映画『か「」く「」し「」ご「」と「』奥平大兼、出口夏希、佐野晶哉らが隠していたことは？2025/05/13 21:00
本日・都内で、5月30日公開の映画『か「」く「」し「」ご「」と「』完成披露イベントが行われ、奥平大兼、出口夏希、佐野晶哉（Aぇ! group）、菊池日菜子、早瀬憩、中川駿監督が登壇した。
「君の膵臓をたべたい」でデビュー以来、数々の人気作を手がけてきた住野よる氏の同名小説を映画化した本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100％の尊い日々を描く青春ラブストーリー。
奥平が演じる大塚京は少し内気なキャラクター。ミッキー（出口演じる三木直子）の前だと言いたいことが言えなくなってしまったり、自分に自信がなくなってしまうことも。演じる上で意識していたことを聞かれると、「自分の学生時代も、特定の人に対してちょっと消極的になってしまう経験をしたことがあるので、その時のことを思い出して、想像しながら演じていました」と撮影時に思いをはせる。
“クラスの人気者”三木直子を演じた出口は、「作品に入る前に住野先生から一人ずつにお手紙をいただいたんです。『バカかわいいミッキーを演じてください』と書いてあって。自然体で、何も考えずにただただ楽しくやっていたら、自分っぽくなっちゃって。でもそれがミッキーっぽいなとも思えたので、よかったです（笑）」と自然体で撮影に挑んだことを明かした。
続いて、映画のタイトルにちなんで全員が“隠し事”を発表することに。トップバッターの中川監督は、「筋トレが趣味なのですが、佐野くんに腕のトレーニングのアドバイスを聞かれて。僕が思う格好いい腕はプロレスラーみたいなムキムキの腕なのですが、それは佐野くんのファンの皆さんが望んでいないと思って。ちょっと引き締まった格好いい腕になるようにトレーニングを考えて、器具を用意して。5kgの重たいトレーニング用具をわざわざ新潟まで持って行って。合間に一緒にトレーニングしていました」と仲良しエピソードを披露。
現役高校生で、今回のメンバーでは最年少の早瀬は「私の演じたエル（宮里望愛）は、自分に自信がない臆病な感じの女の子だったので。お芝居している時はもちろん、公式の番宣の時にもエルとして出演していたのですが、後から見たらみんなわちゃわちゃはしゃいでいて…（笑）。公式のSNSなどを見てくださって大人しい子と思っている方もいるかと思うのですが、実はもっとうるさいです！」と告白すると共演者たちからはどよめきが。
さらに、パラ（黒田文）を演じた菊池は「公園で物干し竿をぶん回していた」という衝撃のエピソードを。「長い棒を扱うシーンがあって、そこを格好よく決めたいなという思いがあって、家の近くの公園で夜中に物干し竿を1人でブンブンして練習しておりました。ぜひ、注目してください！」と役作りへの熱いエピソードを語った。
ヅカ（高崎博文）を演じた佐野は、「ヅカとパラの大事なシーンがあるのですが、監督から『あのシーンがうまく行ったらプレゼントをあげるから』と。物に釣られなくてもちゃんとお芝居頑張るのに、すごく釣られて（笑）。先ほど監督がおっしゃっていた5kgの筋トレ器具をもらいました。しかも、パラとのシーンで1発目、パラしか写ってないアングルでの撮影が終わった時に、すごい固い握手をしてくれて、『筋トレ器具をプレゼントするよ！』と言われて。『まだ映ってへんのに…』と思いながらもめちゃくちゃうれしかったです。僕が東京にいる時に実家に届いて、おばあちゃんが5kg担いで家の中に運んでくれたみたいです」と、おばあちゃんの頑張りエピソードも交えつつ、監督と“筋トレ”を通じて仲良くなったことを振り返る。
いろいろな番宣でたくさん隠し事を発表してもうネタが…と言う出口は、「恥ずかしいので隠しておきたかった」と言いながら、後ろ向きのでんぐり返しができなかったことを告白。「アクションの練習の時に、ウォーミングアップで『でんぐり返しをして』と言われて。自分でも普通にできると思っていたのに、途中で止まってしまって、すごく恥ずかしい思いをしました」とかわいらしいエピソードを打ち明けた。
最後に奥平は、「新潟の学校での撮影期間に、学校の前の喫茶店にマネージャーさんと行った」とまさかのほのぼのエピソードを披露。恥ずかしいエピソードを告白した出口からブーイングを受けるも、「見ての通り隠しごとがないんです！」とオープンな性格であることを宣言していた。
また、サプライズで、主題歌を担当したちゃんみなからのビデオメッセージが流れるなど、映画の見どころがたっぷりと詰まったイベントとなった。
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