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吉川晃司「探偵・由利麟太郎」の役づくりを明かす!「事件現場などでよく見せる手のポーズも、実は弓道と関係があります」2020/06/16

 吉川晃司が、6月16日にスタートする自らが主演を務める連続ドラマ「探偵・由利麟太郎」(火曜午後9:00=関西テレビ制作)の初回放送を目前に控えて、思いを語った。

 同作は、昭和を代表するミステリー作家・横溝正史が、金田一耕助よりも前に生み出していた伝説の名探偵・由利麟太郎。その「由利麟太郎」シリーズを現代風に解釈し、初めて連続ドラマ化。京都を舞台に、冷静沈着な白髪の紳士・由利(吉川)が、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助(志尊淳)と共に、数々の奇怪な難事件に挑む。

 吉川は、出演オファーについて「面白い挑戦だなと思いました。そもそも普通のドラマをやるのなら僕には声をかけないでしょう。変わったこと、攻めたことをやりたいというプロデューサーや監督の思いを感じました」と、制作陣の意気込みに触れて快諾したと話す。

 意外にも地上波連続ドラマ初主演作だが「そこは正直に言ってあまり意識していないんですよ。俺でいいの? 大丈夫なの?とは思いましたけどね」と自然体で、「今回の役柄はアメリカのハンターから学んだやり方が彼の基盤になっているという設定。そこからイメージを広げて荒野のカウボーイ的な人物像が見えてきました」と役作りにも抜かりがない。

 また「由利麟太郎は、過去のある事件のことを引きずっていて、心の根底に深い孤独感がある。二度と取り戻せないものをずっと追い求め、人生をさすらっている……。演じるうえでは、そんな彼の内面を、セリフじゃなく横顔や後ろ姿で醸せればと思っていました。だから劇中でも、必要最小限しかしゃべっていません。たまには、こういう主人公がいてもいいんじゃないですか?(笑)」とキャラクターの魅力にも触れた。

 弓道のシーンもあるが「打ち合わせの時、ちょっと前から弓をやり始めたという話をしたら『それいいですね!』と言われて、由利麟太郎も弓道をたしなんでいる設定になりました」と日頃からのチャレンジ精神が生かされているようで、「事件の真相を見抜くべく精神を集中させるくだりで、弓道のシーンが出てきます。由利が事件現場などでよく見せる手のポーズも、実は弓道と関係があります」と明かした。

 そして、由利の弱点が、先端恐怖症であることから、吉川自身について聞くと「高い所が苦手です(笑)。今回、撮影所の屋上から下をのぞき込むというシーンがあったんですが、『吉川さん、もっと身を乗り出してください』と指示されて……。なんとなく、カメラマンも僕を見ながらニヤニヤしているんですよ。だから、あれは僕の弱点を誰かスタッフが知っていて、わざといじめたんじゃないかと疑っています(笑)。下が水なら、10mとか15mの高さでも、平気で飛び込めるんですけどね。コンクリートだと怖くて、下を見るだけでもダメです。逆に飛行機くらいの高さなら、むしろ大丈夫なんですけど(笑)」と意外なエピソードも披露。

 最後には「地上波のドラマとしては攻めた、挑戦的な企画だと思っています。まずは、その不思議な手触りを楽しんでほしいですね。そして、由利麟太郎と助手の俊助、さらに田辺(誠一)くんが演じる等々力警部を加えた3人のやりとりにも、ぜひ注目してください。“ホラーミステリー”の中で、ちょっとしたアクセントになっていると思います」と作品の見どころで締めくくった。

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