「モンスター」第9話。亮子(趣里)は、謎の絵画Xをめぐる23年前の贋作事件に巻き込まれる2024/12/09
フジテレビ系では本日12月9日に、趣里が主演を務める月10ドラマ「モンスター」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の第9話が放送。
「モンスター」は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が、若手弁護士・杉浦義弘(ジェシー/SixTONES)とコンビを組んで、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。独自の感性を発揮して「人間」を描いてきた奇才・橋部敦子氏の脚本によるオリジナルストーリーだ。
第8話は、16歳の少年4人が留守宅に忍び込んで強盗を働き、住人の女性にけがを負わせるというショッキングなシーンで幕開け。強盗致傷で逮捕された挙げ句、闇バイトとの関連性も疑われる展開になるなど、社会問題を絡めて問題提起を投げかけた。
その一方で、事件の被疑者の弁護を引き受けた亮子が、ティーポットを高々と上げ、カップに紅茶を注ぐ姿や、つっかけを履いたパーマ姿で関西弁を操り、スーパーの店員に聞き込みをする場面も話題に。紅茶のシーンは、02年から続くドラマ「相棒」シリーズ(テレビ朝日系)のおなじみのシーンで、つっかけ姿は趣里が主演した連続テレビ小説「ブギウギ」(23年/NHK総合ほか)のパロディー風とあって、制作陣の遊び心が詰まったシーンに注目が集まった。
第9話。逮捕された闇バイト組織のキングと、弁護士で亮子の父・粒来春明(古田新太)の接点が気になる亮子は、ある日、仕事を休んで片田舎にある美術館へ向かう。そこには、かつて世間を騒がせた「呪いの絵」が展示されており、作者もタイトルも分からないその絵画の前には、1人の男(近藤芳正)が座っていた。
男によると、この謎の絵画Xは、23年前にゴッホの「ひまわり」の連作として見つかり、世紀の大発見だと騒がれる中、当時IT長者だった成沢大輔(渡邊圭祐)が、画商の岡村洋一郎(松田陸)から過去最高額の140億円で買ったという。しかし、しばらくすると今度は贋作(がんさく)を疑う声が沸き起こり、成沢は、絵を手に入れた経緯をかたくなに明かそうとしない岡村に不信感を抱き、訴えを起こすことに。
同じ頃、大草圭子法律事務所では、杉浦が亮子のデスクに残されていた一冊の事件ファイルを読んでいた。そこには、今まさに、亮子が美術館で男から聞いた話が記されていて、所長の大草圭子(YOU)によると、訴えられた岡村は当初、圭子に弁護を依頼したものの、開業直後で手いっぱいだった圭子は、元同僚の神波春明、つまり粒来に依頼を託したのだという。そして、粒来と岡村が圭子の事務所で初めて顔を合わせたその日、部屋の片隅には当時7歳だった亮子もいて…。
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