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鈴鹿央士が「スイートモラトリアム」で主演。「人間味あふれる人物になるようにうまく演じたい」2023/04/03

鈴鹿央士が「スイートモラトリアム」で主演。「人間味あふれる人物になるようにうまく演じたい」

 鈴鹿央士が、TBSで5月23日にスタートする「ドラマストリーム」の8作目「スイートモラトリアム」(火曜深夜0:58、関東ローカル)で主演を務めることが分かった。

 「スイートモラトリアム」の原作は、たまいずみ氏による同名漫画。付き合い始めたばかりの彼女と幸せな大学生活を送っていた柏木心(鈴鹿)の日常をぶち壊すかのように、元カノが心の家に転がり込んでくる。そして、かつてフラれたことへの未練なのか、心は成り行きで元カノとの同棲生活を始めてしまう心。そんな中、今カノが元カノの存在に気付いてしまい…。この三角関係を中心として、恋愛に、生き方に不器用な若者たちの等身大の姿を描く、じれったくて切なくて甘いラブストーリーが展開される。

 鈴鹿は、高校生の時に現事務所の先輩である広瀬すずの一言からスカウトされ、2018年にMEN’S NON-NOの専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、モデルデビュー。2019年から俳優としての活動も始め、昨年放送され話題となった「silent」(フジテレビ系)では主人公の元恋人を好演したことで注目を集めた。

 そんな鈴鹿が演じる大学生の心は、突然自分の家に転がり込んできた元カノ・大森りんごに戸惑うも、今カノ・上条小夜に内緒で同棲生活を始めてしまう。心は、何事にも真面目で心(しん)の通った小夜のことを一番に思っているはずなのに、りんごのことも放っておけない。真面目な今カノと自由奔放な元カノ、両極端な2人の狭間で思い悩む心を、鈴鹿がどう演じるのか注目だ。

 鈴鹿は「最初にこの作品のお話をいただいた時に原作を読んでみたのですが、主人公の心くんと、りんごちゃんと小夜ちゃん、この3人の中で巻き起こる出来事に対して『あぁ、こういう瞬間ってあるよなぁ』と共感する部分がありました。そして、3人ともすごく人間味あふれるキャラクターなので、これが映像になったらどんなふうになるのか今から楽しみです。そんな原作に負けないように、僕が演じる柏木心というキャラクターも人間味あふれる人物になるようにうまく演じたいと思います」と意気込みを語る。

 加えて、「視聴者の方には、心くんが2人の女性の間で悩む姿や頑張りだったり、悩みながらも一歩踏み出そうとするところを応援してもらえたらうれしいです。今回は同世代の共演者の方も多いですし、健康第一に、いい作品にしようってみんなで一丸となって楽しく撮影できればいいなと思っています。面白い作品になるように頑張りますので、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。

 今回のドラマ化について、原作のたまいずみ氏は「ドラマ化のお話をいただいた日から既にワクワクやドキドキの連続です! 自分が作ったキャラクターを役者さんに演じていただけることや、制作スタッフの皆さまのお力により映像化され、新しい作品として視聴者の皆さまに届くこと、今まで経験したことのない新しい刺激を得られることが楽しみで仕方ありません。24年前に連載終了した作品が、またこのような形で日の目を見ることも大変うれしく、関係者の皆さま、ここまで支えてくれた読者の皆さまにも感謝です! 共にドラマを楽しみましょう〜!」と心躍らせる。

 作品を手掛ける近藤紗良プロデューサーは「恋愛相手に『刺激』と『安定』どちらを求めるか?…皆さん一度は悩まれたことがあるかと思います。自由奔放な元カノと真面目な今カノの間で揺れる心。元カノとの関係を断つことができれば今カノとの確かな幸せを手に入れられるのに、どちらを選ぶこともできず拒絶することもできず、茨の道を進んでしまう…。私は原作を読んで、主人公・心に思わず感情移入してしまいました(笑)。本作はそんな不器用で甘酸っぱいラブストーリーでありながら、登場人物たちの繊細な感情の変化が積み重ねられた成長物語としての側面も持っています」と作品を紹介。

 そして、「今回、監督をはじめ第一線で活躍するスタッフの皆さまにお集まりいただき、原作が持つ魅力を最大化して映像にできたらと制作の日々を過ごしています。心役の鈴鹿さんは、柔らかい雰囲気とチャーミングな笑顔がとても魅力的で、心の持つ優しさと繊細さ、そして弱さを見事に体現していただけると実感しています。すてきなキャスト・スタッフが揃い、最高の作品になると確信しています!」と自信を見せている。


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