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松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノ」“ゴールデンなセット”で和気あいあいと新シリーズをPR2023/10/06

松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノ」“ゴールデンなセット”で和気あいあいと新シリーズをPR

 テレビ朝日で10月10日にスタートする連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」(火曜午後9:00)の制作発表会見が開かれ、ゴールデン帯の枠への引っ越しを意識した黄金のステージに、主演の松岡昌宏をはじめ、「むすび家政婦紹介所」の面々を演じる伊野尾慧、桜田ひより、 平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子が登壇した。

 「家政夫のミタゾノ」は、なぜか女装している謎多き大柄な家政夫・三田園薫(松岡)、通称・ミタゾノさんが派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもすっきりと落としていく、痛快“のぞき見”ヒューマンドラマ。2016年10月に第1シリーズがスタートして以来、第5シリーズまで放送し、「金曜ナイトドラマ」枠で誕生したシリーズ作品としては最長を記録した。昨年には舞台化までも実現し、テレビ朝日を代表する人気ドラマの第6シリーズが、このたび火曜9時のゴールデン帯に登場する。

 会見冒頭、司会の久保田直子アナウンサーに促されたミタゾノさんが合図を送ると、引っ越しを祝いセットがさらにパワーアップ。たくさんの「ゴールデンミタゾノさん」が現れ、出演者が驚きの声を上げる中、阿部真理亜役・平田は「1人くらい違うミタゾノさんが居るかも」と隅々まで目を光らせていた。

 続けて、松岡は「皆さまお忙しいところ、お集まりいただきありがとうございます。三田園薫でございます。ゴールデンという形で新しいスタートを切らせていただきました。今までファンでいらした方も、これから見ていただく方も、金曜ナイト時代とスキルアップ、ダウンすることなく変わらずに作ったつもりでございます。ぜひ楽しんでください。痛み入ります」とキャラクターになりきってあいさつ。

 村田光役の伊野尾は「まさかゴールデンでも出られると思っていなかったので、出演を聞いた時は本当にうれしかったです。ゴールデンミタゾノもきっと村田光が盛り上げてると思うので、皆さんぜひ、村田光も愛していただけたらなと思います」と自身の役をアピール。今期はシリーズ初のスピンオフドラマで光が主人公の「家政負のヒカル」の配信も決定しており、インターネット配信を始めたひー坊(=光)が「むすび家政婦紹介所」のメンバーを巻き込み奮闘する様子が描かれる。10日の本編放送終了後からTELASAで独占配信され、こちらも見逃せない。

松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノ」“ゴールデンなセット”で和気あいあいと新シリーズをPR

 シリーズ1作目から出演している「むすび家政婦紹介所」の所長・結頼子役の余は、「2016年から8年間、コロナ禍でも全編リモート撮影をし、昨年は東京・六本木で舞台もあり、今回はゴールデンに引っ越しと大変いろんなことがございました。私は全6シリーズで、お役をいただきまして、このようにまた記者発表ができ、感慨深いものがあります」と、これまでを振り返りながらコメント。

松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノ」“ゴールデンなセット”で和気あいあいと新シリーズをPR

 一方、本作から新人家政婦として加わった矢口実優役・桜田は、ミタゾノさんについて「画面で見るよりも迫力満点で、ご自身でメークされていることにも驚きました。しかも早くて、10分くらいで完成させて、誰よりも奇麗に口紅を塗っていたので、もう隣で見ていてびっくりしました」と印象を語った。また、シリーズ作品でキャストやスタッフの空気感が出来上がっている中に加わる難しさについて問われると、「そこに対しての不安はあまり感じていなくて。松岡さんはじめ、いろいろなキャストの方々とお芝居させていただく中で、『家政夫のミタゾノ』ならではの空気感というか、お芝居の面もそうですし、スタッフさんの団結感もすごく強かったので、すんなりと自分も入ることができました」と報告した。

 松岡も、現場での桜田の存在感が印象に残っているそうで、「もう出来上がっている現場なので、普通はなかなか入りにくいと思うんですけれども、初日からひよりちゃんの空気感みたいなのがあって。自分も含めて皆さんちょっと癖のある役の方が多いので。こいつ(伊野尾)はタラタラセリフ言って長いんですよ。そういうのをキュッキュッと締めてくれたのが、全部ひよりちゃん。「(伊野尾の)えー、何でですか~、僕がですか~』『(桜田のツッコミで)何とか!』で落ちるんですね。放送を見ていただくと分かるんですけど、彼女がいなかったらダラダラだと思います」と、新ヒロインがドラマのいいスパイスになっているようだ。

 松岡と伊野尾は、以前よりもロケ撮影が増えたことで、今シーズンからゴールデン枠へ昇格したことを実感したという。特に、初回のオープニングシーンが、仙台空港鉄道の美田園駅で撮影されたことに関して、松岡から「数年前に“ミタゾノ”と検索した時に検索結果に出てきて、プロデューサーと『いつかここで撮影したいね』と話したことがあった」と、念願のシーンだったことが明かされた。

 松岡と一緒に美田園駅での撮影に参加した伊野尾は、「ミタゾノさんは漢字の“三”で三田園、こちらの駅は美しいという字の美田園で字が違うのですが、初めて行った時にセットだと勘違いしちゃって、美術さんに『すごいの作りましたね』って言ったら、これはもともとこういう駅なんだよって説明されて驚きました」とコメント。電車の停車時間3分の間に松岡の長ゼリフを含む撮影を終えねばならなかった上、およそ1時間半に1本しか電車が来ないため、絶対にNGを出せない緊張感があったという。そんな美田園駅と「家政夫のミタゾノ」とのコラボレーションが実現し、期間限定でミタゾノさんがホームアナウンスを担当しているほか、駅名表示も“家政夫のミタゾノ駅”となっており、SNSでも話題となっている。

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 また、「あなたの推しエピソード総選挙」と題して行われた過去5シーズン、全41話の中で一番好きなエピソードに投票する企画のベスト5が発表され、キャスト陣も順位を予想しながら印象深いエピソードを語り合った。

 伊野尾演じる光が初登場したシーズン3・第1話が第4位に選ばれ、当時の写真がモニターに映し出されると「初々しい」「まだ緊張感がある」と現在との違いに盛り上がる一幕も。同じくシーズン3から出演している式根志摩役・しゅはまは、当時長く続いているシリーズに出演するということで気合が入っていたということで、「真剣に取り組もうと思ってアクティングコーチを頼んで、下準備で思いっきり個人レッスンをして臨んだんですよね。ここでちゃんとつかむぞと思って」と努力家な一面をのぞかせた。

 第5位、第2位、第1位にはいずれもシーズン1のエピソードが選ばれた。シーズン1では、現在よりもミタゾノさんのメークが濃かったり、「三田園がどういう人物なのか?」という謎を感じさせる要素が描かれていたりする。

 テレビ朝日(関東ローカル)では、今回ランクインした第3位のエピソードが本日10月6日午後2:53から、第1位と第2位が10日午後1:55から放送予定のほか、過去の全エピソードはTELASAで配信中。ゴールデン初回放送前に視聴してみると、より一層楽しめそうだ。


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