大橋和也＆渋谷凪咲の“ナニワコンビ”「リベンジ・スパイ」で初共演！ すでに息ピッタリ2025/06/05
テレビ朝日系では7月5日にオシドラサタデー枠で、元気でクールなスパイ・ラブコメ「リベンジ・スパイ」（土曜午後11：00）を放送。大橋和也（なにわ男子）×渋谷凪咲の“ナニワコンビ”が、スパイ×ターゲットに扮（ふん）する。
何者かの策略のせいでこの世を去った兄の復讐（ふくしゅう）のため、表では持ち前の明るさと人懐っこさをフル活用し、人脈を次々と広げていく菅原優我（大橋）。彼は裏では、亡き兄のもとから大切な情報を奪った犯人を捜すスパイとして暗躍している。そんな中、情報を得るために近づいた社長令嬢・藺牟田花（渋谷）を好きになってしまう。
優我役の大橋と花役の渋谷は初共演だが、クランクイン前のインタビューでは、初共演とは思えない息の合ったやりとりを見せ、現場は大盛り上がり。スタッフから「こんなスパイは嫌だ。どんなスパイ？」とむちゃ振りに近い大喜利のお題を投げかけられると、渋谷は「プリンを食べ過ぎてお尻がプリンプリンのスパイ」と回答。そこで大橋が「それ、俺やないか！ 隠れている時にお尻がプリンっと出ないように引っ込めます（笑）」とすかさず突っ込む。まるで漫才コンビのような“あ・うん”の呼吸が早速できあがっていたのはさすが“ナニワコンビ”だ。そんなやりとりを通し、大橋は「渋谷さんをはじめ、スタッフさんも和気あいあいとされていて、絶対に楽しい撮影になると感じています！」と現場はさらににぎやかになるだろうと予測した。
大橋は「実はメンバーにもファンの皆さんにも“男性版の渋谷凪咲さん”と呼ばれているんです」と告白。「雰囲気が似ているんですよ。今回、メンバーも見てくれると言ってくれていますが、『どっちが大橋和也？ ってなるんじゃ…』と心配されています（笑）」と笑い、「波長は絶対に合うと思っています」と断言する。そして、渋谷に対するイメージを「常に笑っていて、その場を和ませてくれる人」と言い、「実は、バラエティー番組などでの活躍を拝見して、なにわ男子は渋谷さんのことを“師匠”と呼んでいるんです。それくらい、渋谷さんのお笑い力には憧れています！」と、なにわ男子のメンバー内で評価を打ち明ける。
一方の渋谷も、「実は私もファンの皆さんから“女性版の大橋和也さん”と言われています」とまさかのひと言。そんな大橋の印象は「大橋さんのイメージは“みんなの太陽”。今の東京が明るいのは、大橋さんがいるからくらいに思っています（笑）」と評し、「今日もメークルームから笑い声が聞こえてきて、そのままの人なんだなと改めて実感しました」とほっとした表情を見せる。
その反面、“ナニワコンビ”ならでの懸念もあると言い、「僕は結構関西弁が出てしまいがちなので、渋谷さんもつられてしまうんじゃないかと心配しています（笑）」と大橋。渋谷も「スパイって、出身地とかも隠したほうがいいと思うんです。大阪出身のスパイってあまり見たことがないですから（笑）」と心配し、「なので、お互いに関西弁は封印して頑張れたらいいなと思います（笑）」と提案した。
大橋が演じる優我は、医療系IT企業・藺牟田（いむた）メディカルデータ・営業部に勤務。実はこの会社は、兄・尚之が転落事故で死亡した件と関係があると確信、証拠を集めるべくスパイとして潜入している会社だった。そんな裏の顔を持つ一方、社内では明るく天真爛漫（らんまん）に振る舞う優我。後輩から慕われ、上司からも信頼されている。だが、「近づきやすい固い壁」とやゆされることも。
大橋にとって、優我は初のスパイ役。「『リベンジ・スパイ』というタイトルを聞いて、『スパイものらしい潜入やアクションなどもあるのかな？』と思ったのを覚えています」と思い返し、「僕が演じる優我というキャラクターは、僕の素の要素もありつつ、まったく違った一面も見られると思います！」と役柄を紹介。そんな優我は、さまざまな顔を持つ自分に戸惑い、心労がたまることもあり、そんな時は、昔から大好きなシャチの動画を見たり、実際に水族館へ出向いたりして気持ちを落ち着かせることがある人物。そんな彼の多面性を「優我という人物のスパイとしての裏の顔と、渋谷さん演じる花とのラブコメディーの要素のギャップを見せられるようにしたいと思っています」と役へのアプローチ方法を話す。
そして、自身がもしスパイになったらどんなところに潜入してみたいかという質問には、「渋谷さんのプライベートに1日密着したいですね」と回答。なぜかというと、「休みの日に自転車で走り回っている」という渋谷の話を聞き、「僕も自転車に乗るんで、追いかけたいと思います（笑）」とのこと。
