増田有華、秋山ゆずき、大久保桜子がピンクでポジティブなラブコメ「●●ちゃん」のヒロインに決定2023/07/24
増田有華、秋山ゆずき、大久保桜子が、8月20日からスタートする、ABCテレビとDMM TVの共同企画第2弾となる連続ドラマ「●●（まるまる）ちゃん」（日曜深夜0：55、関西ローカル）のヒロインに決定。“普通じゃない”性事情に苦悶するアラサー女性3人の姿を赤裸々かつコミカルに描く、ピンクでポジティブなオムニバス・ラブコメディーをおくる。
「●●ちゃん」の原作は、DMMグループのウェブ漫画制作スタジオ「GIGATOON Studio」制作による、現代に生きるアラサー女性の性にまつわる悩みを描いた人気レディースコミック「セックスちゃん」。ネーム原作を手掛けたのは「今際の国のアリス」（Netflix）などで知られる麻生羽呂氏で、著書累計120万部突破の心理カウンセラーでありながら、本作が初の漫画制作となった五百田達成氏が原作を担当している。さらに、数々のBL作品を手掛けてきた、さかもと麻乃氏が作画を担う異色作となっている。
第一章「セックスちゃん」では、セックスによって他者を理解しようとするヒロイン・史恵（増田）のフリーダムな性生活を描く。史恵にとってセックスは“生きている証”。本作が連ドラ初主演となる増田が、性に奔放で積極的にいろんな相手とのセックスを楽しむ史恵を、繊細かつ大胆に演じきる。
「“セックスちゃん”というタイトルが非常に斬新で率直に面白そう！と思いました。初めは自分と似ているところが見つからなかったのですが、読み進めていくうちに『自分のことを知ってほしい、理解してほしい』『人とつながりたい』という欲の強さは私にもあって、分かるなぁと思うようになりました」と述べる増田は、「史恵にとっては自分を保つかけがえのないものが“セックス”であり、誰もが史恵のように人には言えない自分だけの秘め事があると思います。私にとってかけがえのないもの、譲れないことを思い出しながら演じさせていただきました。史恵のコミュニケーション手段が“セックス“であるように、私も人とつながるために“お酒”だったり、“飲みの場”が欠かせなかったりするので、そういう点は共通するなと思います！」と自身との共通点も語った。
また、自身に「●●ちゃん」と名付けるなら「『妄想ちゃん』です。そこは史恵と一緒かも!!! 毎日いろんなことを妄想しながら、もし〇〇が〇〇だったら…など、にやにやと楽しく生きております」と回答。あらためて作品に関して「台本を読んですごくコメディー要素が強いのが面白い！と思いました。真っすぐ史恵を演じつつ、ふざけられるところは精いっぱいふざけたいと思います。ぜひ、真っ当な大人たちの、真面目にふざけたドラマを楽しみにしていてください！」と呼び掛けている。
続く、第二章「高学歴ちゃん」は、東大卒という高学歴の呪いに囚われ、恋愛とセックスで行き詰るヒロイン・貴子（秋山）の衝撃のロマンス。人に誇れるはずの高学歴が、自身にとっては“呪い”としてのしかかり、まともに人を信じ、愛することができない貴子を、多彩な役柄を演じ分けてきた秋山が表現する。
秋山は「タイトルのインパクトとは裏腹に『人と人とのつながりはいろんな形があっていいな！』と、『みんな違ってみんないい！』と思える作品でした！ ポップでかわいい印象の中に、自分を受け入れることの大切さもしっかり描かれていて、読んでいてすてきだなぁと思いました！」と原作の印象を話し、「私の演じる貴子は、高学歴という呪いのせいでなかなか素直に人間関係の構築や恋愛をできない人なのですが、史恵や真湖と過ごす物語の中だったり、それを演じる私自身も撮影とともに成長できたらなと思っています！」と役どころに触れた。
