「しあわせな結婚」第2話。阿部サダヲが予告「後半でガラッと変わる」2025/07/24

7月17日に第1話が放送された、テレビ朝日系の木曜ドラマ「しあわせな結婚」(木曜午後9:00)。この初回では、主人公・原田幸太郎(阿部サダヲ)が電撃婚をした妻・ネルラ(松たか子)が殺人事件の容疑者だったという衝撃の展開で幕を閉じた。
本作は、大石静氏による完全オリジナルの書き下ろし作品。数々の輝かしい功績を残し、テレビ番組にも引っ張りだこの人気弁護士・幸太郎(阿部)は、電撃婚した妻・ネルラ(松)が抱える“大きな秘密”を知る。それでもなお、妻を愛し続けることができるのかという夫婦の愛を問う“マリッジ・サスペンス”だ。
タイトルの通り、50年間貫いてきた独身主義をあっさり捨て、しあわせな結婚生活をスタートさせた幸太郎とネルラ。ネルラの家族を演じる板垣李光人、岡部たかし、段田安則、刑事役の杉野遥亮らレギュラー陣に加え、小雪、野呂佳代、戸塚純貴らがサプライズゲストとして登場。SNSでは「キャストさんたちがめちゃくちゃすごい方ばかりで(語彙力)、クオリティーがとても高いドラマだな」といったコメントが続出。また、「この会話のリズムと間、めっちゃ引き込まれる」「セリフの一つ一つが面白い」「会話だけで面白い」と、大石脚本の醍醐味(だいごみ)といえるテンポの良い会話劇にも称賛の声が集まった。

また、ドラマの構成にも驚きの声が上がった。ちょっと変わった言動を連発するネルラと、そんな妻の魅力にハマッていく幸太郎、そして週に一度の食事会で繰り広げられる家族の会話など、クスッと笑えるコメディー要素も盛り込まれる。しかし後半では一気にサスペンス味を増し、15年前にネルラが元婚約者・布勢夕人(玉置玲央)を殺した疑いをかけられていたことが判明。これには「急にめちゃくちゃサスペンス」「すごい展開早い」「めちゃくちゃ面白い完璧な1話に出会えて感動している」という声や、キャスト陣の芝居を絶賛する声があふれ、Xではトレンド入りを果たした。さらに、第1話の見逃し配信再生数が267万回を突破(TVer DATA MARKETINGにて算出期間:7月17~22日)。これは、テレビ朝日系木曜ドラマ枠の歴代最速だ。
そんな大反響を受け、阿部は「僕も1話を見ましたが、松さんの表情からネルラの“謎感”がすごく伝わってきました。あまりしゃべらない松さんも珍しかったですよね」と感想を明かし、「過去の事件のことも少し出てきましたが、1話にはネルラの回想シーンが出てきます。それによって15年前に何が起きたのかが分かり、少し謎が解けていきます」と2話への予告を。

続けて「そしてもちろん食事会のシーンも登場します」と、早くも本作の名物となりそうな“鈴木家の食卓”にも言及。「1話の撮影をしている時から、松さん、段田さん、岡部さん、リヒト様がいて、きっと面白いシーンになるだろうなと思っていたんです。何か悩みごとやつらいことを抱えていても、1日の中には楽しい時間もありますよね? 何かを抱えてはいるけれど、楽しく食事をする…人ってそういうものだと思うんです。僕も学生時代、後ですごく怒られることが分かっているのに、楽しく過ごしているという時間がありました。結局その後でぶん殴られるんですけど(笑)。この食事会のシーンは、そういう部分がすごくうまく表現されている気がしています」と、独特の例えを交えて鈴木家の食卓の見どころを解説。
そして、第2話の見どころを「幸太郎は2話で『ニュースホープ』のMCの代打を引き受けることになります。実際急に頼まれたら大変でしょうけど、僕自身はそういう役もMCもやったことがないので、弘中(綾香)さんが隣にいて、司会のようなことするのは楽しかったです」と語り、感想を述べる。その撮影シーンを「常々ワイドショーのコメンテーターってどういう人なんだろうと思っていたんです。当然その人のプライベートは見たことがないので、すごく興味もあって…。だから今、幸太郎としてそれを疑似体験できているのも楽しいです」と楽しそうに振り返った。

