中村アンが切れ者の刑事に！“疑い合い”心理サスペンス「約束 ～16年目の真実～」で横山裕と初共演2024/03/07
中村アンが、日本テレビ系で4月11日にスタートする連続ドラマ「約束 ～16年目の真実～」（木曜午後11：59＝読売テレビ制作）で主演を務めることが分かった。また、横山裕（SUPER EIGHT）が共演することも発表され、2人は本作が初共演となる。
「約束 ～16年目の真実～」は、予測不能で完全オリジナルの心理サスペンス。連続殺人犯となった父の無実を信じて刑事となった主人公・桐生葵（中村）が、16年ぶりに故郷・望野町に戻ってきた途端、ある失踪事件が起きる。そして、葵は、青春時代を共にした同級生たちの裏の顔を知り、容疑者として疑うようになる。一方、5年前からこの町の警察署で勤務している刑事・香坂慧（横山）は、葵のバディとなり、彼女を監視する。
バディとなったはずの2人が、互いの目的と正体を疑い合うことで、ゾクゾク・ハラハラの展開に。大好きな同級生たちを葛藤しながらも疑っていく葵と、プロファイリング推理により客観的に疑う香坂。2人の捜査によって、町の住人たちの“裏の顔”が暴かれ、毎話衝撃の真実が明らかになる。主人公を含めた登場人物全員が、容疑者候補から外せず、誰もが怪しく見えてくる。
中村が演じる葵は、望野警察署捜査第一係の刑事。旧姓は速水。愚直に事件と向き合い、犯人を逮捕してきた一匹おおかみ的な存在だ。行動第一で、感覚的に頭のキレるタイプ。刑事としての行動力と強さを持ちながら、“心に傷を負う者に寄り添う力”を併せ持っている。母を早くに亡くし、幼少期から父と2人暮らしだったが、16年前、連続殺人事件の被害者の遺体を発見したショックで、事件直前の一部の記憶を失っている。
「葵は加害者家族であり、父親がある事件で捕まってしまうのですが、父親の無実を晴らすために、真実を確かめたくて刑事になったとにかく真っすぐで正義感の強い、ドライな女性」と自身の役柄を紹介する中村。ドラマのポイントについては「1話完結ではなく次々と事件が起こっていくので、展開が早くとにかく先が気になります！ 今だけではなく昔からの同級生が出てきて、16年前からつながっていくところがポイントであり、魅力だと思っています」とアピールしつつ、「新犯人を知らされないまま撮影に臨んでいるので、本当に何が真実なのか分からず、周りを疑っていくお芝居がダイレクトに表れていると思います。毎週見てほしい考察サスペンスです」と力を込める。
そして、「初めはぜひフラットな気持ちで見ていただいて、徐々に考察や予測をしながら楽しんでほしいです！ それぞれの登場人物が何を抱えているのか注目してください。私自身もどんな真実が待ち受けているのか、皆さんとドキドキ楽しみながら進めていきたいと思っておりますので、ぜひご期待ください」とメッセージを寄せている。
一方、横山が扮（ふん）する望野警察署捜査第一係の刑事である香坂は、論理的に物事を組み立てる、頭のキレるタイプ。常に先読みし、ベストな選択肢を提示し続けることで、周りから一目置かれている。大学院で犯罪心理学を専攻し、プロファイリングに精通。望野署に異動する5年前までは、警視庁本部で勤務していた。バディとなった葵の目的を疑い、同時に元上司から葵を監視するよう、命を受ける。
横山は「僕が演じる香坂慧は、もともと警視庁本部にいたエリート刑事なのですが、過去に何かがあって今作の舞台となる望野警察署に来ました。エリートの葵がなぜこの警察署に来たのか不信感を抱きながら探っていく中、僕の過去と葵の過去がどうつながっていくのか楽しみです。また、香坂はエリート刑事でプロファイリングを使って事件を解いていきます。セリフがとても多いので、そこも注目していただきたいです！」と自身のキャラクターと見どころを伝える。
物語に関しては「1話のなんてことないところに伏線がたくさん張り巡らされていることに、台本を読み進めて気が付きました。本当に伏線が多い作品です！ 登場人物のキャラクターがそれぞれ立っていて何が本当なのか段々分からなくなってくるのが魅力の一つだと思います。台本を読んでいくうちに、点と点がつながっていく瞬間が何度もあって、それがとても爽快です。結末が聞かされていないので、僕も先が気になっています。もしかしたら僕も真犯人に疑われているかもしれない、本当に結末がどうなるか楽しみです」とその魅力に触れる。
続けて「全話見ていただかないと分からないと思います！ 僕も先が分かりません。面白いドラマは登場人物たちがその作品の中で生き生きしているのが魅力だと思います。まさにそれがこのドラマです。最後まで目が離せない展開が待っていますので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います」と呼び掛けている。
そんな2人にタイトルの「約束」にちなみ、「最近した約束」を聞いてみると、「約束は苦手なのでしないです！（笑）。約束を守らなければならないと思うと、その約束に支配されてしまうので（笑）。なるべく約束はしたくないです（笑）」と言う中村。横山は「約束と言えるか分かりませんが、自分ルールがとても多いです。ルーティンが多くて、これをするって決めたら絶対にしないと気が済みません。朝にジムへ行くなど、ルーティンが決まっていると逆に楽だなと思っています」と自身への約束事が多いことを告白。
また、初共演ということで、互いについて、中村は「横山さんは、第一印象はおっとりしている方だなと思いました。私はせっかちな部分があるので、おっとりしてくださっていると癒やされます」と語り、横山は「以前食事の席で偶然お会いしたことがありました。そこですごく気さくな方だなと思ったのが第一印象です。あとものすごく『中村アンさん』でした。演技では初めてなのでご一緒できることが楽しみです」と共演への期待を述べている。
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