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松岡茉優と白山乃愛が菅野美穂主演「ゆりあ先生の赤い糸」で親子に2023/09/08

松岡茉優と白山乃愛が菅野美穂主演「ゆりあ先生の赤い糸」で親子に

 松岡茉優と白山乃愛が、テレビ朝日系で10月19日にスタートする「ゆりあ先生の赤い糸」(木曜午後9:00)に親子役で出演することが分かった。

 菅野美穂が主演を務める「ゆりあ先生の赤い糸」の原作は、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の同名漫画。これまでのヒロインドラマでは、強い女やカッコいい女など、痛快な女性像を描き、時代をけん引してきたが、本作では“かつてない地味でタフで明るい平凡な主婦ヒロイン”が、自らの人生、さらにはホームドラマの新たな可能性を果敢に開拓していく。

 伊沢ゆりあ(菅野)は、心優しい売れない小説家・伊沢吾良(田中哲司)と結婚した主婦。年齢を重ね、女として薄らいでいく自分を実感するものの、自宅で刺しゅう教室を開きながら、穏やかな幸せを味わっている、ごくごく平凡な女性だ。ところが、そんな彼女の人生は、吾良がホテルで昏倒し、緊急搬送されたことから急展開。慌てて病院に駆けつけると、意識不明状態となった吾良の傍らには、さめざめと泣きながら“恋人”だと名乗る美青年・箭内稟久(鈴鹿央士)がいた。長年連れ添った夫の“思いもよらない別の顔”を突きつけられ、がく然とするゆりあ。しかし、降って湧いた問題はそれだけではなかった。出口の見えない夫の介護に加え、なんと吾良を「パパ」と呼ぶ2人の女の子と、その母親である“夫の彼女”までも出現するという、全く想像したことがなかった局面に次々と直面してしまう。

 「カッコよく生きる」が座右の銘で、幼い頃のあだ名は「おっさん」――そんな愚直で辛抱強いゆりあは、ここで心が折れてしまう女性ではなかった。なんと「みんなでダンナの介護をしよう!」と奇想天外な提案をし、夫の愛人2人、血のつながらない子ども2人も家に招き入れて、奇妙な共同生活を始めることに。さらに、そんな数奇な人生の渦中で踏ん張り続けるゆりあに、やがて二度とないと思っていた、新たな恋の予感まで到来する。

 松岡が演じるのが、“夫の彼女”である小山田みちる。そして、11歳で期待の新星・白山が夫の“隠し子”かもしれないみちるの長女・まに役に挑み、共に物語を大きく揺り動かしていく。

 松岡は「菅野美穂さんが主演のドラマで忘れられない、大好きな作品がいくつもあり、今回参加できることに胸が高鳴りました。と同時に、幅広い世代のキャストが参加する“令和のホームドラマ”を目指していると伺い、温かさはもちろん、一緒に暮らしていくことで生じるつらさや壁も描かれるのかなと想像し、“家族”でのシーンが楽しみになりました。今回は初めましての方が多くて。早く皆さんとお会いしたいです!」と期待に胸を膨らませる。

 演じるキャラクターに関しては、「原作を、1巻が発売された時からずっと楽しみに拝読していて。まさか自分にみちるさんの役でオファーをいただけるとは思ってもいませんでした。今までに演じたことのない人柄だなと感じるみちるさんと、私自身をつなげていくのが楽しみです」と原作のファンであることを明かし、「みちるさんはかもし出す雰囲気や、ふと口に出る言葉のせいで、周りに誤解されてしまうことが多く、そのギャップに苦しんできたのかなと想像しています。みちるさんの感じるつらいところ、しんどいところも含めて、彼女を抱きしめるような気持ちで演じながら、ゆりあ先生に本当のみちるさんを見つけてもらう旅ができたらいいなと思っています。また、娘のまにちゃんとみのんちゃんもとてもいとおしく、まずは3人で家族の雰囲気をつくり、ゆりあさんたちと、大きな家族の絆へと広げていけたらいいなと思っています」と意気込む。

 また、菅野との共演については、「初めてお会いした時にとても緊張してしまい、どんなお話をさせていただいたらよいか…と考えていたところ、菅野さんの方から少し砕けた会話をして和ませてくださって。現場でも菅野さんを中心に、楽しく撮影が進んでいくんだろうなと想像しました」と述べ、「皆さんに温かい気持ちをお渡しできるような、家族という形にとらわれながら、とらわれないドラマになったらと思っています。ぜひご自身のご家族、または家族でなくとも近くで支えてくれる人のことを思い浮かべながら見ていただけたら、うれしいです」と呼び掛けている。

 一方、白山は「オーディションで台本を読んで、まにちゃんはすごくしっかりしている子だなと思いました。私自身はちょっと甘えん坊で(笑)、しっかりした子を演じてみたいなと思っていたので、出演が決まった時はすごくうれしかったです。まにちゃんは、お母さんが1人で仕事や子育てをしてくれているのを知っているから、欲しいものもやりたいことも我慢しているんです。そこをちゃんと演じられたらいいなって思います」と役どころを紹介。撮影で楽しみにしてることは「私にはお姉ちゃんがいるんですけど、妹はいないんです。だから今回、妹ができることがすごく楽しみです。かわいいみのんちゃんと、いろいろ遊んだりしたいです!」とはつらつと思いを伝えている。

 母役の松岡に対しては、「本当に奇麗だし、すごく優しく『これから家族だから、よろしくね。頑張ろうね』と話しかけてくれて、うれしかったです。撮影が楽しみです!」と話し、「ゆりあさんと出会って変わっていく、まにの生活や気持ちを見ていただけると、うれしいです!」と元気にアピールしている。


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