さらに、「この先も謎はずっと残っていくんですが、視聴者の皆さんは幸太郎とネルラの生活に引き込まれていくと思います」と、今後の展開を匂わせる阿部は、「“しあわせな結婚”というものを視聴者の皆さんがどう考えていくのかも気になります。僕個人としては、事件の謎よりも“しあわせな結婚”の方が謎! 家族ってどういうふうに幸せになるんだろう、どうやってしあわせの形ができていくんだろう…そんなことを考えながら見るのも面白いんじゃないでしょうか」と自身が考える見方も提案する。
最後に「大石さんの書かれるセリフや台本の作り方もあると思うんですが、とても見やすくて面白いドラマだと思います。でも食事会など、ほんわかしたシーンがありつつ、後半に向けてガラッと変わっていく急展開がすごい! 2話も後半でガラッと変わりますので、ぜひ最後までお楽しみください」と、今後もスリリングな展開が続くことを予告した。

また、本作のポッドキャストも大好評。これまで、阿部&松による“初めての爆笑夫婦トーク”や、大石と阿部の“暴露大会さながらの(秘)トーク”、阿部×板垣の“脱線しまくり爆笑トークなど、数々の爆笑回を届けた「木曜ドラマ『しあわせな結婚』ポッドキャスト」。本日・7月24日に配信される最新回「阿部サダヲが松たか子さんをゲストにお迎えしてお届けするAMラジオ~ししゅうって刺繍? ポエムの方??~」(午後5:00)は、これまでFM風に会話してきた2人が、今回はAM風に初挑戦!? パーソナリティーの阿部が松を迎え、暑い夏の過ごし方や趣味の話など、他では聞けない超貴重なトークを繰り広げる。ドラマの放送に向けて2人で出演したバラエティー番組の裏話も飛び出す。
第2話あらすじ(7月24日放送)

人気弁護士・原田幸太郎(阿部)は、電撃結婚した妻・ネルラ(松)との新婚生活をスタート。しかしある日、突然現れた刑事・黒川竜司(杉野)から、15年前にネルラの元婚約者・布勢夕人(玉置)が死亡した事件の再捜査が始まることを告げられる。第一発見者のネルラの犯行を疑い続けた黒川が再捜査を願い出たというのだ。
幸太郎は、寝耳に水の話を聞かされた衝撃と、ネルラが重大な過去を隠していたことに激しく動揺。聞きたいけど聞けない、いや、むしろ聞きたくない。もし黒川の話が本当だったら、自分は殺人犯かもしれない妻と暮らしていけるのか!? 一人の夫として感じる恐怖にも似た思いと、弁護士として真実から目をそらすべきではないのではないかという葛藤を抱え、幸太郎はもんもんとしながら眠れない夜を過ごす。
翌朝、幸太郎がテレビ局に向かうと、コメンテーターとしてレギュラー出演するワイドショー「ニュースホープ」のMC・梶原拓(馬場徹)が倒れ急きょ欠席するという事態が勃発。総合プロデューサー・倉澤ちか(堀内敬子)からMCの代打を打診された幸太郎は、“なんで俺!? MCなんでできない!”と思いながらも、番組に出演している間はネルラの疑惑について考えなくて済むかもしれないと半ば現実逃避にも似た思いで引き受けることに。しかし、イヤイヤながらも放送がスタートすると、幸太郎は吹っ切れたかのようなテンションで番組を仕切り倒す。

そんな中、開かれた週に一度の鈴木家の夕食会。幸太郎は、いつも通りに振る舞いながらも、ネルラの父・鈴木寛(段田)や弟・レオ(板垣)、叔父・考(岡部)ら家族が15年前の事件についてどう思っているのか気になってしまう。ネルラにも家族にも切り出せず、信頼できる友人であり、弁護士仲間の臼井義男(小松和重)に、他言無用で事件のことを調べてほしいと頼む。
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