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「どうする家康」松本潤、山田裕貴、杉野遥亮らが家康ゆかりの東海3都市を訪問2023/01/10

「どうする家康」松本潤、山田裕貴、杉野遥亮らが家康ゆかりの東海3都市を訪問

 松本潤が主演を務める、NHK総合ほかで放送の大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8:00)。その初回放送日となった1月8日に、物語の主な舞台地である東海地域で、キャストが3都市(静岡市、浜松市、岡崎市)を順にめぐる、トークイベントが開催された。

 松本が、徳川家康を演じる「どうする家康」は、誰もが知る歴史上の有名人である家康の生涯を、新たな視点で描いた波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント時代劇。脚本は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「相棒」シリーズ(テレビ朝日系)、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズ(ともにフジテレビ系)などで知られる古沢良太氏が担当する。

 トークイベントの第1弾として、午前11:00から、静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ(大ホール・海)で実施された「東海プレミアリレー in 静岡 出陣式」には、松本のほか、本多忠勝役の山田裕貴、榊原康政役の杉野遥亮が登壇。

 松本は「初回放送の日に静岡に来られて興奮しています。去年6月から撮影を始め、悩んだりもしましたが、共演者やスタッフの皆さんに支えられて、ここまでやってこられました。今日いよいよ、皆さんに放送をお届けできることが本当にうれしいです」と初回放送を前にした思いを伝え、「静岡では久能山東照宮など、家康公に関係のある史跡や寺社仏閣を回り、資料についても学芸員の方から話を聞き、家康公の時代に盛んになったものが今の時代にも残っていることを感じました。静岡の皆さんが愛する家康公や徳川家臣団がどのような活躍をするのか楽しみにしてほしい。ドラマには、現代の人たちにも響くメッセージやヒントもたくさん詰まっていて、何より楽しいドラマに仕上がっていると思います。ぜひ1年間愛してもらえたらと思っています」とメッセージを届けた。

 山田は「戦国時代で最強とも言われる本田忠勝を演じることにプレッシャーを感じていて、どうしたら最強と呼ばれる人物に見えるのか悩みながら演じています。松本さんは、撮影現場でもすごいリーダーシップを発揮していて、役と同じようにこの人のために頑張ろうと思いながらやっています」と心境を明かし、「私は愛知県出身で、静岡県とは同じ東海地方で親近感を感じています。今日、会場にいらっしゃった大勢の方々をはじめ、皆さんがこの作品を助けてくれると思っています。ぜひ、楽しみにしていただきたいです」と呼び掛けた。

 杉野は「撮影が進むうちに、榊原康政という人物を『この人、好きだな』と思うようになっています。大河ドラマの撮影は独特の雰囲気ですが、楽しくやらせていただいています。あらためて予告編を見てワクワクした気持ちになりましたが、このワクワクが皆さんに伝わってほしいです。こんな時代に、元気と明るさを届けられるのではないかと思っているので、1年間、応援していただきたいです」とアピールした。

 続いて、午後2:45からは、イベント第2弾として、浜松出世パーク(浜松城東隣「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」前)で「東海プレミアリレー in 浜松 出陣式」を開催。静岡と同じく、松本、山田、杉野が参加した。

 松本は「この会場には、以前も来たことがあるので、感慨深いです。今日は、静岡からの移動中、家康公の人生最大の敗戦の地と言われる三方ヶ原の近くを通りましたが、今まさにちょうどその辺りの撮影をしています。ぜひ楽しみにしていてください。家康公は、晩年の“タヌキオヤジ”のイメージがありますが、若い頃に戦国大名とどう渡り合ってきたかがポイントだと思います。一生懸命選択をしたり、家臣のみんなに助けてもらったりしながら、前に進んでいく家康公の様子は、皆さんに共感してもらえるのではないかと思います。私よりも、浜松の皆さんの方が家康公に詳しいかもしれませんが、そんな皆さんに愛される家康公を、精いっぱい演じたいです」と作品の見どころを交えながらコメント。

 山田は「撮影では、クランクインからアクションシーンがあったので、体を強くして臨みました。このドラマは、タイトル通りに『どうする』という場面が多く、愛らしさや悲しさが伝わる、共感できる主人公だと思います。きょう、会場に来られなかった方々も含め、たくさんの味方がいると感じていて、今、楽しくて仕方がない気持ちです。この作品が愛されるよう、最後まで殿に付き従って頑張っていきたいです」と、今後の撮影に意欲を燃やした。

 杉野は「浜松市を訪れて、とても一体感のある街だと感じました。私が演じる榊原康政は、小姓から見いだされ家康から『康』の字を名前にもらった人物。その名前に負けないよう頑張りたいです。初めての大河ドラマへの出演が決まり、不安を感じていた時に、私自身も松本さんから連絡をもらってとてもうれしかったことを思い出しました。ドラマで浜松が舞台となるのは、始まって少し経ってからですが、康政が家臣になっている頃なので、活躍を浜松の皆さんにお見せしたいです」と意気込んだ。

「どうする家康」松本潤、山田裕貴、杉野遥亮らが家康ゆかりの東海3都市を訪問

 そして、午後5:00からは、イベントの締めくくりとなる第3弾「東海プレミアリレー in 岡崎 パブリックビューイング」が、岡崎市民会館(あおいホール)で行われた。ここでは、NHK BSプレミアムのオンエアに合わせて第1回を視聴。松本、山田、杉野のほか、瀬名役の有村架純、酒井忠次役の大森南朋が参加したトークショーも開かれた。

 松本は「今日1日で東海地方の3カ所を訪れることができ、いかに家康公が広く愛されているかが分かりました。そのこと自体が人物の大きさを表していると感じました。生誕の地、岡崎に来て、私自身、演じるにあたっての初心に帰った気持ちです。家康公への愛を感じ、ゆかりの方々が今もなお残っていること、そして歴史が続いていることを肌で感じました」と感じることの多い1日となったことを報告。

 続けて、「クランクインは去年6月で、最初の1カ月は名古屋での撮影でしたが、みんなで食事もして、家臣団の団結力のもとができました。皆さんにとって大切な家康公を精いっぱい演じます。時代は違えど、今に響くメッセージやヒントが詰まっているので、これから最後まで楽しんでください」とあらためて意気込みを語り、力強く作品をアピールした。

 有村は「瀬名という女性は“悪女”というイメージがありましたが、今回の脚本では、瀬名の人物像を『本当はそうではなかったのでは?』と逆説のところに注目しています。さまざまな状況が移り変わる時代の中で、瀬名は愛する家康公を信じる強い心を持った女性で、誰かを愛しく大切に思う心は現代にも通じると感じています」と演じる瀬名への思いを口にし、「私も第1回を見て、ここから壮大な物語が始まるんだなと思いました。殿をはじめ、皆さんが懸命に役を生きている姿を撮影現場で見ているので、その思いが1人でも多くの人に届けばいいなと思います」と愛される作品となることを願った。

 大森は「歴史の文献を読むと、酒井忠次は、頭の切れる人物であり、場を宴会芸で盛り上げていたという説もあり、楽しんで演じています。脚本もテンポ感がすごくいいです。解釈の部分で『こういう角度から描くのか!』と思うことがあり、現代に通じるようなコメディータッチなところもあります。必ず最後まで見ていただきたいです」と作品の魅力を語った。


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