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浮所飛貴、「ギフテッド」で共演・増田貴久との撮影で「“増田イズム”は確実に、僕の中に受け継がれつつあります」2023/08/18

浮所飛貴、「ギフテッド」で共演・増田貴久との撮影で「“増田イズム”は確実に、僕の中に受け継がれつつあります」

 フジテレビ系で放送中の「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1」(土曜午後11:40)。主人公である頭脳明晰な天才刑事・天草那月(増田貴久)とタッグを組む、生まれながらに目視によって“殺人者”を識別できる才能(=ギフテッド)を持つ高校生・四鬼夕也を演じる美 少年/ジャニーズJr.・浮所飛貴が高校生役を熱演している作品への思いや、先輩・増田とのドラマ初共演について語った。

 「ギフテッド」は、「金田一少年の事件簿」や「BLOODY MONDAY」など、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手・天樹征丸氏の最新作。漫画は雨宮理真氏が手掛け、現在「なかよし」(講談社)で連載中だ。嫉心(しっしん)、復讐(ふくしゅう)、陰謀といったさまざまな人間模様が絡む殺人事件を、並外れた推理力や洞察力と論理的思考を持つ天才刑事・那月と、殺人者に黒い影が視(み)える夕也が事件解決していく、前代未聞の本格ミステリーとなっている。なお、Season2は、WOWOWで10月14日から放送・配信がスタートする。

 先週の第1話放送直後には、SNS上でも「天草くん四鬼くんのバディがこれからどう変化してくか楽しみ!」「四鬼くんを演じる浮所飛貴がかっこいい!」「自己肯定感高めの(イケメン)天才刑事かっこよすぎる」「主題歌のギフテッドかっこよすぎる〜」などのコメントがあふれ、注目を集めている。

 「今回のようなバディを組んで難事件を解決していくという作品は初めてなので、とにかく楽しみでした。しかも、そのバディ役の天草那月を演じるのが増田くんという心強い先輩で、撮影の前からワクワクしました」と出演が決定した時の喜びを明かす浮所。加えて「僕が演じる四鬼夕也は幼い頃に両親を亡くしていて、なおかつ不思議な能力も持っているキャラクターというのも面白いなと。原作を読ませていただいた時は『夕也、カッコよすぎ』と思って少し不安になりましたが(笑)、でもストーリーがとても魅力的で、思わず引き込まれました」と振り返る。

 原作が「金田一少年の事件簿」の天樹氏ということで、「『よくこんなこと思いつくなぁ』と驚かされるトリックが毎回あって、それを那月と夕也が解き明かしていくところが見どころ」と述べつつ、「夕也には、殺人者に黒い影が視えるという特殊な能力がありますが、犯人が分かっていても、それを証明しなければならない。今までにはない推理の過程を、視聴者の皆さんにも楽しんでいただけるドラマになっていると思います」と手応え十分の様子。

 なお、演じる夕也と自身のキャラクターに関しては、「夕也は母親が殺害されていたり自身の能力のこともあって、他者との間に壁を作ってしまうところがあるんです。そこがクールに見えたりもするのですが、素の僕は誰とでもすぐ仲良くなれるような、かなり明るくオープンな性格。そこは夕也とは違います。高校生にしては落ち着いている夕也なので、演じる上でも声のトーンを抑えるなど、“普段の浮所飛貴”が出ないように心がけています。180度キャラが違うので、もはやそのギャップも楽しんでもらいたい気分です。だから似ている部分というのはあまりなくって…。強いて言うなら、『辛いもの好き』でしょうか。スイーツ好きの那月に対して、夕也は辛いものが好物なんです。僕も辛いものが大好きで、最近はスンドゥブチゲをよく食べに行きます」と、違う部分を楽しみながら演じていることをうかがわせた。

浮所飛貴、「ギフテッド」で共演・増田貴久との撮影で「“増田イズム”は確実に、僕の中に受け継がれつつあります」

 また、「本当に共演者のことを気遣ってくれる方です」と表した主演・増田については、「僕と2人のシーンでも『この場面は、こういう心情なんじゃないかな』とか、『こっちの言い回しの方が言いやすいと思う』とか、細かな部分までアドバイスをいただいています。座長としても視野が広くて、現場全体への気配りが素晴らしいなといつも驚かされますね。たとえば共演者の方が空き時間に立っていたら、『どうぞ』と言ってサッと椅子を用意したりとか…。これは僕もまねをしなければと思って、この間、泉里香さんに椅子をお出ししました。“増田イズム”は確実に、僕の中に受け継がれつつあります(笑)」と明かす。先輩の背中を見て学ぶことも多いようだ。

 そんな座長と過ごしている撮影現場の雰囲気はとてもいいそうで、「特に増田くんの差し入れの量がとても多くて、しかも暑い日にはアイスクリームや冷たいドリンクを用意してくれたりと、気配り力が素晴らしいです。今回はSeason2もあり、撮影期間も長いのですが、増田くんはスタッフの皆さんのこともちゃんと覚えて、名前で呼んでいるんです。もちろんそこもまねさせてもらっています(笑)。そんなこともあって、シリアスなシーンの多いドラマですが、カメラが回っていない時は笑いの絶えない現場ですね」と報告。

 初回から、緻密な構成でありつつ、誰もが楽しめる一級品のミステリーに仕上がっている「ギフテッド」。あらためて浮所は「このドラマは一話完結で事件が解決していく一方で、それらが大きな謎をひも解いていくためのフックにもなっているんです。1話ごとに謎解きの爽快感を味わえると同時に、各話にちりばめられた伏線で、次回がとても気になるような作りになっています。だから、最初から最後まで見終わると、『そうだったのか!』という驚きを感じていただけるはずです!」と、力を込めて魅力を伝えてくれた。

浮所飛貴、「ギフテッド」で共演・増田貴久との撮影で「“増田イズム”は確実に、僕の中に受け継がれつつあります」

 8月19日放送・第2話では、大勢が見ている前で華道家元の毒殺事件が起きる。

 那月は、夕也の家に強引に引っ越し、2人はバディに。夕也の家は歴史ある四鬼神(しきがみ)流古武術の宗家で、夕也は高校生ながら惣領を務めていた。四鬼神流には「四鬼(よんき)」と呼ばれる4人の師範がいるが、その1人が現在は華道家となった林秘影(柏原収史)だった。ある日、秘影から招待状が届き、那月と夕也は秘影のめいで、林家華道の家元・林秘美子(堀田茜)が主催するフラワーイベントに出向く。実は、林家華道には表林家と裏林家があり、二つの流派は対立関係。そんなもつれた因縁がうごめく不穏な空気の中、集まった観客の目の前で、裏林家の家元が毒殺される。その時、夕也が影を視たのは、全く意外な人物だった――。

浮所飛貴、「ギフテッド」で共演・増田貴久との撮影で「“増田イズム”は確実に、僕の中に受け継がれつつあります」

 

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