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堤真一主演で「妻、小学生になる。」がドラマ化。10歳の姿になって現れた亡き妻に戸惑う愛妻家役2021/11/04

堤真一主演で「妻、小学生になる。」がドラマ化。10歳の姿になって現れた亡き妻に戸惑う愛妻家役

 堤真一が、TBS系で2022年1月にスタートする連続ドラマ「妻、小学生になる。」(金曜午後10:00、開始日未定)で主演を務めることが分かった。

 同局のドラマに出演するのは、2006年に放送された「セーラー服と機関銃」以来16年ぶりとなる堤は、「もうそんなに経ったのですね…。感覚的にはあまりそう感じないのですが、本当に久しぶりですね。これから撮影に入るのですが、みんなで楽しく撮影できればいいなと思っています。とても不思議な設定の作品ですが、僕自身も最終回までどうなっていくのか本当に楽しみにしております」と期待している。

堤真一主演で「妻、小学生になる。」がドラマ化。10歳の姿になって現れた亡き妻に戸惑う愛妻家役

 ドラマの原作は、芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融氏による同名漫画。10年前に愛する妻を亡くして生きる意味を失った夫とその娘が、思わぬ形で妻(母)と奇跡の再会をするところから物語は始まる。なんと彼女は生まれ変わって、10歳の小学生の女の子になっていた。夫と娘はその姿に戸惑いながらも、10年ぶりに彼女に尻をたたかれ叱咤激励(しったげきれい)される。突然の別れから10年。愛妻家の男と、妻(外見は小学生)、そして大人になりきれない娘の、ちょっと変わった3人による家族再生の物語だ。

 堤が演じるのは、10年前に最愛の妻・貴恵を亡くしてから、妻のいない残りの人生を“余生”だと思って生きている愛妻家の夫・新島圭介。全く生気が感じられないため、周囲からは陰鬱な男に見られている。たった1人の家族である一人娘の麻衣の幸せを誰よりも願っているものの、生活費を稼ぐ以外何もしてやれていないことが心苦しく、コミュニケーションすらうまく取れていないという人物だ。

 堤は「脚本がすごく面白かったです。原作の漫画は随分前に読んだことがあるのですが、ドラマの脚本は漫画の世界とはまた違って、非常にリアルに描かれていて、これが今後どう展開していくのか、僕自身が今ものすごく楽しみにしています」と胸を躍らせる。

 そして「今回、設定としてはすごく難しい役どころですね。実際に『妻が小学生になったら』と考えてみても、どう作り上げていいものか難しいですが、演出家の方と話しながら、僕が演じる新島圭介を作っていこうと思っています。妻が小学生になったことを、圭介がどう受け入れて、そしてどのように進んでいくのか、微塵の疑いもないようにしないといけないなと感じています」と心構えを語っている。

 村田氏は「漫画家としてまだ生計を立てられていないころに、『いつか実写化されるような作品を考えよう』という気持ちで描き出したのが『妻、小学生になる。』でした。気付けば連載することができ、巻数も増え、そしてついに実写化することが決まりました。大変な時世の中、『妻、小学生になる。』の制作に携わる関係者の皆さまには本当に感謝です。そしてこの作品を応援し、支えてくださった読者の皆さま、本当にありがとうございます。ドラマ化した『妻、小学生になる。』の方も、ぜひともお楽しみください」とメッセージを寄せている。


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