松本潤主演「19番目のカルテ」第4話に倉科カナ＆浜野謙太が生活習慣病に向き合う夫婦に！2025/08/03 21:54
倉科カナと浜野謙太が、TBS系で8月10日放送の連続ドラマ「19番目のカルテ」（日曜午後9：00）にゲスト出演することが分かった。
松本潤が主演を務める「19番目のカルテ」は、医療における19番目の新領域である総合診療科を舞台にしたヒューマン医療エンターテインメント。原作は富士屋カツヒト氏の連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」（ゼノンコミックス/コアミックス）。脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文氏が手掛けている。
松本演じる魚虎総合病院の総合診療医・徳重晃が、「問診」を通して病気を診るだけでなく、患者の心や生活背景などから「最善」を見つけ出し、生き方そのものにも手を差し伸べていくストーリー。3日放送の第3話では、津田健次郎が下咽頭がんを患うアナウンサー役で出演。大切な声の変質を恐れ手術に踏み切れない心情や、家族の存在の大きさ、そして総合診療医の徳重と、外科医の康二郎（新田真剣佑）の、それぞれの異なる「患者を救いたい」という強い思いが描かれた。
倉科と浜野は、第4話に夫婦役でゲスト出演。生活習慣病である糖尿病に罹患した夫とその妻を演じる。
2人は、浜野が主演したNHK BSプレミアムの連続ドラマ「男の操」（2017年）で夫婦を演じており、今回が2度目の夫婦役共演となる。本作では、糖尿病を患う夫・安城耕太を浜野、そんな夫をサポートするしっかり者の妻・早智を倉科が演じる。自己主張をしないおとなしい性格の耕太は、糖尿病が発覚してからも治療に対してどこかひとごとで後ろ向きな様子。一方、早智はそんな夫の姿勢にいら立ちを募らせているという設定だ。
第4話は、そんな安城夫婦を、徳重の指示により、総合診療科に転科した滝野（小芝風花）と内科医の鹿山（清水尋也）の同期コンビが2人で診察にあたるという展開になる。生真面目な滝野とドライな鹿山が、衝突しながらこの夫婦にどのように向き合っていくのかも見どころだ。生活習慣病という身近な病気が夫婦にもたらした「問題」とは何なのか。そして、滝野と鹿山の2人と徳重は、安城夫婦を苦しめる問題をどう解決に導いていくのか。
健康診断で糖尿病が発覚した安城耕太は、妻・早智に付き添われて内科に通院中。食事管理を徹底し、毎回病院にも付き添うなど、夫をサポートしてきた早智だったが、半年がたっても、耕太の検査結果は一向に良くならない。しかも、当の本人である耕太はどこかひとごとのようで、治療に消極的だ。イライラが募る早智は、ついに「主治医の鹿山の指導が悪い」と病院にクレームを入れる。
一方、面倒ごとが大嫌いな鹿山は、「こんなことで自分の評価を下げられたらたまらない」と、安城夫婦の診察を総合診療科に丸投げすることに。しかし、依頼を受けた徳重は、予想だにしないことを言い出す。それは「夫の耕太を鹿山が診て、妻の早智を滝野が診る」という提案。しかし、滝野はどこか総合診療医を見下している鹿山と反りが合わず言い争いに。一方、安城夫婦の間の溝も深まるばかりで、夫をサポートする勝気な妻とどこか他人事な物静かな夫の隠された“夫婦の壁”に、総合診療医・徳重はどう手を差し伸べるのか注目だ。
患者と誠実に向かい合う姿を通して、“人を診る”というテーマを描く新たな医療ドラマ。現代社会において「生きる」とはどういうことか？ そんな普遍的な問いを、温かく投げかける徳重の姿に引き続き注目したい。
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