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Snow Man・目黒蓮が「トリリオンゲーム」で連ドラ単独初主演! 相棒役は佐野勇斗2023/05/09

「トリリオンゲーム」一報

 Snow Man・目黒蓮が、TBS系で7月にスタートする連続ドラマ「トリリオンゲーム」(金曜午後10:00、開始日未定)で主演を務めることが分かった。目黒が単独主演を務めるのは今作が初。同局の連ドラに出演するのも初めてとなる。

Snow Man・目黒蓮が「トリリオンゲーム」で連ドラ単独初主演! 相棒役は佐野勇斗

 「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で好評連載中の原作・稲垣理一郎氏、作画・池上遼一氏によるの同名漫画「トリリオンゲーム」は、現在6巻まで刊行され、「マンガ大賞2022」のノミネート作品にも選ばれた人気作。主人公である“世界一のわがまま男”のハルと、“まじめで不器用なエンジニア”のガクという正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントだ。

 そんな作品の実写版で目黒が演じるのは、主人公・ハルこと天王寺陽。類まれなるコミュニケーション能力で老若男女あらゆる人からモテる、まさに天性の人たらしだ。人間関係が絡み合う未知の世界にも果敢に飛び込み、その度胸と流れるような口八丁で人心掌握術を遺憾なく発揮していく。ハッタリばかりの楽天家に見えて、その実、計算高く、悪いことにもブレーキの利かない危険な男だ。底知れぬ野心家で、日本最大の老舗IT企業「ドラゴンバンク」の内定を内定式の最中に辞退し、その会社を飲み込んで1兆ドルを稼ぎ出し、この世のすべてを手に入れようともくろむことから、物語が開幕する。

 昨年はテレビドラマや映画でその高い演技力が話題となり、第46回日本アカデミー賞では、優秀助演男優賞と新人俳優賞をダブル受賞を果たした目黒。今最も注目の俳優の1人で、役者としての実績を着実に積み上げている。これまで好青年を演じることが多かった目黒が、イメージを一新し、“世界一のわがまま男”として新境地を開拓する姿に注目だ。

 そんなハルとタッグを組むことになるガクこと平学に扮(ふん)するのは、佐野勇斗。ガクは、ハルとは正反対に人とのコミュニケーションは苦手だが、優れたプログラミングスキルが武器のパソコンオタクだ。幼少期からとにかくプログラミングコードと向き合い続けてきたこと以外は、ごく普通の心優しい青年だ。しかし、その能力や人柄は就職活動においては全く評価されず、ずっと憧れていた「ドラゴンバンク」にも不採用を言い渡されてしまう。そんな時、中学時代の同級生・ハルと再会し、1兆ドルを稼ぐ夢へと挑戦することになる。

 事業計画も起業資金もゼロからの2人が起業する「トリリオンゲーム」社。“何者でもない”ハルとガクが、企業の成長に必要な才能を求め、個性的な仲間を増やし、知恵とハッタリと確かな技術で大資本「ドラゴンバンク」からの妨害も跳ね返し、前代未聞のロードマップを駆け上がっていく。自分のわがままのために突き進むハルとガクを通して、出るくいが打たれる日本社会の中で戦う挑戦者たちに、“自分を貫く”勇気と希望を届ける。

 目黒は「出演のお話を聞いた時はとてもうれしかったです。原作を読ませていただいて、とにかく物語が面白くて今からこの世界に入れると思うとすごくうれしかったです。ハルというキャラクターは自分自身と真逆のキャラクターなので、自分がどれだけ演じられるのか不安もありますが、ワクワクしています」と心を躍らせる。

 そして、「正反対であるハルとガクがどんな2人になっていくのか、そして、1兆ドルを手に入れるためのロードマップをどのように駆け上がっていくのかを楽しみにしていただけたらうれしいです。原作を知っている方は『トリリオンゲーム』の面白さをご存じかと思いますが、ドラマ化をきっかけに、この作品をもっとたくさんの人に共有して面白さを分かち合いたいです」と呼び掛けている。

