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上川隆也主演「能面検事」吉谷彩子、大西流星、観月ありさ、寺脇康文が脇を固める!2025/06/06 06:00

上川隆也主演「能面検事」吉谷彩子、大西流星、観月ありさ、寺脇康文が脇を固める!

 テレ東系で7月11日よりスタートする上川隆也主演のドラマ9「能面検事」(午後9:00。初回15分拡大)に吉谷彩子大西流星なにわ男子)、観月ありさ寺脇康文の出演が決定した。吉谷らは、上川が扮(ふん)する表情なしで忖度(そんたく)なしの“能面主人公”を取り巻く大阪地検の面々を演じる。

 本作は、“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里氏による同名小説シリーズが原作の痛快リーガルミステリー。主人公の不破俊太郎(上川)は、検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度がない大阪地検きってのエース検察官。常に冷静沈着で淡々と職務をまっとうするその姿勢につけられた通り名は“能面検事”。そんな彼が、権力者による圧力や組織のしきたりに屈することなく、それらを圧倒しながら事件の真相を暴く模様を描いていく。

 能面検事・不破のもとで働く新人事務官の惣領美晴を演じるのは、「ビズリーチ」のCMの女性社員で話題を呼び、活躍の場を広げている吉谷。今回初めて検察事務官を演じることになり、「たくさん勉強しなきゃ!」と身構えていたと言うが、「本を読み進めるたびにページをめくる手が止まらなくなるほど面白く心が躍り、気がつけば演じられることへの喜びでいっぱいでした」と本作への意欲を語る。「惣領美晴は一番視聴者に寄り添い共感できる人物でありたいと思っています。感情を一切顔に出さない不破検事と、反対にすぐ表情に出てしまう惣領美晴。その2人が織り成す化学反応を楽しんでいただけたらと思います」と、不破との掛け合いに力を注ぐことを誓った。

 大阪地検総務課事務官・前田拓海役の大西は、タイトルを見た瞬間に「絶対に面白いやん!」と確信したと言い、「その引きの強さにすごくひかれました」と明かす。また、「まさか23歳で事務官役に挑戦できるなんて思ってもいなかったので、とてもワクワクしました」という今回の役を得て、「検事ものは今回が初めてで、これまでお仕事系の芝居経験も少なかったので、出演が決まった時は本当にうれしかったです。自分の役者としての引き出しを増やしたいと思っていたので、貴重なチャンスをいただけてありがたく思っています」と自身の可能性を高めることに期待する。

 前田役を通し「関西人ならではのよくしゃべる一面と、仕事ではきっちりしているというギャップを見せられると思います」との抱負を語る大西。「物語が進むにつれて、この人物がどんな人なのか、パーソナルな部分も少しずつ明らかになっていくので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。これまで以上に新鮮な姿をお見せできると思います。スーツ姿で大人っぽい一面を見せられるように、髪型や話し方にも工夫しながら役に取り組んでいきたいと思っています。自分自身の成長した部分を、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」と、新たな姿を見せることを誓う。さらに、主演・上川との初共演に「すごくワクワクしています。現場を楽しみながら、いいお芝居ができたらと思っています」と胸を膨らませた。

 大阪地検総務課課長・仁科睦美に扮(ふん)するのは、シリアスからコメディーまでと幅広い役で数々の作品に出演している観月。「爽快感あふれる司法ミステリーで、考察できるポイントも満載なので非常に読み応えがありました」と作品の魅力に触れ、演じる仁科については「部下たちの教育係として、とてもフランクで面倒見の良い姉御肌のような女性に感じます」とその人物像を分析。さらに「そしてなんと言っても大阪弁が見どころだと思います。お芝居では何度か関西弁の役柄を演じさせていただいたことがあったのですが、連続ドラマでの関西弁の役柄というのは初めて演じさせていただくので、試行錯誤しながら演じさせていただいております」と、長いキャリアのなかでの初挑戦に意欲を見せる。

 「忖度というものがまったくない、真っすぐな、そして真っ白な心を持って突き進む、主人公の不破検事に、とても魅力を感じました。今の、この世の中に最も必要な人ではないでしょうかね」と語るのは、大阪地検次席検事・榊宗春役の寺脇。「ともすれば、堅く、重苦しいドラマになるのですが、その中で、榊が登場するシーンはちょっとしたフランクな雰囲気になればいいなと思います。あと、珍しく、大阪弁でお送りしますので、そこも、お楽しみに!」と自身の役柄に期待を寄せ、「組織内の不祥事と、事件にまつわる心情との両輪で進んでいくドラマです。しっとりと、そしてスカッとしていただけることと思います。どうぞ、お楽しみに!」とメッセージを送った。

 ベテランから若手まで、強力な出演者が演じる大阪地検の面々が、無表情で無感情の不破の仕事ぶりにどのように関わっていくのか。ドラマの盛り上がりに期待したい。

あらすじ

 大阪地検きってのエース検事・不破俊太郎(上川)の事務官となった惣領美晴(吉谷)は、その無表情ぶりと歯に衣着せぬ物言いに、着任早々にへきえきしてしまう。そんな不協和音ただよう2人が最初に担当する事件は、大阪市内で起きた女子高校生殺害事件。被疑者は殺害現場付近に住む引きこもりの男だった。

 特に差し障りなく起訴される事件のはずだったが、不破はある矛盾に気付く。一方、事件の管轄となった所轄署では、不可解な証拠品紛失事件が並行して起きていた。



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