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東京パラリンピックの競技を解説【自転車競技/トラック】専用競技場でのスピード感あふれる短距離の勝負2021/08/23

パラリンピック 自転車(木村和平/倉林巧和)写真:ZUMA Press/アフロ

 自転車競技のロード種目がパラリンピックの正式競技に加わったのは、1984年ニューヨーク/ストークマンデビル大会からで、トラック種目は1996年アトランタ大会から。対象は身体障がいと視覚障がいで、四つのクラスがある。オリンピック競技とほぼ同じルールで行われるが、出場する選手の障がいにより、使用する自転車が異なる点が最大の特徴だ。

 トラック種目はオリンピックと同様に、静岡にあるすり鉢状の傾斜がついた自転車専用競技場・伊豆ベロドロームが舞台になる。クラスは一般的な競技用2輪自転車を使用するCクラスと、2人乗りのタンデム自転車を使用するBクラスに大別され、個人種目の「タイムトライアル」と「パシュート(追い抜き)」、1チーム3人の団体戦「チームスプリント」が実施される。

 Cクラスは、四肢の切断や欠損、まひなどで運動機能に障がいがある選手のクラスで、障がいの程度によって重い方から順にC1からC5に分けられる。個人2種目は男女別、距離別に計16種目、チームスプリントは男女混合1種目が行われる。自転車は選手の障がいに合わせた最小限の改造が認められ、上肢障がいの選手はハンドルの形を変えられたり、義足の選手は義足をペダルに固定できたりする。

 Bクラスは視覚障がいを対象とするが、障がいの程度に応じたクラス分けはなく、一つのクラスで競い合う。競技に使用する2人乗りのタンデム自転車は、前の席にパイロットと呼ばれる晴眼の選手が乗り、後ろの席に視覚障がいの選手が乗る。ペダルは前後が連動して動くが、ハンドルは前だけが動き、後ろは固定されている。ペダルは前後が連動して動くが、ハンドルは前だけが動き、後ろは固定されている、後方に視覚障がいの選手が乗る。ペダルは前後が連動して動くが、ハンドルは前だけが動き、後ろは固定されている。ハンドル操作やコース取り、状況判断はパイロットが行う。選手はパイロットがペダルを漕ぐリズムに合わせて自分も漕ぎ、ハンドル操作に合わせて体を左右に傾ける。2人の漕ぐタイミングや傾ける角度がずれるとタイムロスにつながるが、高速走行中に声をかけ合って動きを一致させるのは難しい。日頃の練習を通じて磨いたコンビネーションとあうんの呼吸が大事なる。2人の動きが完全にシンクロした際の走行は美しさが感じられ、一見の価値あり。

 トラック種目で強さを発揮するのはイギリス、中国、オーストラリアなど。日本からは4大会連続出場の藤田征樹(C3)ら男女計4人がトラック、ロードとも出場。藤田は前回2016年リオデジャネイロ大会男子ロードタイムトライアルC3で銀メダルを獲得しているが、トラックではどんな走りを見せるか。

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