赤楚衛二、錦戸亮、芳根京子、見上愛が「Re:リベンジ」舞台あいさつに登壇。それぞれの“欲望”を発表2024/04/11
フジテレビ系で本日4月11日スタートする連続ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」（木曜午後10：00。初回は15分拡大）の完成披露試写会が行われ、主演の赤楚衛二、共演の錦戸亮、芳根京子、見上愛が舞台あいさつに出席した。
「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの野心と復讐（ふくしゅう）心が入り乱れ、人間の内に秘めた欲望がむき出しになっていく“リベンジサスペンス”。病院理事長の息子・天堂海斗を赤楚が演じ、その病院に赴任する心臓血管外科医師・大友郁弥役を錦戸が務める。さらに、芳根が海斗の恋人で小児科で働く看護師・朝比奈陽月役を担い、見上は海斗が働く出版社「新栄出版」の記者・木下紗耶役で出演する。
赤楚は第1話の感想を聞かれると、「僕は本当に面白いと思いながら見させていただいきましたが、それぞれのキャラクターが抱えているものの伏線がすごく散りばめられているので、ここからどうやって回収されていくのかなと、ワクワクしてもらえると思います」と述べた。一方、錦戸は「僕、こんなにちょっとしか出てなかったっけ？」と思ったそうで、芳根がすかさず「でも、存在感が抜群ですよ！」とフォロー。しかし、錦戸は「いやいや。第1話はそんなに出てないじゃないですか（笑）」と少し不服そうにしながら、「せっかくだから自分が出ているところも見ながら楽しみたいから、第2、3話の続きが楽しみになりました」と期待感を伝えた。
すると芳根も「私も第1話はあまり出ていないなと思いましたが、確かに錦戸さんも出ていないなと（笑）。最初は海斗の軸から始まって、そこからみんながどんどん巻き込まれていったり、巻き込んでいったりするので、スピード感もアップします。映像が本当に奇麗です」とコメント。そして、見上は「映像を見たら、台本で読んでいた時よりも何倍も面白くて、これからも楽しみにしたいと思っています。迫力も遊び心もあるし、すごくすてきな作品だなと思いました」と感想を述べた。
続いて、印象に残っているシーンについてトーク。「ネタバレになるからあまり言えない」と前置きしつつ、赤楚は「余（貴美子）さんの一瞬の表情に『うわー』って。すごい迫力で本当に素晴らしくてゾッとしました。でも、普段は本当に柔らかい雰囲気の方なので、どこからお芝居なのかなと、ずっと気になっていました」と振り返った。
錦戸が「おぉー！」と思ったシーンとして、あるシーンでティーカップに飲み物を注いであふれさせた場面を挙げると、会場からも「あぁー！」と共感の声が。「ああいう描写もすんなり入ってきて、ドラマのカラーがすごく出ているのかなと思いました。何かの伏線なのか、何もないのか分からないですけど…」と話し、含みをもたせた。
芳根は「理事会のシーンは『あー、こんな雰囲気なんだ！』とか『これ、SNSで見たやつ！』と思うくらい、私も皆さんと同じような目線で楽しんで見ていました」と視聴者寄りの感想を抱いた様子で、そのため自分が画面に出てきたら「自分が出ているんだ！」と驚いたことも明かした。
一方、見上は「私は陽月さん（芳根）と海斗さん（赤楚）の部屋のシーンで言い合いになるシーンがあって、そこの陽月さんの顔が結構焼きついて忘れられないです。お互いに訴えかける顔が、それぞれ信念を持った表情で、家庭環境もあるということがその一つだけで奥が見えてくるシーンだったのですごく気に入っています」と語った。
現場の雰囲気を問われるた赤楚は、「題材が重ためなので、集中力を持続するのが難しいから、スイッチの切り替えが大事かなと思って、現場でそういうことを意識せず楽しい感じにはなっているかもしれないです。本当に皆さん優しいし、楽しい方々なので！」と答えた。3人よりも少し年上の錦戸は「僕、この中で1人だけぐんと年上ですし、しっかりせなあかんて思いますけど、でも精いっぱいにニコッて笑顔で受け答えするしかできなかったので、すみません」となぜか謝り、会場から笑いが起きた。
ディープな内容の本編と違い、SNSでキャスト陣が見せている素顔が「ギャップがあっていい」と評判になっていることについて、芳根が「私たちが迷走し始めているみたいで、ギャップがすごすぎるからどっちに合わせればいいんだろうって。さっきも不思議な雰囲気でSNS動画を撮影したんですけど、皆さんはどっちがいいのかな。楽しいのと、作品のテイストに寄ったもの、どちらがいいのでしょうか？」と不安に感じていたことを、思わず観客に問いかける。すると会場からは「楽しい方がいい」という反応が多く届き、赤楚は「そうなんですか？ さっきめっちゃクールに撮りました。カッコつけちゃって。次回リベンジします！」とやる気を見せると、観客から歓声が上がった。
そんな赤楚の現場での様子を、見上が暴露。「赤楚さんがずっとボケてて、でも、結構ボケを連打してくるので打率は低いかもしれないです（笑）。面白いかと聞かれると、ちょっと微妙な時もありますけど、おかげで和ませていただいてます」と無邪気に笑う見上に、赤楚は「あれ、ボケてるつもりなかったんです。連続でボケてるつもりはなく、普通にしゃべってる感じだったんですけど…」と吐露。驚いた見上が「ボケてると勘違いしていました（笑）」と言うが、赤楚は「よく言われるんで…」とあまり気にしていないそぶりを見せた。
次に、タイトルの「リベンジ」にちなんで再チャレンジしたいことや、新たに挑戦したいことを聞いていく。タイミングが合わなくて親知らずをそのままにしていると言う赤楚は、「（本作の）撮影が終わると休みがあるので、そのタイミングで親知らずを抜こうと思います」と話し、錦戸も親知らずに引っ張られたのか、骨折した箇所に入っているプレートを6月に抜くことを告白し、「また全身麻酔して頑張らなあかんなと」苦笑した。すると芳根も健康面に引っ張られ「人間ドックに行きたい！」、見上も「これ、体縛りですよね？ 魚の目を取りたいです！」と3人に合わせていた。
その後、4人が今持っている“欲望を”書いたうちわを一斉にオープン。
赤楚は最近、創作料理を楽しんだことがきっかけでいろいろな料理が食べたいそうで「食欲」と記載。今年40歳になる錦戸は「貫禄」が欲しいとポツリ。芳根が「全員で健康に完走」と答えるとみんなから拍手が送られる。視力が1.5あるという見上は、遊び心のある眼鏡に憧れているらしく「眼鏡欲」と回答した。
最後に、あらためて赤楚が「こんな感じで和気あいあいとしていますが、スタッフさんも、役者のみんなも強い熱量を持って“面白くしよう”という気持ちがあふれる熱い現場です。これからいろいろなキャラクターがさまざまな欲望を持って複雑に絡み合っていくので、ぜひ楽しんでいただけたら。今後も見守ってください」とメッセージを送って、イベントは終了した。
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