森口博子と友田オレがNHK「六サテ!」で地元凱旋ライブ2025/05/19 10:00

NHK福岡放送局で毎月第4土曜に編成される「六サテ!~九州沖縄サテライブ」(NHK総合・九州沖縄、午後6:05)の5月24日放送分の収録が、5月3日に同局のテレビホールで行われた。同番組は司会のパラシュート部隊(斉藤優、矢野ペペ)、まいぱんとゲストが繰り広げるトークや臨場感あふれるライブパフォーマンスで構成された音楽バラエティーだ。
今回のゲストはデビュー40周年の森口博子と、R-1グランプリ優勝の友田オレ。共に福岡市出身の2人が、事前公募での当選や当日に先着で入場した約240人の観客の前で凱旋ライブを披露した。

トークシーンでは友田のネタをイジったり、森口の波乱な経歴に涙ぐんだり。「九州沖縄昭和の名曲トリビア」と題したコーナーでは、森口が“ついつい”奮闘し過ぎしてしまったエピソードを告白する。もちろん2人の歌唱シーンもあり、特に森口が熱唱する代表曲「水の星へ愛をこめて」で大盛り上がりとなり、見どころ満載の収録となった。

収録を終えたばかりの森口に話を聞いた。
――収録、お疲れさまでした。今日の感想から聞かせてください。
「なんて温かい番組なんだろうって。まず、リハーサル(『夢がMORI MORI』の歌唱シーン)からスタッフの皆さんが客席で『モリモリコール』を、拳を上げて盛り上げてくださって。『あったかいなぁ』と。セットも照明もそうです。曲のイメージに合わせた照明の中で歌わせていただいて、とっても気持ちよかったです。丁寧に番組作りをされていて、すごく幸せな空間でした。デビュー40周年の年に声を掛けていただいて、いろいろ特集していただいて、本当に地元のみなさんに支えられていると実感した収録でした。パラシュート部隊のお二人との絡みも『初めまして』とは思えないくらい(笑)、すごくスムーズで心地いい時間でしたね。友田オレさんも、あんなに若いのに昭和歌謡がお好きだということで、波長が合いましたし、まいぱんちゃんもハキハキしていて。みんなが『初めまして』だったんですけど、そうとは思えない時間でした」
――息の合ったやりとりは面白い場面ばかりで、編集の切りどころがない収録だったように感じました。
「えー、さっきプロデューサーさんからも同じように『全部使いたいけど、限りがあるから、どうしよう』とおっしゃていただいたんです(笑)」
――こういうバラエティー番組に出演される時に心掛けていることは?
「公開の時はお客さまと一緒に『楽しんじゃいたいなぁ、つながりたいなぁ』という気持ちで(臨みます)。私、収録後(のファンサービス)でも歌いたい気持ちです。それぐらい、お客さまの笑顔と拍手が大好物なので。その空気を大事にしたいな、というのはありますね」
――最後に歌われた「水の星へ愛をこめて」は私も好きな曲で過去の映像などをよく見ているんですが、歌われる度に自己ベストを更新というか、どんどんよくなっているように思えました。
「ええ、本当ですか。ありがとうございます。ただ、今日は海外の方から私や私の曲を評価してくださったVTRが流れて、わぁと涙ぐんでしまって、その後、歌うことになったので、のどがキューと締まりながらも、一応プロなので、この曲を楽しみにしている方のために、泣くのは私の都合なので地元で感極まっているけど、最後まで泣かないように頑張って歌い切りました」
――楽しいトーク部分などもあった後に、感情を切り替えて歌っていらっしゃるように見えました。
「そうですか、感動で実は今もまだ泣きそうですけど(笑)」
――この番組についての予備知識はあったのですか?
「歌番組で、トークもちゃんとフィーチャーしていて、『3年目で、いい番組なんですよ』と聞いていたので、お声掛けしていただいて、すごくうれしかったです」
――またすぐにオファーがありそうな気もしますけど。
「(連呼するように)アンコール、アンコール(笑)。ぜひ。今、アルバムの制作中なんですけど、そのリリースのタイミングで呼んでいただけたらうれしいですね」
――メモリアルな年にいろいろ計画があるようですね。
「まだ発表できないこともあるんですけど、もう盛りだくさんです」
――それでモリモリと。
「(歌いながら)『MoriMori〜』(笑)。40周年でいろんなことを企画しているので、楽しみにしてくださいね。ツアーでも必ず福岡に帰って来ようと思っているので」
――やっぱり福岡でお仕事するのは違いますか?
「いやー! やっぱりそうですよねぇ! たくさんの愛が、もう本当に、支えてもらっているなと実感しました。原点ですよね」
――お客さんの反応もそうだし、森口さんの気持ちも違う?
「そうですよね。ここが全ての始まりですんで。命もそうですし、家族や友人、歌の先生も、学校の先生も、巡り合って、そこから夢がスタートした原点なので」
――最初から客席のお知り合いを見つけていらっしゃいましたね。
「そう、うる〜となっちゃって。しかも前の方の席にいて。ということは結構早い時間から来てくれていたのかなと(笑)」
――分かりました。どうもありがとうございました。

その後、友田にも話を聞いた。
――収録、お疲れさまでした。今日の感想から聞かせてください。
「初めて地元福岡の番組に出演させていただきました。やはり芸人になったからには『いつかは出られたらいいな』とうっすら思っていたんですけど、こんなに早く実現するとは、ありがたい思いですね。それと、小さい頃から見ていたパラシュート部隊のお二人にお会いできたことは、すごくうれしかったです」
――森口さんとのご共演はいかがですか?
「森口さんの歌も聞いていましたが、僕はバラエティーのイメージが強かったので、森口さんのこれまでのご活躍を(番組内で)一緒に振り返ることができて、光栄でした」
――ご自身のトークに関してはいかがでした?
「そうですね、パラシュート部隊のお二人が、いい感じに接してくださって…」
――面識はあったんですか?
「ないです、ないです。初対面で、いろいろイジってくださって楽しかったです」
――パラシュート部隊さんへの印象は?
「僕は『発見らくちゃく!』(FBS福岡放送、日曜午後11:25)という番組で、斉藤さんをよくお見かけしていて、そこで一般の方々との接し方がとても面白いなと見てました」
――今日も公開収録で、観客とのやりとりもありました。
「そうですね、あのあたりも本当にリスペクトというか…。僕は芸歴も浅いのと、1人でやっているというところで、いろいろ頑張らなきゃなと思いました」
――番組についての印象は?
「いろんなトピックを扱っている番組ということは知っていましたので、今回は『九州沖縄昭和の名曲トリビア』をやったり、森口さんの歌を聞けたり、いろいろ楽しませていただきました」
――最後に今後の目標などありましたら。
「欲を言えば紅白(歌合戦)に出たいですね。芸人としてでもいいし、歌手としてでもいいし。僕は可能性としては二つの道から攻められると思っているんで」
――そういう点で言えば、地元の初出演番組がNHKだったというのはよかったのでは?
「そうですね、出だしはいいかなと(笑)」
――今後のご活躍を期待しております。ありがとうございました。
番組は放送後に「NHKプラス」で見逃し配信を予定している。
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