さらに、タイトルにちなんだ「リベンジしたいことはありますか？」という質問には、差し入れに関するエピソードを告白。「撮影現場などで、皆さんがくださった差し入れをよく持って帰らせていただくんです。ある日、おいしそうなフィナンシェがあったのですが、持って帰るのを忘れてしまって…。あのフィナンシェを自分で買って、リベンジしたいですね。僕はフィナンシェがめっちゃ好きなので、今回の撮影現場にも差し入れお願いします（笑）」と笑顔で要望した。
偶然に出会った藺牟田メディカルデータの社長令嬢・花のことを、当初は、欲しい情報に近づけるこれ以上ない相手と考えて近づく優我だが、自分の気持ちが徐々に本物の恋心へと変化していき戸惑うことに。そんな相手となる花は、藺牟田メディカルデータに広報として勤務。幼少期から経営者になるべく英才教育を受けていて、一見、知的で物静かに見えるが、こうと決めたことはあきらめない芯の強さを持つ女性だ。
渋谷は花のキャラクター像を「あまり笑顔を見せない女の子。でも、優我と出会って変わっていくという役柄です」と紹介。そんな花を演じる上で「花が彼と出会ってどのような表情を見せるのか…実際に私の“心が動く瞬間”を演技として出せたらいいですね。大橋さんとの演技の中で、花という人物を作っていけるように頑張ります！」と意欲を見せ、「スタッフさん含めて、個性豊かな現場だなと思っています。メークさんとも、『メイクの仕方などでいっぱい遊ぼう』と話していますので、花のメークや衣装にもご注目ください！」とビジュアルで楽しめる作戦があることも教えてくれた。アート作品が好きで美術館めぐりが趣味の花は、美大へ進みたかったが父に反対され断念した過去がある。しかしアートに携わることは諦めきれず、ひそかに思い描いている夢がある。そんな女性をどんなメークや衣装で魅力的に見せてくれるのか、期待ができそうだ。
また、水族館での撮影を楽しみにしているという渋谷。「今回は劇中でシャチが印象的に出てくるのですが、実際にシャチを見に行くシーンがあるんです！ なかなかシャチを見る機会もありませんので、今から楽しみにしています！」という楽しみも明かしつつ、「夏にピッタリな、“ビタミン”のような元気をもらえるドラマです」と本作の魅力をアピールした。
脚本は「花咲舞が黙ってない」シリーズ（2024年～/日本テレビ系）や「東京タラレバ娘」（17年/日本テレビ系）など、数多くのヒット作を世に送り出す松田裕子氏のオリジナル。劇中音楽は「ホットスポット」（25年/日本テレビ系）などを手がけるピアノトリオ・fox capture planが担当。
さらに今回、ビジュアルも解禁。「元気いっぱいな笑顔」と「どこか悲しげでクールな表情」のギャップが印象的に表現されているビジュアルでは、本作のテーマとなる「人間の多面性」を表現。また、実は、2枚のビジュアルは上下逆転しただけなのだが、正の向きの表情の方が印象深く感じるようになっているというカラクリもある。
強力なスタッフ陣に支えられる大橋＆渋谷が、“ナニワコンビ”の魅力をパワー全開で見せてくれることに期待したい。
あらすじ
勤務する会社「藺牟田メディカルデータ」へ早朝に出向いて、ビルを見上げる菅原優我（大橋）。その時はまだ、彼の運命を左右する女性・花（渋谷）と偶然にも擦れ違っていることなど知るよしもなく、防犯カメラを避けながら役員フロアに忍び込み、目当てのデータにアクセスし「みーっけ」と目を光らせていた。
その後の優我は、何食わぬ顔で営業の仕事をし、後輩の相談に乗り、女性社員たちからのバーベキューの誘いを笑顔で断り、専務に対してハキハキと応対。しかし心の中では「全部俺だけど、俺じゃない」と自問自答を繰り返していた。
実は優我は「藺牟田メディカルデータ」にスパイとして潜入していたのだった。
亡くなった優我の兄・尚之は会社を起業、開発した“あるシステム”が藺牟田メディカルデータの発表したものと酷似していたという過去が。自殺とみられていたが、亡くなった直後に現場から立ち去る怪しい人物が防犯カメラに映っていたことが判明。「藺牟田メディカルデータ」が尚之のシステムを盗み、防犯カメラの人物が兄の死に関連していると優我は確信し、大好きだった兄のために真実を突き止めてリベンジすることを誓い藺牟田メディカルデータにスパイとして潜入していたのだった。
会社員としての日常、スパイとしての暗躍に疲れた優我を癒やすのは、大好きなシャチ。優我の「リベンジ・スパイ」の行方はいかに？
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