「週末旅の極意」観月ありさと吉沢悠が語る夫婦とは――「相手に対しても、自分に対しても、思いやりがあるというのは大事」2023/08/09

　「孤独のグルメ」や「ソロ活女子のススメ」、「サ道」など多種多様なライフスタイルドラマを生み出してきたテレビ東京が、「日常の旅」をテーマに送る、ありそうでなかった新ジャンルドラマ「週末旅の極意～夫婦ってそんな簡単じゃないもの～」。仕事が忙しく、あまり会話をしてこなかった共働きの矢吹真澄（観月ありさ）と仁（吉沢悠）夫婦が、週末に旅へ出て、癒やしの空間で過ごすことにより、互いに向き合い2人の時間を深める本作。

　今回は、矢吹夫妻を演じる観月さんと吉沢さんに、ドラマの内容にちなみ、お気に入りの週末の過ごし方や、夫婦として仲良くする秘訣（ひけつ）についてお伺いしました！

――本作では矢吹夫妻の週末旅の様子が描かれますが、お二人にとってお気に入りであったり、ご褒美のような週末の過ごし方があれば教えてください。

観月　「私は夏場に結構海に行くんですが、それはすごくご褒美だなと思います。あと、お酒が好きなので、昼間からお酒を飲める時はすごく優雅な気持ちになって『いい1日だな』と感じますね。海に行く時は日焼け止めをバリバリ塗って、日焼け対策をしていつも挑んでいっています。目の周りしか出ていないような…あまりお見せできるような格好ではないですね（笑）。だから、周りにもあまり気づかれないです。最近は、マリンスポーツをしたりして満喫しています」

――吉沢さんはいかがでしょうか？

吉沢　「ご褒美と言われると、何なんだろう…。性格的に休みの日でも朝から起きて稽古とかやろうとしちゃうんですよね。だから、近所のスパでサウナに行っているだけで『あーなんか最高!!!』と感じられるかもしれないです。サウナには1人で行く派です。誰とも会話せずにひたすら堪能する、そういう時間が欲しいですね」

――ドラマの内容にちなみ、夫婦として仲良くする秘訣があれば教えていただけますか？

観月　「お互い自立しているというのがすごく大切なのかなと思います。女性も男性も、自立した者同士が共に生活をしているという方が、バランスがいい気がしますね」

吉沢　「本作の撮影をしながらも感じたんですけど、相手に対しても、自分に対しても、思いやりがあるというのは大事かなと思います。相手にももちろんですが、自分も我慢してしまうと良くないと思うので。そういう思いやりがあれば、長く向き合っていけるんじゃないかなと感じますね」

観月　「ずっと一緒にいすぎても窮屈になってくるし、かといって離れすぎても他人みたいになっちゃうし…。そういう夫婦間のお互いのバランスってとても難しいですけど、だからこそ年月をかけて、頃合いのいいところを見つける関係を築いていくのかなと思います」

　夫婦としていい関係を築く、すてきな秘訣を明かしてくれたお二人でした。それにしても、観月さんと吉沢さん、対照的な週末の過ごし方でしたね！（笑）。

　8月9日放送の第6話では、海外赴任を真澄に伝えながらも、葛藤していた仁。そんな彼を見て、自分と向き合う時間が必要だと思い、真澄は別行動を提案。お互い悩みながらの「博多」週末旅が始まります。真澄は福博であい橋で「鈴懸」のイチゴ大福、大濠公園で「バークレー」のハンカレーを食べながら、仁はサウナや大浴場に漬かりながら今後について考えますが…。果たして、2人が選ぶのはどんな道なのか、ご期待ください。