また、自身に「●●ちゃん」とすると「『ミニトマトちゃん』です！」と言い、「今年初めてベランダ菜園でミニトマトや野菜などを育てているのですが、SNSの更新内容がミニトマトの成長日記になりすぎていて、周りの人からミニトマトの人だと思われてます」とのこと。加えて「皆さんの中にある、人にはちょっと言いたくない癖や、秘密にしていること、コンプレックスに思っていることなどを重ねて見ていただきながら『全部ひっくるめていとおしいんだ！』と、『自分は自分でいいんだ！』とみんなが自分を愛せるようになるヒントを、この作品を通して届けられたらと思っています！ 撮影はまだまだ始まったばかりですが、この夏頑張ります！」と意気込みも伝えた。
そして、第三章「不倫ちゃん」は、既婚男性との不倫セックスでしか自己肯定感を得られないヒロイン・真湖（大久保）の略奪愛憎物語。かわいらしくおとなしそうな受付嬢でいて、実は不倫セックスでしか自分を肯定することができない真湖を、多岐にわたり活動分野を広げ続ける大久保がチャーミングに演じる。
大久保は「それぞれの女性たちが性を通じて悩んだりしていくだけでなく『ただ愛されたい』『ただ好きな人の一番になりたい』という女性心も描いたかわいらしい作品だなと思います。攻めた作品ながらもコメディー要素がたくさんあり、撮影がとても楽しみです」と印象を語り、「真湖の承認欲求が強いのは本気で愛したり愛された経験がなく、今までの出会いも悪かったからなんだろうなと思うと少しかわいそうにも思えました。モテるということは本当はとても魅力的な女性なんだろうし、まずは自分を大切にして、幸せになってほしいです。今回の作品では、私には理解し難いことばかりだったのですが（笑）、彼女の根本的な“好きな人の一番になりたい”という気持ちを大事にして、役に寄り添いながらチャレンジしていきます」と演じるキャラクターを分析しつつ、意欲をのぞかせる。
自身は「『意外ちゃん』。桜子って意外と〇〇だよねと言われることが多いからです。きっとそれは初対面で私らしさを出すのが苦手だからというのもあるのですが、見た目で判断されることも多いです。例えば小柄だから力が弱そうなど（笑）、私は力持ちですし、無人島でサバイバルゲームしたら絶対に勝ち抜く自信があります（笑）」と明るく答えるとともに、「コメディー要素満載の作品なので、とにかく楽しんでお芝居していきたいです。真湖が人として成長していく姿を演じながら私自信も成長していけたらなと思います。ぜひご覧ください！」と力強くアピールしている。
そんな3人を主人公とした物語を紡ぐ塚本連平監督は「すごいタイトルです。中身もすごいです。かなりコメディーです。でも結構真面目でもあります。キャストの演技すごいです。すごい熱量で真剣に心情に取り組んでいます。同じくらいもしくは、それ以上の熱量で笑いに取り組んでいます。スタッフも熱いです。気温も暑いです。視聴者の皆さん、いまだかつてないドラマで、暑い夏を乗り越えましょう！」と現場の様子を報告。
原作の五百田氏は「初めて原作を手掛けた漫画『セックスちゃん』が、またたく間にドラマ『●●ちゃん』として実写化…。驚きと喜びに震えています。『普通の生き方』に違和感を抱いたことのあるすべての人を、応援したい。ドラマを通じて、よりたくさんの人にエールが届きますように!!」と喜びを伝える。
ネーム原作の麻生氏も「このたび『セックスちゃん』をドラマ化していただくことになり、ありがとうございます！ 世の中の『普通』から外れて生きづらいと感じている人がいても、胸を張って生きていけばいい。『セックスちゃん』に登場する女性たちを通して、いろんな人の生き方を肯定して、背中を押していくことができればいいなと思っています！」と感謝のコメントを寄せた。
作画のさかもと氏は「ドラマ化する作品に関われることが人生で初めてなので、とても光栄です。原作の五百田先生、ネームの麻生先生、支えてくださっている方々に感謝しています。ドラマで新たに命を吹き込まれるキャラクターたちに会えることが今からとても楽しみです！」と期待を寄せている。
なお、ABCテレビでの放送後、TVerで見逃し配信。DMM TVでは、同時配信＆独占配信が決定している。
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