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小日向文世が「競争の番人」で謎多き国土交通省事務次官に。黒羽麻璃央、大西礼芳、石川萌香も出演2022/06/21

小日向文世が「競争の番人」で謎多き国土交通省事務次官に。黒羽麻璃央、大西礼芳、石川萌香も出演

 小日向文世が、フジテレビ系で7月11日にスタートする連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9:00)にレギュラーキャストとして出演。公正取引委員会にとっての“最大の敵”を演じる。

 ドラマは、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立氏による同名小説が原作。天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)が、公正取引委員会・第六審査、通称・ダイロクの職員として独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる“競争の番人”として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

 小日向が扮(ふん)するのは、国土交通省の事務次官・藤堂清正。国交省の官僚として建設会社との黒いうわさがささやかれている人物だ。そして、小勝負は、藤堂との過去に何やら因縁があるようで、一方的に藤堂に対して特別な思いを抱いている。ダイロクにとっても、小勝負にとっても最大の敵となる藤堂とは何者なのか?

 謎が多い藤堂は、第1話での登場から目が離せない存在となっている。そんな重要な役を演じるにあたり、小日向は「僕が演じる藤堂は国土交通省の事務次官ということで、藤堂の軸としては公正取引委員会と対立する側で、どちらかというと悪役なのかな?と。藤堂がどういう人物なのかが、最初のうちは皆さんには分からないと思いますが、物語が進むうちに、かなりヘビーなシーンも出てきます。演じていて楽しいです。藤堂は“黒い面”を抱えている人物です。ただ、最初はその黒さをできるだけ見せないように。温和な雰囲気の中に得体の知れないものがあるような雰囲気をまとっています。その中で藤堂が時々ドキッとするようなことを言うんです。僕にとって今までにない新たな役をいただいていますから、皆さんにも新鮮に見ていただきたいです」とメッセージを寄せている。

小日向文世が「競争の番人」で謎多き国土交通省事務次官に。黒羽麻璃央、大西礼芳、石川萌香も出演

 さらに、黒羽麻璃央、大西礼芳、石川萌香もレギュラー出演が決定。

 黒羽が演じるのは、白熊の彼氏である刑事・大森徹也。刑事時代の白熊と一緒に捜査をしていた事件で、白熊が犯人を目前で取り逃がしてしまい、白熊が公取委に異動。刑事に戻るためには公取委で成果を出さなければならないと意気込み、力が入りすぎるあまり空回りする白熊のことを常々心配している。

 黒羽は「公正取引委員会。名前はどこかで聞いたことがありましたけど、実際の業務内容までは把握しきれておりませんでしたが、社会でこんなにも戦っている人たちがいることを知れました。自分は杏さん演じる白熊楓さんの恋人の刑事を演じさせていただきます。楓に対して真っすぐに向き合っていく徹也さんにご注目していただければと思います」とアピール。

 大西は、検察官・緑川瑛役を務める。検察庁から公取委に出向してきている緑川は、小勝負らと一緒に企業の不正を暴くために協力してくれる存在だ。小勝負とは東大時代の同期で、学生時代から天才だった小勝負のことを知っているが、それ故に、なぜ小勝負が公取委にいるのか疑問に感じている。

 「このドラマに参加させていただいて、公正取引委員会というお仕事が実は私たちの生活に深く結びついていること、そして驚くほど地道な調査が必要であることを知りました」と語る大西は、「私が演じる緑川は公取委に出向し、第六審査のメンバーの調査に協力する検察官です。仕事の進め方が公取委と異なる部分も多々あり意見がぶつかることもありますが、一緒に調査に取り組む中で変化する心情や構築されていく人間関係を楽しんでいただけたら幸いです。真っすぐな性格が故、不器用な緑川をどうぞ見守ってください」と呼び掛ける。

 また、石川はデジタル解析チーム・DFTに所属する紺野守里を演じる。企業が不正にデータを隠したり、破損させた際に、データの復元などを行う。企業があの手この手を使って隠そうとするデータを復元することができる。

 初めての「月9」出演を喜ぶ石川は、「私が演じる紺野守里ちゃんはデータ分析にはとても自信があります。そんな自信満々の姿をお見せしたいです。視聴者の皆さんに少しでも印象に残る演技ができるよう頑張ります! 個性的なキャラクターが集まったダイロクメンバーのやりとりは絶対に面白いと確信していますし、“弱い立場でも戦える!”そんな勇気をもらえる作品にもなっていますので、たくさんの方に見てもらえるとうれしいです!」と意気込んでいる。


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