深作欣二没後20年、珠玉の名作が東映チャンネル＆衛星劇場で一挙放送！2022/12/19
東映チャンネルと衛星劇場では、2023年1月で没後20年となる映画界の巨匠・深作欣二監督の代表作を、過去最大級のボリュームで特集することが決定した。
東映チャンネルでは、1～9月まで、9カ月にわたり全51作品をオンエア。1～3月までは、「アウトローの祝祭」というテーマで、深作の代名詞といえるアウトロー映画を一挙放送する。放送する作品は、菅原文太主演の「仁義なき戦い」5部作（1973年ほか）や「仁義の墓場」（75年）など代表作の数々。
また、4～9月までは、さまざまなジャンルの作品をおくる予定で、「仁義なき戦い」さながらの群衆抗争劇を表現した時代劇「柳生一族の陰謀 4Kリマスター版」（78年）や、00年代を代表する傑作「バトル・ロワイアル 4Kリマスター版」（00年）、SFアドベンチャー「宇宙からのメッセージ」（78年）、第10回日本アカデミー賞で最優秀作品賞のほか、計7部門で受賞に輝いた「火宅の人 4Kリマスター版」（86年）などの大作映画から、ドキュメンタリー映画「20世紀末黙示録 もの食う人びと」（96年）、深作監督が東映で唯一演出を担当した中村雅俊主演のスペシャルドラマ「ダブル・パニック’90 ロス警察大捜査線」（90年／テレビ朝日系）といった、貴重なテレビ作品2本も。
また、5月には「盟友 千葉真一と」をテーマに、深作監督と数多くの作品でタッグを組んだ俳優・千葉真一との作品を特集。深作自身初の監督作品で、千葉にとっては初主演映画となる「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」（61年）、千葉が柳生十兵衛を好演した「魔界転生（1981）」のほか、6作品を届ける。
さらに、「没後20年 総力特集 映画監督 深作欣二」を記念して制作された特別番組「映画監督 深作欣二特番 映画と戦い続けた男」も放送。深作の生前のインタビュー映像や、息子・深作健太監督、八名信夫など、深作にゆかりのある人物たちのインタビューをおくる。
一方、衛星劇場では、1～5月まで、5カ月にわたり「没後20年 映画監督 深作欣二」と題し、全9作品を放送。1月は、松方弘樹が深作作品に初登場した「恐喝こそが我が人生」（68年）、深作監督が初めて独立プロダクションの作品を指揮した「君が若者なら」（70年）を放送。続いて2月は、美輪明宏主演の「黒蜥蜴」（68年）、「黒薔薇の館」（69年）の2作をおくる。
3月以降は、第86回直木賞に輝くつかこうへいの小説「蒲田行進曲」を映像化した人情コメディーの秀作「蒲田行進曲」（82年）、「蒲田行進曲」に出演する俳優たちを多く起用した松坂慶子主演の映画「上海バンスキング」（84年）、時代劇「忠臣蔵外伝 四谷怪談」（94年）、宮本輝の同名小説を映画化した「道頓堀川」（82年）、萩原健一らのアクションが見どころの大作「いつかギラギラする日」（92年）、さらに、生前の貴重なインタビューを再編集した「新・監督は語る『深作欣二』」も放送予定。
23年は、深作の没後20年であると同時に、代表作「仁義なき戦い」第1作目の公開から50周年を迎えるメモリアルイヤーでもある。両局で放送する、反骨のエネルギーに満ちた名作の数々をぜひチェックしてほしい。
【番組情報】
＜東映チャンネル＞
■1月：アウトローの祝祭1
「北陸代理戦争」
1月1日 午後3：00～ ほか
「映画監督深作欣二特番 映画と戦い続けた男」
1月1日 午後5：00～ ほか
「仁義なき戦い 4Kリマスター版」
1月1日 午後6：00～ ほか
仁義なき戦い広島死闘篇 4Kリマスター版
1月1日 午後8：00～ ほか
「仁義なき戦い代理戦争 4Kリマスター版」
1月1日 午後10：00～ ほか
「解散式」
1月2日 午後8：00～ ほか
「県警対組織暴力4Kリマスター版」
1月2日 午後10：00～ ほか
「やくざの墓場くちなしの花」
1月5日 午後8：00～ ほか
「仁義の墓場」
1月11日 午後1：00～ ほか
■2月：アウトローの祝祭2
「日本暴力団組長」
2月1日 午前11：00～ ほか
「博徒外人部隊」
2月2日 午前11：00～ ほか
「仁義なき戦い頂上作戦 4Kリマスター版」
2月4日 午後5：00～ ほか
「仁義なき戦い完結篇 4Kリマスター版」
2月4日 午後7：00～ ほか
「現代やくざ人斬り与太」
2月5日 午後4：00～ ほか
「人斬り与太狂犬三兄弟」
2月5日 午後5：30～ ほか
ほか、3月は「アウトローの祝祭3」、4月は「時代を読み、時代を変える」、5月は「盟友 千葉真一と」、6月は「犯罪者は札束の夢を見る」、7月は「アングリー・ヤング・メン」、8月は「Emotion Picture」、9月は「レア・トラックス」というテーマの下、さまざまな作品を放送する予定。詳しくは特設サイトをチェック。
※放送日時は変更になる場合あり。
＜衛星劇場＞
■没後20年 映画監督 深作欣二
「恐喝こそわが人生」
1月4日 午前9：15～ ほか
「君が若者なら」
1月6日 午後6：00～ ほか
「新・監督は語る『深作欣二』」
1月7日 午後0：30～ ほか
「黒蜥蜴」
2月1日 午前8：30～ ほか
「黒薔薇の館」
2月2日 午後7：15～ ほか
ほかにも「上海バンスキング」「蒲田行進曲」「忠臣蔵外伝 四谷怪談」「道頓堀川」「いつかギラギラする日」などを放送予定。
※放送日時は変更になる場合あり。
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