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「VIVANT」続編決定! 堺雅人「全身全霊で挑みたい」衝撃のラスト直結の物語、2026年放送へ2025/06/11

「VIVANT」続編決定! 堺雅人「全身全霊で挑みたい」衝撃のラスト直結の物語、2026年放送へ

 2023年夏の放送で社会現象を巻き起こしたTBS系日曜劇場「VIVANT」の続編が、2026年の「日曜劇場」枠(日曜午後9:00)で放送されることが決定。主演の堺雅人が本日・6月11日放送の「THE TIME,」(月~金曜午前5:20)に生出演し、自ら発表した。その後に行われた記者会見には堺と演出を手がける福澤克雄監督が登壇し、再始動への思いや今作への期待を語った。

「VIVANT」続編決定! 堺雅人「全身全霊で挑みたい」衝撃のラスト直結の物語、2026年放送へ

 物語は、前作最終話のラストシーン、赤いまんじゅうが再び置かれたあの衝撃的な場面から続く完全なる「続編」。主人公の設定もストーリーの流れもそのままに、さらなる謎とスケールを加えた“本編”が幕を開ける。

 日曜劇場「VIVANT」は、丸菱商事の社員・乃木憂助(堺雅人)が130億円の誤送金事件をきっかけに中東・バルカ共和国へ渡り、公安警察やテロ組織との攻防の中で、自身の過去と運命に向き合っていく壮大なエンタメ作品。正体不明の“別班”の存在や、生き別れた父との再会と別れなど、予測不能な展開と圧倒的な映像美で多くの視聴者を魅了した。

「VIVANT」続編決定! 堺雅人「全身全霊で挑みたい」衝撃のラスト直結の物語、2026年放送へ

 最終回の世帯視聴率は19.6%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。全話を通じた総視聴人数は6000万人超えを記録し、東京ドラマアウォード2024グランプリ、TVerアワード2023特別賞、MIPCOM BUYERS’ AWARDなど国内外で多数の賞を受賞した。

「VIVANT」続編決定! 堺雅人「全身全霊で挑みたい」衝撃のラスト直結の物語、2026年放送へ

 堺は「ようやく始まったというか、続きがあるとは思っていたので、“やるなら早くやりたい”とずっと思っていました」と続編決定への思いを語り、「無事に最後まで走り抜けられるように。それだけを今は考えています」と真摯(しんし)な表情を見せる。

 物語が前作のラストから直結することについては、「台本を読んで、前回は“謎”だと気付いていなかった描写が、実は伏線だったんだと驚かされました。前作を見直してから今作を見ていただくと、より楽しめると思います」と語る。

 作品そのものについては「自分のすべてをかける価値のある、非常に濃密な作品です」と断言。「台本からは、福澤監督が頭と魂を削って書かれたことが伝わってくる。これは“面白いかどうか”を超えて、魂のこもった物語にどう向き合うかという芝居の本質を問われるような作品です」と、俳優としての覚悟をにじませた。

「VIVANT」続編決定! 堺雅人「全身全霊で挑みたい」衝撃のラスト直結の物語、2026年放送へ

 演出の福澤監督についても、「全力でぶつからないと粉々になってしまうような台本を、真正面から形にしていく人」と表現し、「神話のような物語でも荒唐無稽に見えない説得力がある。信じて飛び込んでいけば、必ず意味が見えてくる。そんな信頼があります」と語った。

 また、「こんなにしゃべるのか! という量にまず驚きました」と笑いつつ、「読み進めるほど複雑で、でも気付けば夢中になっている。解剖しても解剖しても“生きた神経”が張り巡らされているようで、止められないんです」と、続編の台本の緻密さにも触れた。

 福澤監督は、続編について「見どころしかありません」と笑みをこぼしつつ、「続編がこうして形になって、本当にうれしく思っています」と率直な思いを伝える。さらに、「『半沢直樹』の時もそうでしたが、前作の成功をなぞるだけでは通用しない。視聴者の皆さんは、制作者の想像を遥かに超えている。だからこそ、新しいものを生み出さなければいけない」と、続編に懸ける強い覚悟をにじませ、「シーズン1はあくまで序章。シーズン2はさらに盛り上がっていくので、ぜひ楽しみにしていてください」と、これから本格的に始まる物語への期待を呼びかけた。

 堺については「この人は特別です」と語り、「『半沢直樹』の時もそうでしたが、30ページを超える台本を何度やっても1回も間違えない。それだけでなく、セリフにちゃんと“魂”が宿っている。まさに“この役は堺さんにしかできない”というレベル」と絶賛。「この人は、俳優をやるために生まれてきたんじゃないかと思うほど。だからこそ、堺さんに合わせて役の難易度を上げていこうと、今回はさらに大変な役をお願いしています」と、その実力と信頼の深さを明かした。

 今作の舞台は“超親日国”。都市、海、砂漠といった多彩なロケーションを持ち、神話のような伝承も残る地だという。福澤監督は「日本人にはあまり知られていない国ですが、撮影協力体制も整っていて、すごく魅力的な場所。3か月以上の海外ロケになります」とスケールの大きさに言及した。

「VIVANT」続編決定! 堺雅人「全身全霊で挑みたい」衝撃のラスト直結の物語、2026年放送へ

 堺も「大阪万博でその国のパビリオンに行ってきました。実際に訪れられるのがうれしいですし、今回はもう“楽しみしかない”ですね」と語り、「前作では名古屋から緑山、モンゴルと移動しましたが、今回はより移動距離が広がるなという感覚です」とロケへの期待を口にした。

 また、ファンからの関心が高い“ドラム”(富栄ドラム)の登場について、福澤監督は「当然出ますよ」と即答。「前作に登場したキャラクターたちは、誰一人“終わった”わけではなく、すべてが今作につながっていきます。もう一度シーズン1を見直してもらえたら、より深く楽しめるはずです」と、堺同様に過去作の再視聴を勧めた。

 「第2シリーズの最後で、思わず『えー、どうなるの? この後?』と声が出ました」と、台本を読んだ時の驚きを口にした堺。会見の締めくくりには、「まだ撮影も始まっていませんが、台本を一読して“これはとんでもない物語が始まるぞ”と確信しました」と語り、「前作を愛してくださった皆さんの期待を超える、そんな作品を目指していきます。楽しみに待っていてください」と力強くメッセージを送った。

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