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高校時代に得点王の浅野拓磨が「第102回全国高校サッカー選手権大会」応援リーダーに就任!2023/08/14

高校時代に得点王の浅野拓磨が「第102回全国高校サッカー選手権大会」応援リーダーに就任!

 ドイツのサッカー・ブンデスリーガ、ボーフム所属の浅野拓磨選手が、日本テレビ系で放送される「第102回全国高校サッカー選手権大会」(12月28日に開幕。2024年1月8日に決勝戦を予定)の応援リーダーを務めることが分かった。

 浅野選手は三重・四日市中央工業高校で、3大会連続で全国大会に出場。2年生で出場した第90回大会では、初戦から決勝まで全試合得点を挙げて大会得点王に輝き、チームを準優勝に導いた。高校卒業後は、Jリーグ・サンフレッチェ広島に入団し、3年目の15年にはリーグ戦8得点の活躍で年間王者に貢献すると、翌16年に活躍の舞台をヨーロッパへと移行。ドイツやセルビアでプレーし、現在は、ドイツ1部・ブンデスリーガのボーフムで活躍している。

 日本代表としては、ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦で決勝ゴールを挙げ、日本をW杯出場に導くと、昨年のカタールW杯では、グループリーグ初戦に格上のドイツから決勝ゴールを奪い、大金星の立役者として日本中に感動と興奮をもたらした。今大会では、人々の記憶に残る鮮烈なゴールで大舞台で数々の結果を残してきた浅野選手が、大会の顔であり、高校生たちの目標となる応援リーダーを担当する。

高校時代に得点王の浅野拓磨が「第102回全国高校サッカー選手権大会」応援リーダーに就任!

 「高校サッカーの卒業生として応援リーダーになることも一つの目標にしてきた」と明かす浅野は、今回のリーダー就任に「日本代表でもっと頑張らないといけないと常に思ってきました。応援リーダーのお話をいただけたことはすごく光栄に感じています。高校サッカー選手権を目標にして戦う高校生の皆さんに少しでもいい目標になれたらなとは思うので、僕自身もここからまだまだ頑張っていかないといけないな」と、あらためて気を引き締める。

 四日市中央工業高校に進んだ時の心境と、自身の高校生時代については、「目の前のことに対して常に100%で、全力で取り組むっていうことは高校3年間できていたと、今振り返っても胸を張って言えるので、その高校3年間があったからこそ、今の自分がある、今につながっていると思います。今に対して常に全力で力を抜くことができない人間になれた、高校3年間の自分に感謝しています。僕の中では四日市中央工業高校に覚悟を決めて進学したので、もうその瞬間から手を抜くことが許されなくなったというか、自分の中で常に100%全力で取り組むことが当たり前になった瞬間なのかなと思います」と振り返る。

 3度出場した本大会への思いに関しては、「高校生の頃に感じていたのは、ワールドカップのようなそれぐらい大きな大会だと思って高校サッカーに取り組んでいましたし、そこに人生を懸ける、自分のすべてを懸けるべき場所だと思ってやっていました。高校2年生の時、東京・国立競技場の舞台に立ちましたが、その当時、僕にとっては何にも替えられない特別な場所でしたし、『ついにここまで来たか』という達成感みたいなものは感じていました」と、とても大切な大会だったことをうかがわせる。

 そして、本大会出場を目指す高校たちに向け、「間違いなく今の自分の原点にあるのが高校サッカーだと思っていて、高校3年間で学べること、成長できることが無限にあったと思っています。この3年間全力でやるかやらないかで、今後の人生がどうなるか間違いなく大きく左右されると思います。ただただその夢や目標を持つだけではなくて、その夢や目標をかなえるために何が必要なのかを逆算して、未来の自分のために『今を全力で』100%で取り組んで生きていってほしいなと思います」とエールを送っている。

 日本テレビスポーツ局の山下剛司プロデューサーは「四日市中央工高時代、スピードを生かしたドリブルやゴールで鮮烈な印象を残した浅野拓磨選手ですが、日の丸を背負っても、2016年のAFCU-23選手権決勝、韓国戦で途中出場から2点を奪って逆転優勝に貢献し、ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦ではW杯出場に導く決勝ゴール、そして、昨年のカタールW杯では、格上のドイツから決勝ゴールを奪うなど、人々の記憶に鮮明に残る、鮮烈なインパクトを残す数々のゴールを記録してきました。ここぞという大舞台、大一番での勝負強さがあり、笑顔あふれる“ジャガーポーズ”が印象的な浅野選手ですが、決して順風満帆なサッカー人生を歩んできたわけではなく、華々しい舞台での笑顔の裏には、絶え間ない努力を続け、仲間の支えのもとけがや大きな困難を乗り越えてきた日々があったと感じています。ロシアW杯のアジア最終予選では自らのゴールで本大会出場に導くも、最終メンバーから落選。カタールW杯直前の22年9月には右ひざじん帯断裂の重傷を負い、一時は出場を危ぶまれていましたが、懸命のリハビリで本大会初戦のピッチに立つことができて、ドイツ戦の決勝ゴールが生まれました」と、まずは浅野選手のこれまでの歩みについて紹介。

高校時代に得点王の浅野拓磨が「第102回全国高校サッカー選手権大会」応援リーダーに就任!

 続けて、「浅野選手から高校生に向けたメッセージには、『自分の夢に向かって『今』を100%で生きよう』という言葉があります。これは、けがや大きな困難に直面しても、一秒一秒、一瞬一瞬を無駄にせず、常に全力を尽くし絶え間ない努力で乗り越えてきた浅野選手だからこその言葉であり、高校生の皆さんにも心から響く言葉だと思っています。今大会、選手権に臨む高校生たちは、高校入学時から新型コロナウイルスの影響で、十分に試合や練習ができない、声を出して応援ができない時期もあり、常に困難と向き合ってきましたが、コロナ禍の苦境の中で努力を続けてきた高校生たちの目標として、浅野選手こそ適任だと思いますし、決して順風満帆ではないサッカー人生を歩んできた浅野選手だからこそ伝えていただけるメッセージがあるのではないか、その言葉の一つ一つが高校生たちにとっての成長の糧、サッカー人生の道標になるのではないかと考えています」と起用の理由について触れる。

 そして、放送に向け、「高校3年間という限られた時間に全力で向き合って、大敗していてもどんな状況でも最後までひたむきに全力を尽くすプレーや表情、これこそが101回の歴史の中で築かれた『選手権』が『選手権』であり続ける理由、最大の魅力だと感じていますが、102回大会の放送は高校生たちの最大の武器であり魅力でもある“全力”を前面に出し、番組キャッチフレーズは『ともに全力で』を掲げます。選手権の舞台で『仲間とともに全力で』走って、その後世界に羽ばたいた浅野選手が、W杯の大舞台でも、スタッフ、家族、サポーター、多くの支えの下、『仲間とともに全力で』一つになって世界に立ち向かい、ゴールを奪い勝利をつかみ取る姿がありました。浅野選手を目標にして、どんな状況でも最後まで全力を尽くし、最後までゴールへ全力で突き進む高校生たちが光り輝くように、我々放送スタッフも『高校生の皆さんとともに全力で』102回大会の放送・配信に取り組んでいきたいと思います」と熱い思いを語っている。


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