なにわ男子・道枝駿佑が「マルス-ゼロの革命-」で人生初の金髪に！ 新時代のヒーロー役で新境地開拓2023/11/24
なにわ男子・道枝駿佑が、テレビ朝日系で2024年1月にスタートする連続ドラマ「マルス-ゼロの革命-」（火曜午後9：00、開始日未定）で主演を務めることが分かった。武藤将吾氏の完全オリジナル脚本で、「何かを変えたい」と願う高校生たちが、カリスマ的なリーダーに導かれ、大人社会に反旗を翻していく、爽快な新感覚青春ドラマが誕生する。
ゴールデン帯連ドラ初主演の道枝が挑むのは、落ちこぼれ高校生たちを「俺と一緒にこの世界をぶっ壊そう」と扇動していく19歳の謎の転校生・美島零（みしまぜろ）。謎の多い人物だが、人心掌握に長け、いつの間にか人の心の隙間に入り込み、言葉巧みに操っていくカリスマ性を持ち合わせている。零＝“ゼロ”に扇動され、導かれた高校生たちは、やがてマルスという動画集団を結成し、大人が作った社会を壊し、再構築。スクラップ＆ビルドしていこうとする。
道枝は、目黒蓮とのダブル主演で大人気を博した「消えた初恋」（テレビ朝日系）をはじめ、「金田一少年の事件簿」（日本テレビ系）など数々のドラマ・映画でその存在感を発揮。映画「今夜、世界からこの恋が消えても」（22年）では日本のみならずアジア各国にもその存在が波及し、人気を確固たるものにした。そんな道枝が、「マルス-ゼロの革命-」では、人生で初めて髪を金髪に染め、新境地開拓となるダークヒーローを演じる。爽やかなイメージから一変、ダークで謎多き青年に変貌する道枝の演技に期待が高まる。
脚本の武藤氏は「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」（日本テレビ系）、「家族ゲーム」（フジテレビ系）、映画「クローズZERO」シリーズなどのヒット作を世に送り出してきた。今回は、Netflixドラマ「御手洗家、炎上する」や「義母と娘のブルース」（TBS系）などを手掛けた平川雄一朗監督とタッグを組み、混迷の時代を生きる高校生たちを主人公に、全く新しい青春ドラマを放つ。革命＝クーデターの中で起きる不可解な事件、そして“ゼロ”が抱えるある秘密とは？ 次々と生まれていく謎と巧妙に張り巡らされていく伏線も、このドラマの重要な要素となっており、物語が進むにつれ徐々に明かされていく驚がくの真実。1話も見逃すことはできない。
このたび公開されたビジュアルでは、零がオオカミを背負っている。マルスとはローマ神話やギリシャ神話に登場する“軍神”のことで、オオカミはマルスの“聖獣”であることから、モチーフになっている。“聖獣”であるオオカミを背負い、真っすぐに前を見つめる零の目には、果たしてどんな世界が映し出されているのか――。
道枝は出演オファーを受け、「素直にうれしかったです。今までにやってきたことのない、携わったことのないジャンルの作品だったので、また新しい一面をお見せすることができるんじゃないかと思いました。これまでやらせていただいた役柄の中でも一番僕自身とのギャップがあるように感じましたし、若者たちがSNSを使って世の中と戦っていくというのも、今だからこそ伝えられるメッセージのようなものが込められている作品なのかなと思いました」と、新たな役どころに意欲を見せる。
さらに、金髪姿については「本当に初めてなんです！ 初ブリーチで、初金髪、初ハイトーンの髪色です！ 撮影が始まる頃には完全にハイトーンの髪色になるので、皆さんからもどんな反響が来るのか楽しみですし、そのイメージを定着させて、かっこよく零（ゼロ）を演じられたらなと思っています」と期待を込め、美島零というキャラクターを演じるにあたっては「ミステリアスで謎に包まれた転校生なのですが、攻撃的なところもあり、心の奥底には内に秘めた熱さなどもある人物なのかなと思っています。僕は遠慮しがちな性格なので、その遠慮を捨ててしっかりと全力で、体当たりで零を演じられたら、と思います」と語っている。
零は圧倒的なカリスマ性があるが、自身に関しては「僕はそんなに（自分のカリスマ性を）感じたことはないです（笑）。ファンの皆さんはどう感じてくれているんだろう？ 零は誰が見てもカリスマ的な存在だと思うので、そこはしっかりと零になりきって、堂々とした余裕のある姿をお見せできたらいいですね」と冷静に分析。
自分にとって「カリスマ的な存在」「この人はカリスマ性があるな」と思う人は「木村拓哉さん」と回答。「木村さんのまとっているオーラや色気、たたずまいはすごくカリスマ性を感じますし、やはりパフォーマンスされている姿やお芝居をされている姿を見ても、存在感がすごくてひかれる方です。木村さんのあの圧倒的なカリスマ性や存在感を参考にできるくらいの気持ちでやれたらいいなと思います」と先輩へ尊敬のまなざしを向けつつ、しっかり自分自身と向き合う姿勢だ。
脚本の武藤氏の作品に対しては、「『クローズZERO』などはすごく見ていて、ギラギラした世界観というイメージを持っていました。僕はあの…キラキラした世界観の作品に巡り合うことが多いので、180°違ったギラギラした世界に入り込めることは光栄だと思っています。武藤さんに、僕らしい零をしっかりと届けられるよう頑張りたいです！ また、アクションなども結構ハードなものがあると聞いているので、どのくらいハードなものになるのかも楽しみにしています」と印象を述べた。
平川監督とは「生徒が人生をやり直せる学校」（日本テレビ系）以来の再タッグ。「平川さんと以前にドラマでご一緒させていただいた時は、僕がまだ（なにわ男子として）デビューする前でした。その時から本当にいろいろなことを教えていただき、現場では毎日アドバイスもくださいました。そこで教えていただいたことを、次の作品でも生かすことができていたので、今回デビュー後初めてご一緒することもあり、以前よりも成長した姿をお見せできたらいいなと思っています」と意欲をにじませた。
そして、あらためて「今回初めてゴールデン帯の連ドラで主演をやらせていただくことになりました。すごくプレッシャーもありますし、半面楽しみなこともありますが、いつかゴールデン帯のドラマで主演をやりたいという夢があったので、それがかなったことがとてもうれしいです。『マルス』が、皆さんの日々をワクワクさせられるような作品に、そして『来週どうなるんだろう』『続きが気になる』ってソワソワした1週間を過ごしてもらえるような火曜日にできたらいいなと思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」と呼び掛けている。
青春ドラマは「花ざかりの君たちへ」（フジテレビ系／07年）、「家族ゲーム」（13年）、「3年A組」（19年）と6年周期で執筆していたという脚本の武藤氏は、その点を踏まえて「個人的に、次は25年かなと勝手に想像していたのですが、少し早く24年にやることになりました。若い子には『こんな仲間がいたらいいな』と思ってもらえるような、親世代には『自分にもこんな時代があったな』と思い出してもらえるような、青春の刹那（せつな）を切り取った作品になればうれしいです。道枝さんはじめ魅力あふれるフレッシュなキャストがそろったので、皆さんの新たな一面を引き出せるように、中年のゆるんだ体に鞭打って踏ん張ります。あ、そうだ。『3年ぶりの連ドラで胸が高鳴っております』と、プロデューサーに書いてくださいと言われたのを忘れていました。言われなくとも、高鳴っております。お楽しみに」と、作品に込める思いとともに、期待を寄せた。
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