、ゼロらしく莫に指令を発動。

その指令を受け、今井は、胸につけたベルトを使った変身ポーズを観客にレクチャー。無事変身シーンの披露を終えた時には「心臓バックバクです。手が震えてないか心配でした。喉、渇いていないですか? ちょっと給水タイムにしませんか?」と休憩を提案するほど緊張した様子を見せた。
そんな今井が一旦降壇、ここからさらなる新情報が連発されることに。
「仮面ライダーゼッツ」は、仮面ライダー史上初の胸に巻くベルト“ゼッツドライバー”が最大の特徴。そのベルトのシステム音声を山寺宏一が務めることが発表され、山寺から届いたコメントも公開された。
山寺は、「初代の放送開始の時10歳だった僕にとって、『仮面ライダー』は最高のヒーローでした」と、川平と同世代の山寺も「仮面ライダー」に大きな影響を受けていたと語った。「しかも原作は同じ宮城出身の石ノ森章太郎先生。夢中にならないはずがありません。時を経て2019年に『仮面ライダーゼロワン』でナレーションを担当させていただいたこともうれしかったですが、今回は変身ベルトの声という名誉を授かり、とても誇りに思います」と、2度目の「仮面ライダー」シリーズ出演に喜びをあらわにする。さらに「ベルトを胸に巻く革新的なスタイルをはじめ、さまざまな進化に驚きました。英語や複雑なリズムに若干苦戦しつつも、楽しく収録させていただいております。歴代ライダーへのオマージュを含めたコールもあります。『仮面ライダーゼッツ』本編はもちろん、ぜひゼッツドライバーの声にも注目してください」と収録エピソードを交えて、“ゼッツドライバー”をアピールした。
続いては、脚本家・高橋悠也氏と、監督・上堀内佳寿也氏によるトークムービーを公開。高橋氏は、「ライダー1号を彷彿とさせる、原点に返ったデザインを見た時、世界に向けてグローバルに“仮面ライダーというものはこういうものである”と定義する作品になるだろうなと思った」と話す。また、上堀内監督もそのデザインを見て「皆さんの本気度が伝わってきて正直震えた」と言い、「真正面からかっこいいと思えるものを受け入れてもらいたいという思いがあったので、そんな意味で僕も世界を視野に入れていたのだと思います」と、世界同時配信が決まった本作への意気込みを伝えた。なお、高橋氏と上堀内氏のクロストークは、東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信されているので、こちらもチェックしてほしい。

もう1つの解禁は主題歌情報。音楽プロデューサーの澤野弘之氏がビデオメッセージで、自身がトータルプロデュースするNAQT VANE(ナクトベイン)による「VISIONS」が主題歌として番組を盛り上げることを発表。作曲・編曲を手がけた澤野氏は「特に意識したのはスピード。映像のエネルギーと一緒に、楽曲、物語を楽しんでいただけたら幸いです」と楽曲に込めた思いを語る。そんな楽曲を歌うボーカリストのHarukazeとYunoaは「ラップのパートが今までの曲より長くて、めちゃくちゃかっこいいので何度も見て、チェックしてください」と自信を見せた。
そして制作発表会見もいよいよ終盤。キャスト6人が再び登壇し、それぞれが「仮面ライダーゼッツ」への期待を語る。そんな中、本作が世界同時配信されることにちなみ、海外での仮面ライダー人気を証言したのは、海外生活の経験がある古川。「僕は海外に11年住んでいましたが、『仮面ライダー』が好きだという方々にたくさんお会いしてました。非常に人気のコンテンツなので、『仮面ライダーゼッツ』も世界中の方々に楽しんでいただけたらすごくうれしいです」と夢を語った。

今井は、東映特撮ファンクラブ宛に届いた「ご自身にとってのヒーローは?」という質問に「僕は小さい頃、『仮面ライダーW』(09〜10年)に憧れがあり、夢をもらっていました。身近な人だとやっぱり両親ですよね。両親のようなかっこよくて温かい大人になれればなって思ってます」と素直な思いを答えてくれた。
そんな今井が「『仮面ライダーゼッツ』を見てくださる方々に、僕たちの一人一人の思いや楽しさ、幸せを届けられるような作品を作っていこうと思ってます!」と締めて、制作発表会見は終了。たくさんの情報解禁を受け、約1か月後に迫った9月7日の放送が待ちきれないファンがより増えたに違いない。

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