 一方、佐野は「ドラマのお話をいただく前に、知人から原作を薦められて読んでいて、すごく好きになった作品だったので、出演のオファーをいただいた時はすごく驚きましたし、うれしかったです」と出演を喜び、「演じさせていただくガクは天才プログラマーなのですが、僕自身は機械が苦手なのでタイピング含め、いろいろとガクに近づくために練習しています(笑)」と役作りに励む。

 さらに、「ブレーキの利かないハルとタッグを組む、人とコミュニケーションをとることが苦手なガクは、自分の強みであるプログラミングスキルを使って、どのように一つ一つのミッションを仲間たちとこなしていくのか、そこに注目して金曜日の夜を過ごしていただければと思います。僕も原作ファンの1人なので、ファンの方にも楽しんでいただけるよう、全力で演じきりたいと思います。楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。

 原作の稲垣氏は「当然ですが、お金=幸せじゃありません。でも欲しいか欲しくないかって言われたら、そりゃ欲しいよね! 100兆円欲しいよね!(笑)。だとしたらその100兆円=トリリオンダラーを、夢物語だと切り捨てずに、真っすぐ奪りにいく。そんなハルという人間の、すがすがしいほどとんでもないバイタリティーを面白がっていただけたらうれしいです!」と呼び掛け、「ドラマ『トリリオンゲーム』で目黒蓮さん&佐野勇斗さんが演じてくださる、ハル&ガク。どんなすごいヤツらになるか、世界一楽しみにしています!」とドラマ化へ期待を寄せる。

 作画の池上氏も「目黒蓮さん、佐野勇斗さんはじめまして。池上遼一です。驚きました。お二人とも目がとても優しく、お互いの持つ雰囲気が僕の描くハルとガクのイメージにぴったりだと思います。『トリリオンゲーム』は破天荒な展開とユーモア満載の物語です。僕も楽しみながら、今まで描いたことのない絵に挑戦しています。ドラマ化の話を伺い、本当にうれしく思いました。今、まさに大空を飛翔する勢いのお二人には、大いに楽しみながら演技していただければ幸いです。お二人を応援しています。あざーーす!! オナシャス!!!」と目黒と佐野にエールをおくる。

 作品を手掛ける松本明子プロデューサーは「『言いたいことが言えない時』『やりたいのに手を挙げられない時』『かなわなそうだからと夢を諦めようとした時』。このドラマはそんな人たちの背中をそっと…ではなくドン!と押してくれるような物語です。前向きなエネルギーに満ちた原作を読んで、私もたくさんの踏み出す勇気をもらいました。優れた話術を武器に悪い手も使ってわがままに突き進むハル、コミュニケーションは苦手だけどITスキルはピカイチのガク。大学を卒業したての何者でもない2人が出会い、力を合わせて無謀ともいえる1兆ドル稼ぐという夢を実現していきます」と作品を解説。

 また、目黒と佐野の起用に関しては、「ダークヒーローのようなハルを目黒蓮さんに演じていただけることになりました! 目黒さんの圧倒的な存在感とあふれ出る魅力は、あらゆる人の心をつかみ仲間を増やしていく“天性の人たらし”ハルそのもので、それでいて目黒さんのその優しい瞳は、わがままばかりの男の奥底に憂いと秘密を感じさせてくれます。そして何よりも、毎回ぐいぐいとその世界に引き込んでいく目黒さんのお芝居に魅了されまして、今回ご一緒できること、本当にうれしく思っております。そんなハルとタッグを組むガクを佐野勇斗さんに演じていただきます! 毎回役によって全く違う顔を見せる佐野さんのキャラクター作りと演技は素晴らしく、佐野さんのガクを想像するだけで今からとても楽しみです。ガクはハルのとんでもない行動に驚き、喜怒哀楽を感じながらも、勇気を振り絞ってハルと共に飛び込んでいきます。この物語はそんなガクの成長も描いていきますので、ぜひご注目ください」と語っている。


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