「あなたを奪ったその日から」大森南朋とともにクランクアップの北川景子「一生忘れられない思い出」2025/06/30
フジテレビ系で6月30日に最終回を放送する、ドラマ「あなたを奪ったその日から」（月曜午後10：00＝カンテレ制作）で、主演を務めた北川景子と、共演の大森南朋がクランクアップ。撮影を全て終了した2人からコメントが到着した。
本作は、10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海（北川）が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭（大森）を恨むなか、図らずも旭の子ども・萌子（倉田瑛茉）を誘拐。しかし、復讐（ふくしゅう）を果たすために計画したその誘拐には大きな誤算があり…。紘海は誘拐した子どもをどうするのか？ どんどん周囲を巻き込んでいく紘海の復讐はどこに行き着くのか？ わが子を失うことになった事故の真相は？ その先に待っている2組の親子が翻弄（ほんろう）される模様を描くオリジナル作品。
主演として現場を引っ張ってきた北川は、「連続ドラマって、みんなで作るから楽しいんだな。ということを、毎日感じながらの撮影でした」と撮影を振り返り、「私が現場で、『こういう芝居がしたいな』とひらめいて、監督たちに提案させていただいた際は、皆さんが真剣に聞いてくださり、『じゃあ、こういうライティングにしよう、こういうアングルにしよう』とか、皆さんがうまく切り取ってくださいました。お互いのアイデアを出し合いながら、撮影が進められたこと、毎日感謝していました」と、現場では制作陣と一丸となって撮影に臨んだことを明かした。
さらに「私は、このお仕事を始める前から、テレビドラマを見ることが大好きなテレビっ子でした。時代も変わり、テレビ以外の娯楽もたくさん出てきましたが、やっぱり、テレビドラマの持つ力やテレビの影響力というものを信じています。皆さんと過ごしたこの1クールは、きっと一生忘れられない思い出になると思います。私のような至らない主演に皆さんがずっとついてきてくださったこと、本当に心から感謝しています。皆さんとまた、ご一緒できるように精進したいと思います。本当にお疲れさまでした！」と感謝し、スタッフを労った。
大森も、「寒い時期から始まり、ずいぶん長い間この作品に携わってきた気がします。作品としては、重たいテーマではありましたが、北川さんに引っ張っていただき、皆さんに引っ張っていただき、現場では非常に楽しく過ごすことができました」と感謝を述べた。
第10話で立場が一転し、紘海に静かな怒りをたぎらせた旭に反響が大きかったことを受けて、「放送まで、どれだけ僕が世間の皆さんに嫌われているのか、いないのか…。経過観察していきたいと思います！」と視聴者の心情を察して自虐的なコメントをし、共演者やスタッフを笑わせた。
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