「24時間テレビ45」SPドラマが劇団ひとり監督・脚本&浅野忠信主演「無言館」に決定2022/07/26

日本テレビ系で8月27~28日放送の「24時間テレビ45」(時間未定)内で放送されるスペシャルドラマが、本格派ヒューマンドラマ「無言館」(27日午後9:00頃放送予定)に決定。劇団ひとりが監督・脚本を担当し、浅野忠信が主演を務めることが分かった。
ドラマは、戦争によって、命とともに絵を描くことを奪われてしまった若者たちが残した絵を集めることで、自分を見つけ、そして自分の思いを届けようとした、1人の男・窪島誠一郎氏の物語。題材となる「無言館」は長野県上田市に実在する美術館で、実際に窪島氏が集めた戦没画学生らの絵が展示されており、後世に向けて戦争を語り継ぐ場所となっている。

劇団ひとりが監督兼脚本を担当するのは、映画「青天の霹靂」(2014年)、「浅草キッド」(21年)に続き本作が3作目。地上波ドラマでは今回が初めてとなる。浅野は主人公の窪島を演じる。
太平洋戦争の最中、「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ…」と、出征する直前まで絵を描き続けた画学生(当時、美術学校で絵を学んでいた学生のこと)がいた。「生きて帰ってこられないかもしれない」と、彼らに残された時間の中で描かれたのは、故郷の畦道、夢に描いた家族団らんのひと時、愛する女性など、驚くほど穏やかな絵ばかりだった。主人公・窪島は、戦没画学生の絵を展示する美術館「無言館」の設立を目指し、絵を集めるために、全国各地の遺族のもとを駆けめぐる。建設費の問題や、遺族からの非難など、多くの壁にぶつかる窪島。「金儲けばかりで、戦争のことなんて何も考えなかった俺がこんなことしていていいのか…?」と自問自答する窪島だが、さまざまな困難と葛藤を乗り越えた先には、感動の奇跡が待っていた。

劇団ひとりは「まだまだ撮影は序盤ですが、名優たちの人間味あふれる芝居に魅せられる毎日です。ただ頷くだけで、ただ見つめるだけで、なんとまぁ、画になることか。この感動を皆さんと共有できる日を楽しみにしております」とコメント。

浅野は「劇団ひとり監督と仕事ができるのが本当にうれしいです。監督はとても熱心に芝居を見てくれて、いろんな可能性を演出してくれるので演じていて面白いです」と撮影の充実ぶりを報告。そして、「いつの時代も芸術が人々の心を動かすだけでなく、人生そのものに強い影響をもたらしていたことが分かる内容にも強く感動しています」と話している。


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