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市原隼人、柿澤勇人、尾上松也が「鎌倉殿の13人」に出演決定!2022/02/17

市原隼人、柿澤勇人、尾上松也が「鎌倉殿の13人」に出演決定!

 市原隼人、柿澤勇人、尾上松也が、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8:00ほか)に出演することが、公式Twitter(https://twitter.com/nhk_kamakura13)で発表された。

 三谷幸喜が脚本を担当、小栗旬が主演を務める本作は、源頼朝の妻となる北条政子の弟・北条義時を主人公に、地方の豪族から頼朝の第一の側近となった義時が、その後いかにして頂点に上り詰めたのかを、鎌倉幕府を支えた武士たちの姿を絡めて描くもの。

市原隼人、柿澤勇人、尾上松也が「鎌倉殿の13人」に出演決定!

 市原が演じるのは、北条の敵か味方か、幕府宿老の中のミステリアスな存在・八田知家。市原は「生々しい泥臭さと人間臭さをまとい、いまだ多くの謎に包まれている13人の合議制の1人の武将、八田知家を演じさせていただきます。このたびの大河ドラマで三谷さんが八田の歴史を記すと言っても過言ではありません。私自身、楽しみにしております。日本人として歴史ものの作品に携われる喜びをかみ締めながら、今一度わびさびの心を見つめ直し、参加させていただきます」と意欲を燃やす。

市原隼人、柿澤勇人、尾上松也が「鎌倉殿の13人」に出演決定!

 柿澤は、頼朝の次男として優れた政治を行うが、その急死が京と鎌倉の激震を呼ぶ源実朝役を務める。「源実朝という役は第3代征夷大将軍で、源氏の最後の将軍ということになります」と説明し、「実は先日、脚本家の三谷幸喜さんと、実朝が最期を遂げた鶴岡八幡宮にご祈祷(きとう)に行ってきました。その際に三谷さんと実朝についてお話しました。これまで実朝という人物が政治や戦い、争いなどに消極的だったがゆえに、逃げるかのように蹴鞠(けまり)や和歌といった趣味に興じていたという、わりと文弱な将軍というイメージだったんですけど、決してそうではなくて、実は蹴鞠や和歌に没頭したのも朝廷側とのコミュニケーションを取って、より豊かな国にしようとか、そういった政治も含め、実はすごく賢い人間だったんじゃないのか、という話もしました。宋(中国)に渡る船をつくって最終的にはそれは失敗に終わったんですけど、それも海外に向けての政治みたいなものを考えていたんじゃないのか、など『新しい実朝をつくりたい』という話をさせていただきました」と役作りについて、三谷と話し合ったことを明かす。

 加えて「毎週、僕も本当に楽しく『鎌倉殿の13人』を拝見していますし、僕の実朝が登場する頃には、僕もこのドラマにより貢献できるように、たくさん資料を読んで新しい実朝として頑張りたいと思っております。そうそうたるメンバーの方々がそろっております。一方でこれまで共演した方もたくさんいらっしゃるので、心強いなと思いますし、初めての方ももちろんたくさんいらっしゃるので、そういった出会いを大切に、感謝しつつ刺激を受けて僕も成長できたらと思います」と意気込んでいる。

市原隼人、柿澤勇人、尾上松也が「鎌倉殿の13人」に出演決定!

 また、松也は、後白河の孫で文武に秀でた偉大なる帝王、その誇りが義時に牙をむく後鳥羽上皇役を担う。今回のオファーを受け、松也は「小栗旬さんがこの大河ドラマに主演されると聞いた時、普段から仲良くさせていただいている身として非常にうれしくて、ドラマを楽しみにしていたところもあります。ちょうど小栗さんがこのドラマの出演が決まった時に、たまたま電話でお話させていただく機会があり、“『鎌倉殿の13人』で何か一緒にやりたいね”なんて話も、実はしていました。でも13人の中に私の名前はなく、正直憤りを感じていたわけですが(笑)、まさか最後の最後に後鳥羽上皇としてお話をいただけるとは思ってもいなかったので、非常にうれしかったです」と念願の出演だったことを告白する。

 役柄については、「今回の物語では後鳥羽上皇は義時に対しての最後のボス、『ラスボス』と言っても過言ではないと思っております。義時に対して挙兵しまして、最終的には敗北してしまうわけですけれども、最後の大きな壁として義時に立ちふさがり、そして後鳥羽上皇を超えて義時が君主として世を治めていくということになります」と解釈し、「物語の中ではとても重要な役どころと思っておりますので、これからどんどん役を掘り下げて深めていきたいと思っております」と撮影に向け、準備を整えている様子。

 そして、「今回の大河ドラマの楽しみは何といっても、三谷幸喜さんの脚本ということで、いつもと違う切り口で義時を描いていらっしゃると思います。個人的に仲良くさせていただいている役者さんもたくさんいらっしゃいますので、その一員になれたことはすごくうれしいですし、楽しみです。皆さんがどのように作品を盛り上げるのかというのを一視聴者として楽しませてもらいながら、最終的には自分もその一員になれたらなと思っております」と期待を寄せている。


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